2025年2月26日 22時45分
ダウ先物は上昇 本日引け後のエヌビディアの決算待ちの雰囲気も=米国株
米株価指数先物(3月限)(NY時間08:32)(日本時間22:32)
ダウ先物 43816(+126.00 +0.29%)
S&P500 6003.00(+33.00 +0.55%)
ナスダック100先物 21327.00(+178.00 +0.84%)
きょうの米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500、ナスダック100とも上昇しており、本日は上昇して始まりそうな気配だ。前日に米下院が2026会計年度(25年10月-26年9月)の予算決議案を賛成多数で可決したことで市場は、トランプ大統領が公約に掲げていた減税措置延長に向けて早期行動の可能性を高めている。予算決議案は予算の大枠。
前日は米消費者信頼感指数が予想を下回ったことで米株式市場はIT・ハイテク株中心に売りが強まったが、ナスダックは下げたものの、ダウ平均はプラスに転じるなど下値での押し目買いも見られていた。
先週の失望感を誘う小売売上高や弱いミシガン大消費者信頼感指数など、この1週間の一連の米経済指標は米経済の先行き不安を高めている。そのような中、投資家は本日引け後のエヌビディア<NVDA>の決算を待っている。
一部からは、これが市場の次のきっかけになるかもしれないとの声も出ている。今回の決算は同社にとって極めて重要な時期に行われ、中国のディープシークの出現が、かつて盛り上がったAIビジネスの持続可能性に疑問を投げかけた。トランプ大統領の貿易政策などへの警戒感もあり、大手半導体や他のモメンタム・プレイも失速の兆しを見せている。
一部からはからは本日のエヌビディアの決算について、「9月と同じような展開になると思う。コンセンサス予想は上回るだろうが、市場は失望するだろう」といった声も聞かれる。
本日は上昇して始まりそうだが、上値は軽くはない雰囲気ではある。
GM<GM>が時間外で上昇。取引開始前に同社の取締役会が60億ドルの追加の自社株買いを承認したと伝わった。四半期配当についても増配を発表。
ホームセンター2位のロウズ・カンパニーズ<LOW>が決算を受け時間外で上昇。既存店売上高が予想外の増収となったほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。
サーバーのスーパー・マイクロ<SMCI>が時間外で5日ぶりに大幅反発。前日の引け後に遅延していた2024年度6月30日終了の年次報告書(フォーム10K)を当局に提出した。そのほか、7-9月期(第1四半期)と10-12月期(第2四半期)の四半期報告書(フォーム10Q)も提出。
電気自動車(EV)のルーシッド<LCID>が決算を受け時間外で下落。売上高が予想を上回ったほか、1株損益の赤字も予想ほど膨らまなかった。ただ、アナリストからはネガティブなコメントも出ている。
鉱山のフリーポート・マクモラン<FCX>が時間外で上昇。トランプ大統領がきのう、銅への輸入関税賦課につながる可能性がある調査を商務省に指示する大統領令に署名した。
(NY時間08:42)(日本時間22:42)時間外
GM<GM> 48.54(+1.83 +3.92%)
ロウズ<LOW> 251.00(+8.61 +3.55%)
スーパー・マイクロ<SMCI> 54.72(+9.18 +20.16%)
ルーシッド<LCID> 2.42(-0.19 -7.28%)
フリーポート<FCX> 38.72(+1.96 +5.33%)
アップル<AAPL> 245.75(-1.29 -0.52%)
マイクロソフト<MSFT> 399.76(+1.86 +0.47%)
アマゾン<AMZN> 214.80(+2.00 +0.94%)
アルファベット<GOOG> 178.91(+1.54 +0.87%)
テスラ<TSLA> 307.37(+4.57 +1.51%)
メタ<META> 663.00(+5.50 +0.84%)
エヌビディア<NVDA> 130.08(+3.45 +2.72%)
AMD<AMD> 105.21(+1.25 +1.20%)
イーライリリー<LLY> 900.01(-1.79 -0.20%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 43816(+126.00 +0.29%)
S&P500 6003.00(+33.00 +0.55%)
ナスダック100先物 21327.00(+178.00 +0.84%)
きょうの米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500、ナスダック100とも上昇しており、本日は上昇して始まりそうな気配だ。前日に米下院が2026会計年度(25年10月-26年9月)の予算決議案を賛成多数で可決したことで市場は、トランプ大統領が公約に掲げていた減税措置延長に向けて早期行動の可能性を高めている。予算決議案は予算の大枠。
前日は米消費者信頼感指数が予想を下回ったことで米株式市場はIT・ハイテク株中心に売りが強まったが、ナスダックは下げたものの、ダウ平均はプラスに転じるなど下値での押し目買いも見られていた。
先週の失望感を誘う小売売上高や弱いミシガン大消費者信頼感指数など、この1週間の一連の米経済指標は米経済の先行き不安を高めている。そのような中、投資家は本日引け後のエヌビディア<NVDA>の決算を待っている。
一部からは、これが市場の次のきっかけになるかもしれないとの声も出ている。今回の決算は同社にとって極めて重要な時期に行われ、中国のディープシークの出現が、かつて盛り上がったAIビジネスの持続可能性に疑問を投げかけた。トランプ大統領の貿易政策などへの警戒感もあり、大手半導体や他のモメンタム・プレイも失速の兆しを見せている。
一部からはからは本日のエヌビディアの決算について、「9月と同じような展開になると思う。コンセンサス予想は上回るだろうが、市場は失望するだろう」といった声も聞かれる。
本日は上昇して始まりそうだが、上値は軽くはない雰囲気ではある。
GM<GM>が時間外で上昇。取引開始前に同社の取締役会が60億ドルの追加の自社株買いを承認したと伝わった。四半期配当についても増配を発表。
ホームセンター2位のロウズ・カンパニーズ<LOW>が決算を受け時間外で上昇。既存店売上高が予想外の増収となったほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。
サーバーのスーパー・マイクロ<SMCI>が時間外で5日ぶりに大幅反発。前日の引け後に遅延していた2024年度6月30日終了の年次報告書(フォーム10K)を当局に提出した。そのほか、7-9月期(第1四半期)と10-12月期(第2四半期)の四半期報告書(フォーム10Q)も提出。
電気自動車(EV)のルーシッド<LCID>が決算を受け時間外で下落。売上高が予想を上回ったほか、1株損益の赤字も予想ほど膨らまなかった。ただ、アナリストからはネガティブなコメントも出ている。
鉱山のフリーポート・マクモラン<FCX>が時間外で上昇。トランプ大統領がきのう、銅への輸入関税賦課につながる可能性がある調査を商務省に指示する大統領令に署名した。
(NY時間08:42)(日本時間22:42)時間外
GM<GM> 48.54(+1.83 +3.92%)
ロウズ<LOW> 251.00(+8.61 +3.55%)
スーパー・マイクロ<SMCI> 54.72(+9.18 +20.16%)
ルーシッド<LCID> 2.42(-0.19 -7.28%)
フリーポート<FCX> 38.72(+1.96 +5.33%)
アップル<AAPL> 245.75(-1.29 -0.52%)
マイクロソフト<MSFT> 399.76(+1.86 +0.47%)
アマゾン<AMZN> 214.80(+2.00 +0.94%)
アルファベット<GOOG> 178.91(+1.54 +0.87%)
テスラ<TSLA> 307.37(+4.57 +1.51%)
メタ<META> 663.00(+5.50 +0.84%)
エヌビディア<NVDA> 130.08(+3.45 +2.72%)
AMD<AMD> 105.21(+1.25 +1.20%)
イーライリリー<LLY> 900.01(-1.79 -0.20%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース