2025年8月27日 21時53分
ダウ先物は小動き 引け後のエヌビディアの決算に注目集まる=米国株
米株価指数先物(9月限)(NY時間08:36)(日本時間21:36)
ダウ先物 45489(0.00 0.00%)
S&P500 6480.75(-1.75 -0.03%)
ナスダック100先物 23576.75(-14.75 -0.06%)
きょうの米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500、ナスダック100とも小動き。投資家の注目は、強気相場の行方を左右しかねないエヌビディア<NVDA>の決算に集まっている。エヌビディアはS&P500で最大のウェートを持ち、市場全体のバロメーターかつAI開発の主要指標とみなされている。
同社の決算は、特に先週下落したマグニフィセント7が反発できるかどうかを含め、今年の米株式市場の上昇を減速させるか、さらに押し上げるかを左右する可能性があるとの見方もあるようだ。
同社は過去12四半期のうち11回で予想を上回る決算を発表しているが、そのうち4回は発表後に株価が下落。今回も様々な見方が出ており、好決算を発表しても下落の可能性があるとの見方まで出ているようだ。IT・ハイテク株が高バリュエーションで推移する中、利益確定の好機とみなす可能性があり、これが調整を加速させる可能性があると指摘している。
一部からは「投資家が不安を感じているのは理解できるし、エヌビディアは直近数回の決算は株価の反応が良くなかった。ただし、ストーリーの本筋は変わらない。世界経済の最大の構造変化の中心にいる最も重要な企業の1つであることに変わりはなく、例え株価がネガティブな反応を示しても仮説は変わらない」とのコメントも出ている。「皆が状況を把握しようとしている。これはまだ試合の1回なのか2回なのか、それとも終盤なのかを探っている」とも述べた。
今週は8月最終週だが、例年8月は米株式市場にとって厳しい月とされる。それでも、FRBの9月利下げ期待が高まる中で、今月は米主要3指数ともに上昇基調を維持。S&P500は月間で2%上昇、ダウ平均は2.9%高、ナスダックは2%高となっている。
損保のアスペン・インシュアランス<AHL>が時間外で上昇。日本のSOMPOが5000億円で同社を買収で最終調整と報じられた。日本経済新聞が報じた。
決済サービスのペイパル<PYPL>が時間外で下落。ドイツで複数の銀行が、不審または不正とみられる支払いを受けて、ペイパルの口座振替を停止したと報じられた。南ドイツ新聞が伝えた。
データベースのプラットフォームを手掛けるモンゴDB<MDB>が決算を受け時間外で大幅高。1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正している。
ユーザー管理や分析レポートのソフトウエア開発のオクタ<OKTA>が決算を受け時間外で上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正した。第3四半期の売上高見通しも予想を上回っている。
金融ソフトウェアのエヌシノ<NCNO>が決算を受け時間外で上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正している。
(NY時間08:46)(日本時間21:46)時間外
アスペン<AHL> 36.32(+4.11 +12.76%)
ペイパル<PYPL> 68.60(-1.58 -2.25%)
モンゴDB<MDB> 278.00(+63.66 +29.70%)
オクタ<OKTA> 95.90(+4.34 +4.74%)
エヌシノ<NCNO> 31.00(+2.31 +8.05%)
アップル<AAPL> 228.85(-0.46 -0.20%)
マイクロソフト<MSFT> 503.35(+1.31 +0.26%)
アマゾン<AMZN> 228.57(-0.14 -0.06%)
アルファベットC<GOOG> 207.08(-0.87 -0.42%)
アルファベットA<GOOGL> 206.32(-0.82 -0.40%)
テスラ<TSLA> 352.36(+0.69 +0.20%)
メタ<META> 751.34(-2.76 -0.37%)
エヌビディア<NVDA> 182.61(+0.84 +0.46%)
AMD<AMD> 166.79(+0.17 +0.10%)
イーライリリー<LLY> 743.00(+6.97 +0.95%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 45489(0.00 0.00%)
S&P500 6480.75(-1.75 -0.03%)
ナスダック100先物 23576.75(-14.75 -0.06%)
きょうの米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500、ナスダック100とも小動き。投資家の注目は、強気相場の行方を左右しかねないエヌビディア<NVDA>の決算に集まっている。エヌビディアはS&P500で最大のウェートを持ち、市場全体のバロメーターかつAI開発の主要指標とみなされている。
同社の決算は、特に先週下落したマグニフィセント7が反発できるかどうかを含め、今年の米株式市場の上昇を減速させるか、さらに押し上げるかを左右する可能性があるとの見方もあるようだ。
同社は過去12四半期のうち11回で予想を上回る決算を発表しているが、そのうち4回は発表後に株価が下落。今回も様々な見方が出ており、好決算を発表しても下落の可能性があるとの見方まで出ているようだ。IT・ハイテク株が高バリュエーションで推移する中、利益確定の好機とみなす可能性があり、これが調整を加速させる可能性があると指摘している。
一部からは「投資家が不安を感じているのは理解できるし、エヌビディアは直近数回の決算は株価の反応が良くなかった。ただし、ストーリーの本筋は変わらない。世界経済の最大の構造変化の中心にいる最も重要な企業の1つであることに変わりはなく、例え株価がネガティブな反応を示しても仮説は変わらない」とのコメントも出ている。「皆が状況を把握しようとしている。これはまだ試合の1回なのか2回なのか、それとも終盤なのかを探っている」とも述べた。
今週は8月最終週だが、例年8月は米株式市場にとって厳しい月とされる。それでも、FRBの9月利下げ期待が高まる中で、今月は米主要3指数ともに上昇基調を維持。S&P500は月間で2%上昇、ダウ平均は2.9%高、ナスダックは2%高となっている。
損保のアスペン・インシュアランス<AHL>が時間外で上昇。日本のSOMPOが5000億円で同社を買収で最終調整と報じられた。日本経済新聞が報じた。
決済サービスのペイパル<PYPL>が時間外で下落。ドイツで複数の銀行が、不審または不正とみられる支払いを受けて、ペイパルの口座振替を停止したと報じられた。南ドイツ新聞が伝えた。
データベースのプラットフォームを手掛けるモンゴDB<MDB>が決算を受け時間外で大幅高。1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正している。
ユーザー管理や分析レポートのソフトウエア開発のオクタ<OKTA>が決算を受け時間外で上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正した。第3四半期の売上高見通しも予想を上回っている。
金融ソフトウェアのエヌシノ<NCNO>が決算を受け時間外で上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正している。
(NY時間08:46)(日本時間21:46)時間外
アスペン<AHL> 36.32(+4.11 +12.76%)
ペイパル<PYPL> 68.60(-1.58 -2.25%)
モンゴDB<MDB> 278.00(+63.66 +29.70%)
オクタ<OKTA> 95.90(+4.34 +4.74%)
エヌシノ<NCNO> 31.00(+2.31 +8.05%)
アップル<AAPL> 228.85(-0.46 -0.20%)
マイクロソフト<MSFT> 503.35(+1.31 +0.26%)
アマゾン<AMZN> 228.57(-0.14 -0.06%)
アルファベットC<GOOG> 207.08(-0.87 -0.42%)
アルファベットA<GOOGL> 206.32(-0.82 -0.40%)
テスラ<TSLA> 352.36(+0.69 +0.20%)
メタ<META> 751.34(-2.76 -0.37%)
エヌビディア<NVDA> 182.61(+0.84 +0.46%)
AMD<AMD> 166.79(+0.17 +0.10%)
イーライリリー<LLY> 743.00(+6.97 +0.95%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース