NYダウ (31日終値)
41,763.46
-378.08
-0.90%
S&P500 (31日終値)
5,705.45
-108.22
-1.87%
ナスダック総合 (31日終値)
18,095.15
-512.78
-2.76%
探検
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  L3ハリス・テクノロジーズ【LHX】
  •  >  ニュース
  •  >  ダウ平均は小幅続伸もナスダックは大幅安 大手IT・ハイテクの好決算にネガティブな反応=米国株序盤
  • L3ハリス・テクノロジーズ【LHX】最新ニュース

    NYSE
    株価 15分ディレイ
    LHX
    L3ハリス・テクノロジーズ
    $247.47
    前日比
    +2.06 (+0.84%)
    NY時間
    31日 16:00
    日本時間
    01日 05:00
    $247.65
    +0.18 (+0.07%)
    31日 18:45
    01日 07:45
    PER
    PSR
    利回り
    %
    比較される銘柄
    NOC BA LMT HON QRVO
    時価総額 469億7,137万ドル
    PER・PSRについて

    株探プレミアムに登録すると...

    初回30日間無料!

    日本語に翻訳された適時開情報をご覧いただけます。(翻訳対象は拡大予定です)

    銘柄ニュース
    戻る
    2024年2月1日 1時25分

    ダウ平均は小幅続伸もナスダックは大幅安 大手IT・ハイテクの好決算にネガティブな反応=米国株序盤

    NY株式31日(NY時間11:13)(日本時間01:13)
    ダウ平均   38517.98(+50.67 +0.13%)
    ナスダック   15289.86(-220.04 -1.42%)
    CME日経平均先物 35995(大証終比:-375 -1.04%)

     きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅に4日続伸し、最高値更新が続いている一方、ナスダックは大幅安となっている。前日決算を発表した大手IT・ハイテク株がネガティブな反応を示していることで、他のIT・ハイテク株にも売りが広がっている。

     マイクロソフト<MSFT>、アルファベット<GOOG>、AMD<AMD>が前日引け後に決算を発表していたが、概ね良好な決算ではあったものの、事前に強まっていた高い期待からは物足りないとの反応のようだ。材料出尽くし感に類似した売りも出ている模様。

     「良い数字だが、事前の期待値が高かった。これらの企業は素晴らしい成長を見せており、非常に強い立場にあるが、市場が織り込んでいる期待値からすると、短期的な上昇幅は限定的なものになる」との見解も聞かれた。

     ただ、目先の反応は冴えないものの、これまで高めていた期待の調整が一段落すれば、再び株価は上値を目指すとの見方も少なくないようだ。

     マイクロソフト<MSFT>が軟調。一旦プラス圏に転じたものの、再びマイナス圏に沈んでいる。アジュール部門が予想以上の伸びを示し、アクティビジョン・ブリザードの買収完了で注目されていたXboxのコンテンツとサービスの売上高も61%急増していた。しかし、クラウド部門のより大きな成長を期待していた投資家にとっては物足りない内容であったようだ。

     アルファベット<GOOG>はグーグル広告の売上高が予想を下回ったことに失望感が広がっている。ユーチューブの広告収入は予想範内となったものの、中核の検索広告が予想を下回った。

     AMD<AMD>は第1四半期の売上高見通しに失望感が広がっているようだ。 同社は先月、MI300と呼ばれるAIアクセラレーターの製品ラインを発表。24年の同ラインナップの売上高を20億ドル以上と予測していたが、その見通しを35億ドルに上方修正した。ただ、反応は鈍い。市場は最大80億ドルを見込んでいる。

     本日は午後にFOMCの結果発表を控えている。今回は据え置きが確実視されているが、FRBのスタンスを探るうえで、パウエル議長の会見が注目されそうだ。前回のFOMCでは、委員の金利見通し(ドット・プロット)が今年3回の利下げを見込み、ハト派サプライズとなった。

     市場では、3月利下げ開始の可能性をまだ完全に排除していないようだ。この日発表になったADP雇用統計や雇用コスト指数が労働市場の冷え込みを示したことで、早期利下げ期待を再び高めている。短期金融市場では、3月の利下げ開始期待を再び65%の確率まで引き上げている状況。5月FOMCまでの利下げ開始は95%程度まで織り込んでいる。

     ただ、今月発表の米雇用統計や消費者物価指数(CPI)が予想を上回る内容となり、先週のGDP速報値も強い内容となった。PCEデフレータはインフレ鈍化を期待させる内容ではあったが、パウエル議長の会見は、市場の早期利下げ期待にブレーキをかけるタカ派な内容になるのとも見られている。日本時間1日午前4時に結果発表、4時半にパウエル議長の会見が始まる予定。

     ボーイング<BA>が上昇。取引開始前に決算を発表し、売上高が予想を上回ったほか、フリーキャッシュフロー(FCF)も予想を上回った。ただ、MAX-9の事故の影響を精査するため通期の見通しについては公表を取りやめた。

     地銀のニューヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)<NYCB>が一時40%以上急落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株損益が予想外の赤字となったほか、経常収益も予想を下回った。純受取利息(NII)が予想を下回ったほか、貸倒引当金が予想以上に膨らんことが影響した。この決算を受けて同銀は減配を発表。四半期配当を従来の0.17ドルから0.05ドルに引き下げると発表。

     メディアのパラマウント・グローバル<PARA>が上昇。メディア界の大物のアレン氏が同社の発行済み株式の全てを取得するため143億ドルの買収案を提示したと伝わった。

     本日は引け後にクアルコム<QCOM>が決算を発表予定。

    ボーイング<BA> 211.63(+11.19 +5.58%)
    パラマウント<PARA> 14.79(+1.11 +8.11%)
    NYCB<NYCB> 6.80(-3.59 -34.54%)

    アップル<AAPL> 185.55(-2.49 -1.32%)
    マイクロソフト<MSFT> 404.08(-4.51 -1.10%)
    アマゾン<AMZN> 156.07(-2.93 -1.84%)
    アルファベットC<GOOG> 143.53(-9.53 -6.22%)
    テスラ<TSLA> 190.07(-1.52 -0.79%)
    メタ・プラットフォームズ<META> 393.15(-6.91 -1.73%)
    AMD<AMD> 165.74(-6.32 -3.67%)
    エヌビディア<NVDA> 612.37(-15.37 -2.45%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美