2023年8月17日 5時20分
前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
■ニデック <6594> 7,553円 (-233円、-3.0%)
ニデック <6594> [東証P]が大幅反落。同社のほか、ハーモニック・ドライブ・システムズ <6324> [東証S]も3日続急落と下落基調を強めた。このほか、ダイキン工業 <6367> [東証P]や安川電機 <6506> [東証P]など中国関連に位置付けられる銘柄群への売りが目立った。前日15日発表された中国の経済統計が相次いで市場コンセンサスを下回る低調な内容だったことを受け、中国景気の減速懸念が増幅される形となった。アジア株市場で直近にきて上海総合指数や香港ハンセン指数などが急落していることも投資家心理を冷やしたようだ。中国向け売上比率の高い銘柄は収益への影響が警戒され、目先筋の売りを誘発した。
■三菱UFJ <8306> 1,088.5円 (-33円、-2.9%)
三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> [東証P]が反落。そのほか、三井住友フィナンシャルグループ <8316> [東証P]、みずほフィナンシャルグループ <8411> [東証P]などメガバンクの下げが目立った。前日15日の米国株市場では、大手格付け会社による70行以上の銀行を対象とした格下げの動きが報じられ、ゴールドマン・サックス <GS> 、JPモルガン <JPM> 、バンカメ <BAC> など大手金融株が軒並み売られ全体相場を押し下げる展開となった。東京市場でもメガバンクをはじめ金融株に逆風となった。また、国内長期金利が上昇傾向にあることはプラス材料ながら、国内消費など内需減速に対する警戒感が銀行セクターにも影を落とした。
■INPEX <1605> 1,979.5円 (-45.5円、-2.3%)
INPEX <1605> [東証P]が反落。そのほか石油資源開発 <1662> [東証P]が安かった。15日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の9月限が前日14日比1.52ドル安の1バレル=80.99ドルと軟調だった。16日発表された中国の小売売上高や鉱工業生産などが予想を下回った。これを受け、中国景気に減速懸念が高まり、原油需要が鈍化することを警戒する売りが膨らんだ。
■USMH <3222> 1,137円 (-11円、-1.0%)
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス <3222> [東証S]が4日ぶり反落。16日発表した7月度の月次売上情報で、既存店売上高が前年同月比2.9%減と2ヵ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。客数、客単価ともに前年を下回り、なかでもカスミの落ち込みが大きかった。
※16日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
ニデック <6594> [東証P]が大幅反落。同社のほか、ハーモニック・ドライブ・システムズ <6324> [東証S]も3日続急落と下落基調を強めた。このほか、ダイキン工業 <6367> [東証P]や安川電機 <6506> [東証P]など中国関連に位置付けられる銘柄群への売りが目立った。前日15日発表された中国の経済統計が相次いで市場コンセンサスを下回る低調な内容だったことを受け、中国景気の減速懸念が増幅される形となった。アジア株市場で直近にきて上海総合指数や香港ハンセン指数などが急落していることも投資家心理を冷やしたようだ。中国向け売上比率の高い銘柄は収益への影響が警戒され、目先筋の売りを誘発した。
■三菱UFJ <8306> 1,088.5円 (-33円、-2.9%)
三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> [東証P]が反落。そのほか、三井住友フィナンシャルグループ <8316> [東証P]、みずほフィナンシャルグループ <8411> [東証P]などメガバンクの下げが目立った。前日15日の米国株市場では、大手格付け会社による70行以上の銀行を対象とした格下げの動きが報じられ、ゴールドマン・サックス <GS> 、JPモルガン <JPM> 、バンカメ <BAC> など大手金融株が軒並み売られ全体相場を押し下げる展開となった。東京市場でもメガバンクをはじめ金融株に逆風となった。また、国内長期金利が上昇傾向にあることはプラス材料ながら、国内消費など内需減速に対する警戒感が銀行セクターにも影を落とした。
■INPEX <1605> 1,979.5円 (-45.5円、-2.3%)
INPEX <1605> [東証P]が反落。そのほか石油資源開発 <1662> [東証P]が安かった。15日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の9月限が前日14日比1.52ドル安の1バレル=80.99ドルと軟調だった。16日発表された中国の小売売上高や鉱工業生産などが予想を下回った。これを受け、中国景気に減速懸念が高まり、原油需要が鈍化することを警戒する売りが膨らんだ。
■USMH <3222> 1,137円 (-11円、-1.0%)
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス <3222> [東証S]が4日ぶり反落。16日発表した7月度の月次売上情報で、既存店売上高が前年同月比2.9%減と2ヵ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。客数、客単価ともに前年を下回り、なかでもカスミの落ち込みが大きかった。
※16日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース