（NY時間10:36）（日本時間00:36）
ＵＰＳ<UPS>　129.62（+2.15　+1.68%）

　宅配のＵＰＳ<UPS>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。目標株価は従来の１５０ドルを維持。貨物不況が終焉を迎える可能性があると述べている。

　「貨物不況が今年中に終息する可能性があることに加え、同社のダイナミック・プライシングモデルとコスト削減策による恩恵を見込んでいる」と指摘した。

　これらの利益が、米郵便公社のシュアポストのラストマイル輸送の残り部分の内製化、アマゾン<AMZN>からの売上減からの配送量の減少、そしてチームスター労働組合との高コストの労働契約を相殺すると考えているという。

【企業概要】
　世界各国での配送サービスに加え、グローバルなサプライチェーンマネジメントソリューションを提供する。輸送・配送、流通、コントラクト物流、海上・航空貨物、通関・保険サービスなどを手掛け、貨物航空会社と代替燃料の配送車両を所有・運営する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース