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    2024年1月14日 17時00分

    株価指数先物 【週間展望】 ―過熱警戒もロング優勢の需給状況が継続

     今週の日経225先物は、先週の大幅な上昇に対して過熱感が意識されやすいが、ロング優勢の需給状況が続きそうだ。先週は前週比で一時2390円まで上げ幅を広げた。新NISA(少額投資非課税制度)絡みの需給に加えて、中国マネーの流入が相場を牽引した。さらに、1月のオプションSQを控えて、急ピッチの上昇に対してヘッジ対応の動きを強めたことも一因だった。

     12日はSQに絡んだ商いに加えて、ファーストリテイリング <9983> [東証P]が決算評価により6%を超える上昇で日経平均株価を231円ほど押し上げたこともあり、日経225先物は寄り付きの3万5200円から現物の寄り付き後ほどなくして一時3万5710円まで急伸した。SQ通過後は膠着感の強い値動きを見せていたこともあり、ヘッジ対応の動きが強まった先週までの急ピッチの上昇は落ち着きをみせてきそうだ。

     12日の米国市場では、NYダウが3日ぶりに反落した一方で、S&P500指数は反発、ナスダック指数は6日続伸した。ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が決算を受けて3%を超す下落となったほか、JPモルガン・チェース<JPM>は予想を上回る決算で高値を更新したものの、その後は利益確定売りにより下落に転じており、NYダウの重荷となった。金融の決算ではバンク・オブ・アメリカ<BAC>やウェルズ・ファーゴ<WFC>なども下げており、企業決算への期待感はやや後退した。

     ただし、11日に発表された12月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回ったものの、12日発表の12月の米卸売物価指数(PPI)が前月比で0.1%下落し、インフレ懸念が薄れたことが下支えとなった。今週は16日に米国1月ニューヨーク連銀製造業景気指数、17日に米国12月小売売上高、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、18日に米国12月住宅着工件数、19日に米国1月ミシガン大学消費者信頼感指数などの発表が予定されている。ベージュブックの結果は1月末の連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策決定の際の参考材料となるとみられるため、注目されよう。

     また、米国では決算発表が本格化してきており、今週も16日にゴールドマン・サックス・グループ<GS>、モルガン・スタンレー<MS>、17日にUSバンコープ<USB>、19日にステート・ストリート<STT>など金融機関の発表が予定されている。主要企業の好業績期待が後退するようだと、東京市場でも今後本格化してくる決算に対し慎重姿勢につながりそうである。

     日経225先物は足もとの急伸により、ボリンジャーバンドの+3σを上回る場面も見られており、テクニカル面では過熱感が警戒される。ただし、バンドが拡大していることから、ピーク感は台頭していない。ナイトセッションでは3万5500円を挟んでの保ち合いとなったが、+2σ(3万5180円)と+3σ(3万6050円)によるレンジ内で推移している。過熱感を冷ます流れとなれば、節目の3万5000円処を支持線とした押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。

     12日のVIX指数は12.70(前日は12.44)に上昇した。ただし、5日に付けた14.58をピークに低下しており、12.85に位置する25日移動平均線を下回っているため、昨年12月12日に付けた11.31を意識したトレンドを形成。再び同線を上回ってくるようだと投資家心理を神経質にさせる可能性はあるが、現状ではショートカバーを誘い込みやすいとみておきたい。

     なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で14.26倍に上昇した。昨年12月同様、75日線からのリバウンドを見せるなか、14.08倍に位置する25日、200日線を上放れた。先週はファーストリテイリングの上昇が日経平均型を牽引する格好となっていた。反動安は意識されるものの、中国マネーの流入が観測されるなか、NTロングでのスプレッド狙いが入りやすいだろう。

     12 月第4 週(12 月25 日-29 日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2 週ぶりに買い越しており、買い越し額は2141 億円(12 月第3 週は1166 億円の売り越し)だった。なお、現物は2020 億円の売り越し(同565 億円の買い越し)と3 週ぶりの売り越しであり、先物は4162 億円の買い越し(同1731 億円の売り越し)と3 週ぶりに買い越している。個人は現物と先物の合算で3236 億円の売り越しで、3 週連続の売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で1315 億円の買い越しとなり、4 週ぶりの売り越しだった。

     経済スケジュールでは、16日に米国1月ニューヨーク連銀製造業景気指数、17日に中国10-12月期GDP、中国12月小売売上高、中国12月鉱工業生産、中国1-12月固定資産投資、米国12月小売売上高、米国12月鉱工業生産、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、18日に11月機械受注、米国12月住宅着工件数、19日に12月全国消費者物価指数、米国1月ミシガン大学消費者信頼感指数、米国12月中古住宅販売件数などの発表が予定されている。


    ――プレイバック・マーケット――

    ●SQ値
    02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19
    03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32
    04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76
    05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33
    06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13
    07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68
    08月限 日経225 32013.86  TOPIX  2278.68
    09月限 日経225 32921.39  TOPIX  2370.93
    10月限 日経225 32360.91  TOPIX  2326.75
    11月限 日経225 32454.88  TOPIX  2318.99
    12月限 日経225 32639.57  TOPIX  2343.77
    01月限 日経225 36025.97  TOPIX  2513.46

    ◆日経225先物(日足)
             始値   高値   安値   清算値  前日比
    24/03 01月12日  35320  35710  34990  35610  +360
    24/03 01月11日  34480  35250  34460  35250  +800
    24/03 01月10日  33770  34530  33590  34450  +690
    24/03 01月09日  33360  33970  33270  33760  +440

    ◇TOPIX先物(日足)
             始値   高値   安値   清算値  前日比
    24/03 01月12日  2496.0  2509.5  2475.0  2496.5  +3.0
    24/03 01月11日  2449.0  2493.5  2446.5  2493.5  +46.5
    24/03 01月10日  2413.5  2451.0  2400.0  2447.0  +34.5
    24/03 01月09日  2394.5  2431.0  2390.0  2412.5  +21.0

    ●シカゴ日経平均 円建て
              清算値  前日大阪比
    01月12日(03月限) 35545  -65
    01月11日(03月限) 35205  -45
    01月10日(03月限) 34865  +415
    01月09日(03月限) 33885  +125
    01月08日(03月限) 33890  +570
    ※前日比は大阪取引所終値比

    □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)
            売り   前週末比   買い    前週末比
    01月05日    741億円  -76億円 1兆2811億円  -327億円
    12月29日    817億円  -79億円 1兆3138億円  +5121億円
    12月22日    897億円  +238億円  8017億円  +38億円
    12月15日    659億円  +35億円  7979億円  +236億円
    12月08日    623億円  +315億円  7742億円  -2620億円

    □裁定取引に係る現物ポジション(株数)
            売り      前日比  買い       前日比
    01月10日    2544万株   -271万株  5億5835万株   +272万株
    01月09日    2816万株   -112万株  5億5563万株   +611万株
    01月05日    2929万株   +230万株  5億4952万株   +657万株
    01月04日    2698万株   -366万株  5億4294万株   -1764万株
    12月29日    3064万株   -309万株  5億6059万株   +5619万株
    12月28日    3374万株   -359万株  5億0440万株   -547万株
    12月27日    3733万株   +725万株  5億0987万株   +8531万株
    12月26日    3007万株   -242万株  4億2456万株   +1億1193万株
    12月25日    3250万株    +18万株  3億1262万株   +329万株

    ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分)
    【2022年】
    1月14日  701億円
    1月25日  701億円
    2月14日  701億円
    3月07日  701億円
    4月07日  701億円
    5月19日  701億円
    6月13日  701億円
    6月17日  701億円
    12月2日  701億円
    【2023年】
    3月13日  701億円
    3月14日  701億円
    10月4日  701億円

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