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    2023年7月17日 17時00分

    株価指数先物 【週間展望】 ―米企業決算や為替を睨んだ相場展開に

     今週の日経225先物は、本格化する米国企業の決算や、米経済指標の結果を受けた利上げ打ち止めを巡る思惑、為替動向などを睨んだ相場展開となりそうだ。14日に決算を発表したJPモルガン・チェース<JPM>は4-6月期の純利益が四半期ベースで過去最高となり、年初来高値を更新したが、買い一巡後は戻り待ちの売りに押されて小幅な上昇にとどまった。また、シティグループ<C>は1株利益が予想を上回ったものの、4%を超える下落だった。

     今週は、チャールズシュワブ<SCHW>やバンク・オブ・アメリカ<BAC>、モルガン・スタンレー<MS>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>、IBM<IBM>、ネットフリックス<NFLX>、テスラ<TSLA>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>などの決算発表が予定されている。これら主要企業の決算反応が日本株へも波及することになりそうだ。14日の米国市場ではNYダウが5営業日続伸したが、同日に決算を発表したユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が7%を超える上昇でNYダウを押し上げていた。

     また、米国経済指標では小売売上高、鉱工業生産などの発表が予定されている。先週は予想を下回った消費者物価指数(CPI)、卸売物価指数(PPI)を受けて、7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%利上げを最後に終了するとの観測が高まった。

     14日に発表された7月のミシガン大学消費者態度指数は72.6に上昇し、2021年9月以来約2年ぶりの高水準だった。1年先のインフレ期待は3.4%と前月(3.3%)から上昇し、米消費者のセンチメントは予想以上に底堅く推移している。なお、今週発表される6月の小売売上高は前月から伸びが拡大すると予想されており、景気後退懸念が和らぐ可能性もありそうだ。

     また、国内市場は為替動向に振られやすい需給状況である。先週は一時1ドル=137円前半まで円高が進行し、これまでの円安相場で買っていた海外投資家による資金流出が加速するとの見方から、先物市場では仕掛け的なショートが強まった。本格化する決算に加えて、7月のFOMCを翌週に控えて、商いは膨らみづらい。このため、仕掛け的な商いに振られやすくなるため、為替の動向を睨んでの展開になろう。

     14日の取引終了後のナイトセッションでは、日経225先物は開始直後に付けた3万2240円を安値にリバウンドを強め、一時は3万2470円まで買われた。ただし、買い一巡後は3万2260円~3万2440円処での保ち合いを継続。祝日取引では一時3万2160円まで下げる場面が見られている(17日13時現在)。ボリンジャーバンドの-1σ(3万2420円)を下回っての推移であり、-2σ(3万1910円)とのレンジが意識されやすい。ただし、-1σ水準で底堅さをみせてくるようだと、25日移動平均線が位置する3万2940円辺りが射程に入ってくる。

     VIX指数は13.34に低下した。12日に14.00辺りで推移する25日線を下回った後は、同線に上値を抑えられる格好で膠着している。7月FOMCを最後とする利上げ打ち止め観測が一段と強まれば、VIX指数の低下が意識されやすい。円相場の動向を警戒しつつも、米国のセンチメント改善を想定した押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

     前週末のNT倍率は先物中心限月で14.46倍に低下した。先週は10日に付けた14.30倍を安値にNTショートを巻き戻す動きが強まり、14日には一時14.58倍まで上昇する場面が見られたが、ファーストリテイリング <9983> [東証P]が朝高後に下げに転じたことなどが影響していた。米国では金融株の決算発表が相次ぐため、ややNTショートに傾きやすい面はありそうだ。

     7月第1週(7月3日-7日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では4週ぶりに買い越しており、買い越し額は588億円(6月第4週は1963億円の売り越し)だった。なお、現物は313億円の買い越し(同3041億円の買い越し)と2週連続の買い越しであり、先物は274億円の買い越し(同5005億円の売り越し)と2週ぶりに買い越している。個人は現物と先物の合算で5267億円の買い越しで、2週ぶりの買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で3877億円売り越しとなり、3週連続の売り越しだった。

     経済スケジュールでは、18日に米国6月小売売上高、米国6月鉱工業生産、19日に6月訪日外客数、米国6月住宅着工件数、20日に6月貿易統計、米国6月コンファレンス・ボード景気先行指数、米国6月中古住宅販売件数、21日に6月全国消費者物価指数などが予定されている。


    ――プレイバック・マーケット――

    ●SQ値
    07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16
    08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05
    09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76
    10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58
    11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52
    12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27
    01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71
    02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19
    03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32
    04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76
    05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33
    06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13
    07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68

    ◆日経225先物(日足)
             始値   高値   安値   清算値  前日比
    23/09 07月14日  32530  32850  32200  32340  -200
    23/09 07月13日  31940  32540  31810  32540  +600
    23/09 07月12日  32200  32370  31760  31940  -300
    23/09 07月11日  32100  32460  32050  32240  +100
    23/09 07月10日  32290  32670  32030  32140  -290

    ◇TOPIX先物(日足)
             始値   高値   安値   清算値  前日比
    23/09 07月14日  2240.5  2258.0  2224.0  2235.5  -6.0
    23/09 07月13日  2222.5  2249.0  2214.5  2241.5  +18.5
    23/09 07月12日  2235.0  2246.0  2214.5  2223.0  -14.0
    23/09 07月11日  2236.0  2256.0  2229.5  2237.0  -1.5
    23/09 07月10日  2245.5  2269.5  2237.5  2238.5  -15.5

    ●シカゴ日経平均 円建て
              清算値  前日大阪比
    07月14日(9月限)  32320  -20
    07月13日(9月限)  32730  +190
    07月12日(9月限)  32035  +95
    07月11日(9月限)  32295  +55
    07月10日(9月限)  32270  +130
    ※前日比は大阪取引所終値比

    □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)
            売り   前週末比   買い    前週末比
    07月07日     3億円 -1208億円 1兆1347億円  -3139億円
    06月30日    1212億円  +480億円 1兆4486億円  -636億円
    06月23日    732億円  -235億円 1兆5123億円  +1345億円
    06月16日    967億円  -915億円 1兆3778億円  +324億円
    06月09日    1883億円  +331億円 1兆3453億円   +73億円
    06月02日    1551億円  +444億円 1兆3379億円  +1433億円
    05月26日    1107億円  +204億円 1兆1946億円  +768億円

    □裁定取引に係る現物ポジション(株数)
            売り      前日比  買い       前日比
    07月12日    1425万株   +424万株  4億2732万株   -387万株
    07月11日    1001万株   +172万株  4億3119万株   -4301万株
    07月10日    829万株   +811万株  4億7421万株   -3050万株
    07月07日     17万株   -820万株  5億0471万株   -2086万株
    07月06日    838万株   -684万株  5億2558万株   -4619万株
    07月05日    1522万株   -1266万株  5億7177万株   -1862万株
    07月04日    2789万株    +49万株  5億9039万株   -2755万株
    07月03日    2740万株    +42万株  6億1795万株   -469万株
    06月30日    2697万株    -67万株  6億2265万株   -3502万株
    06月29日    2764万株   +860万株  6億5767万株   +1億1127万株
    06月28日    1904万株   +315万株  5億4640万株   +2342万株
    06月27日    1589万株    +43万株  5億2297万株   -118万株
    06月26日    1545万株    -30万株  5億2416万株   -229万株

    ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分)
    【2022年】
    1月14日  701億円
    1月25日  701億円
    2月14日  701億円
    3月07日  701億円
    4月07日  701億円
    5月19日  701億円
    6月13日  701億円
    6月17日  701億円
    12月2日  701億円
    【2023年】
    3月13日  701億円
    3月14日  701億円

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