（NY時間10:16）（日本時間23:16）
カルメイン・フーズ<CALM>　87.88（-2.45　-2.71%）

　卵および卵製品のカルメイン・フーズ<CALM>が下落。前日引け後に１２－２月期決算（第３四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を下回った。同社はまた、全国的な卵価格高騰の原因について、米司法省の反トラスト部門から民事調査要求を受け取ったことを明らかにした。調査に協力しているという。

　そのほか、エコー・レイク・フーズ社の買収に約２億５８００万ドルで合意したことも発表。買収資金には手元流動性を使用するとしている。

　なお、取締役会は５億ドルの自社株買いを承認。

　声明では「利益は２０２６年度から少なくとも１桁台半ばの増加が見込まれ、自己資本利益率（ＲＯＥ）は同社の資本コストを上回る見通しだ」と述べている。

（１２－２月・第３四半期）
・１株利益：10.38ドル（予想：10.91ドル）
・売上高：14.2億ドル（予想：14.3億ドル）
・卵販売数：3.31億ダース
・１ダースあたり平均販売価格：4.06ドル　81％上昇

【企業概要】
　主に米国で、高品質の新鮮な殻付き卵と卵製品を生産・販売する。従来卵・ケージフリー卵・有機卵・褐色卵・放し飼い卵・放牧卵・栄養強化卵などの生産・格付け・包装・マーケティング・流通事業を手掛け、従来型卵と特殊卵の有利な製品ミックスで顧客の変化するニーズに対応する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース