2026年4月24日 2時08分
JPモルガン、プライベートクレジット分野への関与を本格的に強化と伝わる=米国株個別
(NY時間13:08)(日本時間02:08)
JPモルガン<JPM> 311.66(-1.36 -0.43%)
JPモルガン<JPM>は、運用資産約4兆3000億ドルを抱える資産運用部門を通じ、プライベートクレジット分野への関与を本格的に強化する。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
長年の検討を経て、商業銀行部門が組成した融資に大規模な資金を投じる戦略へと踏み出すもので、現在は数十億ドル規模の資金調達に向け機関投資家と協議し、すでに一部コミットメントも確保しているという。
この取り組みは、約1兆8000億ドル規模に拡大した同市場での巻き返しを狙う同社にとって最も積極的な動きとなる。
競合の多くが信用問題を背景に資金流出に直面する中、同銀は体制強化により差を縮める構えだ。将来的には富裕層顧客への提供拡大の可能性もあるが、現時点では計画されていない。
同銀は2016年に関連部門を分社化し、それが後に大手運用会社へ成長した経緯があり、経営陣はその判断を悔やんできた。今回の戦略は、その遅れを取り戻す意味合いも持つ。一方、プライベートクレジット市場は解約増加やAIがソフトウエア業界に与える影響への懸念などから、近年で最も厳しい局面に直面している。
また、ダイモンCEOが同市場のリスクや融資基準の緩みを警告してきたこともあり、今回の参入強化には一部競合からの反発も出ている。それでも同銀幹部は、市場のひずみがむしろ好機となり得るとし、今後の成長機会に強い期待を示している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
JPモルガン<JPM> 311.66(-1.36 -0.43%)
JPモルガン<JPM>は、運用資産約4兆3000億ドルを抱える資産運用部門を通じ、プライベートクレジット分野への関与を本格的に強化する。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
長年の検討を経て、商業銀行部門が組成した融資に大規模な資金を投じる戦略へと踏み出すもので、現在は数十億ドル規模の資金調達に向け機関投資家と協議し、すでに一部コミットメントも確保しているという。
この取り組みは、約1兆8000億ドル規模に拡大した同市場での巻き返しを狙う同社にとって最も積極的な動きとなる。
競合の多くが信用問題を背景に資金流出に直面する中、同銀は体制強化により差を縮める構えだ。将来的には富裕層顧客への提供拡大の可能性もあるが、現時点では計画されていない。
同銀は2016年に関連部門を分社化し、それが後に大手運用会社へ成長した経緯があり、経営陣はその判断を悔やんできた。今回の戦略は、その遅れを取り戻す意味合いも持つ。一方、プライベートクレジット市場は解約増加やAIがソフトウエア業界に与える影響への懸念などから、近年で最も厳しい局面に直面している。
また、ダイモンCEOが同市場のリスクや融資基準の緩みを警告してきたこともあり、今回の参入強化には一部競合からの反発も出ている。それでも同銀幹部は、市場のひずみがむしろ好機となり得るとし、今後の成長機会に強い期待を示している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース