2024年3月4日 23時58分
スピリット・エアロが続伸 ボーイングとの交渉を正式に認める=米国株個別
(NY時間09:46)(日本時間23:46)
スピリット・エアロ<SPR> 33.65(+0.67 +2.03%)
ボーイング<BA> 198.40(-1.60 -0.80%)
スピリット・エアロシステムズ<SPR>が続伸。先週末引け後にボーイング<BA>が同社と買収で協議していることが正式に伝わった。先週末の取引時間中に観測報道が流れ、同社株は買いが優勢となっていた。スピリット・エアロは元々ボーイング傘下だったが、2005年に事業分離された。
1月にはボーイングの737MAX-9型機で非常ドアが吹き飛ぶ事故が発生したが、スピリット・エアロ製の部品が深くかかわっている。
スピリット・エアロは戦略的な選択肢を模索するためにアドバイザーを採用し、ボーイングと予備的な話し合いをしたとも伝わっていた。スピリット・エアロは欧州のエアバス向けに翼を製造する北アイルランド事業についても売却を模索しているとも伝わっていた。
【企業概要】
民間航空機・防衛用航空機・ビジネスジェット機・リージョナルジェット機用の航空機構造を製造する。アルミニウムや高度な複合材製造ソリューションの専門知識を活用し、子会社を通じて航空機のOEMメーカー等向けに、胴体、統合翼および翼部品、パイロン、ナセル、その他製品を提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
スピリット・エアロ<SPR> 33.65(+0.67 +2.03%)
ボーイング<BA> 198.40(-1.60 -0.80%)
スピリット・エアロシステムズ<SPR>が続伸。先週末引け後にボーイング<BA>が同社と買収で協議していることが正式に伝わった。先週末の取引時間中に観測報道が流れ、同社株は買いが優勢となっていた。スピリット・エアロは元々ボーイング傘下だったが、2005年に事業分離された。
1月にはボーイングの737MAX-9型機で非常ドアが吹き飛ぶ事故が発生したが、スピリット・エアロ製の部品が深くかかわっている。
スピリット・エアロは戦略的な選択肢を模索するためにアドバイザーを採用し、ボーイングと予備的な話し合いをしたとも伝わっていた。スピリット・エアロは欧州のエアバス向けに翼を製造する北アイルランド事業についても売却を模索しているとも伝わっていた。
【企業概要】
民間航空機・防衛用航空機・ビジネスジェット機・リージョナルジェット機用の航空機構造を製造する。アルミニウムや高度な複合材製造ソリューションの専門知識を活用し、子会社を通じて航空機のOEMメーカー等向けに、胴体、統合翼および翼部品、パイロン、ナセル、その他製品を提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美