2025年6月10日 22時41分
マクドナルドが下落 アナリストが目標株価を260ドルに=米国株個別
(NY時間09:40)(日本時間22:40)
マクドナルド<MCD> 301.47(-3.31 -1.09%)
マクドナルド<MCD>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に2段階引き下げ、目標株価を260ドルとした。ウォール街の予想では最低水準。減量薬(GLP-1)が消費者の食欲を抑制していることの影響を過小評価していると指摘している。
アナリストは「GLP-1薬の影響は累積的で、個人ユーザーの枠を超えてグループでの外食の習慣や行動を変化させる可能性がある」とした上で、「現在の1%の押し下げ要因が将来的には10%以上になる可能性もある」と警告している。特に低所得層やグループ利用に強いブランドが影響を受けやすいという。
また、米国の外食業界に対しては、メニュー価格の継続的な値上げによる消費者の疲弊感や、関税による価格上昇といった逆風についても言及。価格決定力の弱いブランドは圧力を受けると分析している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
マクドナルド<MCD> 301.47(-3.31 -1.09%)
マクドナルド<MCD>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に2段階引き下げ、目標株価を260ドルとした。ウォール街の予想では最低水準。減量薬(GLP-1)が消費者の食欲を抑制していることの影響を過小評価していると指摘している。
アナリストは「GLP-1薬の影響は累積的で、個人ユーザーの枠を超えてグループでの外食の習慣や行動を変化させる可能性がある」とした上で、「現在の1%の押し下げ要因が将来的には10%以上になる可能性もある」と警告している。特に低所得層やグループ利用に強いブランドが影響を受けやすいという。
また、米国の外食業界に対しては、メニュー価格の継続的な値上げによる消費者の疲弊感や、関税による価格上昇といった逆風についても言及。価格決定力の弱いブランドは圧力を受けると分析している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース