2025年6月2日 23時30分
キメラが大幅高 臨床試験の結果を公表=米国株個別
(NY時間10:28)(日本時間23:28)
キメラ<KYMR> 38.00(+8.36 +28.21%)
バイオテクノロジーのキメラ・セラピューティクス<KYMR>が大幅高。同社は先週末に、免疫系疾患を対象とした臨床試験(第1フェーズ)の結果を数字中に公表すると発表したが、本日の取引開始前に試験結果を公表。有望な結果を発表した。
同社は、第一世代経口STAT6阻害剤「KT-621」が、健康なボランティアを対象とした試験で、血液と皮膚において完全なSTAT6分解を達成し、良好な安全性プロファイルを示したと報告した。
血液と皮膚の両方で、50mg以上の用量で完全なSTAT6分解が観察されたとしている。単回投与で6.25mgの単回投与で90%以上の分解が達成。重篤な有害事象もなく、プラセボと類似した安全性プロファイルを示したとしている。
KT-621はアトピー性皮膚炎や喘息などの免疫疾患の抑制が期待されている。
【企業概要】
標的タンパク質分解(TPD)を活用し、既存の治療法では十分に治療できない疾患に対処する低分子治療薬の開発に取り組む臨床段階のバイオテクノロジー会社。経口低分子分解剤のパイプライン構築に注力し、アトピー性皮膚炎、喘息、慢性閉塞性肺疾患、鼻閉性慢性副鼻腔炎などを対象とした臨床試験を進める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
キメラ<KYMR> 38.00(+8.36 +28.21%)
バイオテクノロジーのキメラ・セラピューティクス<KYMR>が大幅高。同社は先週末に、免疫系疾患を対象とした臨床試験(第1フェーズ)の結果を数字中に公表すると発表したが、本日の取引開始前に試験結果を公表。有望な結果を発表した。
同社は、第一世代経口STAT6阻害剤「KT-621」が、健康なボランティアを対象とした試験で、血液と皮膚において完全なSTAT6分解を達成し、良好な安全性プロファイルを示したと報告した。
血液と皮膚の両方で、50mg以上の用量で完全なSTAT6分解が観察されたとしている。単回投与で6.25mgの単回投与で90%以上の分解が達成。重篤な有害事象もなく、プラセボと類似した安全性プロファイルを示したとしている。
KT-621はアトピー性皮膚炎や喘息などの免疫疾患の抑制が期待されている。
【企業概要】
標的タンパク質分解(TPD)を活用し、既存の治療法では十分に治療できない疾患に対処する低分子治療薬の開発に取り組む臨床段階のバイオテクノロジー会社。経口低分子分解剤のパイプライン構築に注力し、アトピー性皮膚炎、喘息、慢性閉塞性肺疾患、鼻閉性慢性副鼻腔炎などを対象とした臨床試験を進める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース