2026年6月3日 11時39分
話題株ピックアップ【昼刊】:テラスカイ、データセク、パナHD
■テラスカイ <3915> 2,999円 +470 円 (+18.6%) 一時ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率3位
テラスカイ<3915>が前場終盤に上げ幅を急拡大している。同社は3日午前11時過ぎ、グループ会社のQuemixがホンダ<7267>の研究開発部門である本田技術研究所との共同研究開発の成果として、マテリアルDXのコア技術である「密度汎関数理論(DFT)」の計算速度を指数関数倍に向上させる量子アルゴリズムの開発に成功したと発表。これを材料視した買いが入った。アルゴリズムを応用することで、本田技術研究所が注力する新素材の開発スピードの加速が期待されるとしている。
■データセクション <3905> 5,060円 +700 円 (+16.1%) ストップ高 11:30現在
データセクション<3905>がカイ気配スタートで3日ぶりに切り返し急となっている。ここ東証グロース市場の低迷が目立っており、同社株も前日は全般リスクオフの地合いに引きずられ一時ストップ安に売られたが、きょうはリバウンド狙いの買いを呼び込んでいる。アクティビストとして名を馳せる香港投資ファンドのオアシス・マネジメントが2日付で提出した大量保有報告書によると、オアシスの同社株式保有比率が9.76%と、新たに5%を大幅に超過したことが分かった。保有目的は「純投資」としているが、中期的な同社株の企業価値向上に向けた思惑を背景に株価に浮揚力が加わっている。
■パナHD <6752> 3,896円 +301 円 (+8.4%) 11:30現在
パナソニック ホールディングス<6752>は大幅高。上場来高値圏を舞う展開が続いている。SMBC日興証券が2日付で投資評価を最上位の「1(アウトパフォーム)」に据え置いた上で目標株価を3000円から5000円へ大幅に引き上げており、これが買い材料視されているようだ。証券会社によると、「エナジー×インダストリー」によるデバイス領域が牽引し、従来の期待を大きく超えるペースで成長局面に突入すると予測。足もとの事業環境や新たなグループ成長戦略の方向性変化を反映して業績予想を修正し、目標株価を引き上げたという。
■アンドエスティHD <2685> 3,410円 +180 円 (+5.6%) 11:30現在
アンドエスティHD<2685>が大幅高で年初来高値を更新している。2日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比6.1%増と5カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年に比べて休日が2日多かったことが3.3ポイントのプラスに働いたと試算されることに加えて、好天が続き気温も高く推移したことで、夏物商品の販売が好調だった。また、5月13~21日に実施した会員向け20%ポイント還元キャンペーンや、あわせて放映したテレビCMも売り上げの伸長に寄与した。なお、全店売上高は同8.2%増だった。
■ニトリホールディングス <9843> 2,697.5円 +110 円 (+4.3%) 11:30現在
ニトリホールディングス<9843>が大幅続伸している。2日の取引終了後に発表した5月度の月次国内売上高で、既存店売上高が前年同月比7.0%増と9カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。テレビCM効果や「GW模様替え応援キャンペーン」の実施、気温が高く推移したことなどにより、ダイニング家具、シーゾナブル家具、キッチン用品、家電・照明などが好調に推移した。また、前年との曜日影響による押し上げも3.1ポイントほどあった。なお、全店売上高は同10.5%増だった。
■イビデン <4062> 21,995円 +860 円 (+4.1%) 11:30現在
イビデン<4062>が3日ぶりに大きく切り返した。調整を交えつつも5日移動平均線を絡めた急勾配の上昇トレンドを継続中だ。半導体パッケージ基板の世界トップメーカーとしてAIインフラ投資の恩恵を享受している。これまで長年にわたりインテル<INTC>のCPU向けを収益の主柱としていたが、直近ではAIサーバーに搭載されるエヌビディア<NVDA>のGPU向けパッケージ基板などの需要が、パソコンや汎用サーバーのCPU向けを上回る状況にあり、つれて業績も飛躍的な拡大局面に突入した。更にCPUに関しても「最近は生成AIの主戦場が推論領域へと進展したことで、演算処理スピードで圧倒するCPUの復権につながる環境となってきた」(ネット証券アナリスト)と指摘される。いずれにしてもイビデンにとっては、収益機会がかつてなく高まりつつあり、機関投資家の“持たざるリスク”が一段と意識される局面となっている。27年3月期は営業利益段階で前期比45%増の900億円を見込んでいるが、上振れ余地も考慮される状況だ。株式需給面では直近バークレイズ証券の貸株市場を経由した空売りの急増が確認されており、そのショートカバーに伴う株価押し上げ効果も発現している。
■コニカミノルタ <4902> 618.8円 +22 円 (+3.7%) 11:30現在
コニカミノルタ<4902>が3日ぶりに反発した。2日の取引終了後、旧村上ファンド関係者が設立したシンガポール拠点の投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントがコニカミノル株を買い増していたことが明らかとなった。アクティビストとして知られるファンドとあって、思惑視されたようだ。同日に提出された変更報告書によると、保有割合は9.55%から10.60%に上昇した。報告義務発生日は5月26日。保有目的は純投資で、保有株数のほとんどが投資一任契約に基づく顧客資産運用のためのものとなっている。
■川田テクノロジーズ <3443> 1,219円 +43 円 (+3.7%) 11:30現在
川田テクノロジーズ<3443>が大幅続伸している。2日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を150万株(自己株式を除く発行済み株数の2.93%)、または15億円としており、取得期間は6月5日から8月31日まで。資本効率の向上及び機動的かつ柔軟な資本政策の実施のためとしている。
■エービーシー・マート <2670> 2,627円 +86.5 円 (+3.4%) 11:30現在
エービーシー・マート<2670>が3日ぶりに反発している。2日の取引終了後に発表した5月度売上高で、既存店売上が前年同月比8.8%増と5カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年よりも日曜日、祝日が1日ずつ多い曜日並びだったこともプラスに働き、都心部路面店や商業施設を中心に売り上げは好調に推移した。特に、真夏日を記録した地域もあったことから、商品別ではサンダルやTシャツなどの夏物商品が好調だった。なお、全店売上高は同8.8%増だった。
■ユナイテッドアローズ <7606> 2,534円 +74 円 (+3.0%) 11:30現在
ユナイテッドアローズ<7606>が6日ぶりに反発している。2日の取引終了後に発表した5月度の売上概況(速報)で、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比10.8%増と8カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年に比べて休日が2日多かった影響が2.8ポイント程度あったことに加えて、気温の上昇とともに初夏物、盛夏物の動きが活発化し、メンズ、ウィメンズともにシャツ、カット、サンダルなどが好調だった。また、ジャケット、パンツなどのビジカジアイテムの安定需要も売り上げに寄与した。なお、全社売上高は同16.3%増だった。
■キオクシア <285A> 79,750円 +2,210 円 (+2.9%) 11:30現在
キオクシアホールディングス<285A>が5連騰で最高値街道をまい進している。前日は前場に先物主導で軟調な値動きを強いられたものの、後場に入り強烈な実需買いが流入して大きく切り返し、結局5000円あまりの上昇で高値引けとなった。買い主体は海外投資家とみられるが、売買代金は実に1銘柄で3兆2000億円台をこなし歴代最高を記録するなど驚異的な物色人気に沸いており、きょうもその流れが続いている。前日の米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5.9%高と急騰し最高値を大幅更新、メモリー関連ではサンディスク<SNDK>が6日ぶりに反落したもののマイクロン・テクノロジー<MU>が3連騰で連日最高値を更新しており、東京市場でも同業態のキオクシアに追い風となっている。キオクシアは前日に、配当金を減らさずに維持するか増やす累進配当を導入する方針を明らかにし、27年3月期下期にも初配当を行うことが伝わっており、買い攻勢を助長している。大口の個人投資家も参戦しているもようで、足もとで信用買い残の増勢が続いているとはいえ、日々の売買代金を考慮すれば上値を重くする要因とはなりえない状況だ。
■東電HD <9501> 573.7円 +13.7 円 (+2.5%) 11:30現在
東京電力ホールディングス<9501>は続伸している。同社の次期会長に内定している産業革新投資機構(JIC)の横尾敬介社長が2日に記者会見を行い、その内容が伝わっている。国内メディアによると、事業の構造改革が課題だとの認識を示したほか、外部企業の提携などの検討も進める構えを示したという。株式市場では企業価値向上への期待感が広がり、買いを誘う格好となったようだ。
■丸文 <7537> 1,767円 +39 円 (+2.3%) 11:30現在
丸文<7537>が反発している。この日、RoboPath(東京都港区)と販売代理店契約を締結し、RoboPathの主力製品である多機能サービスロボット「RPX(コアロボット:RPX-100)」の取り扱いを開始したと発表しており、好材料視されている。RPX-100は、医療・産業の過酷な現場にも適応する高度な自律走行技術と、独自のモジュールとクラウド連携技術によるエレベーターとの連携、更に優れた柔軟性を兼ねそろえた多機能サービスロボット。今回の契約により、丸文のエレクトロニクス商社としての幅広いネットワークと提案力を生かし、医療・産業現場のスマート化を支援するロボットソリューションを提供するとしている。
■北越コーポレーション <3865> 901円 +8 円 (+0.9%) 11:30現在
北越コーポレーション<3865>が3日ぶりに反発した。同社は2日、印刷・情報用紙の価格改定を発表。収益性の向上を期待した買いが入ったようだ。値上げ幅は現行価格に対して15%以上で、7月21日出荷分より値上げを実施する。原燃料価格の高騰や人件費の上昇などが業績を圧迫する要因となるなか、企業の自助努力だけではコストアップを吸収できるだけの収益を確保することが困難と判断した。
■IHI <7013> 2,468円 -120.5 円 (-4.7%) 11:30現在
IHI<7013>は大幅に3日続落している。2日の取引終了後、子会社のIHIエアロスペースが同日付で宇宙航空研究開発機構(JAXA)から5カ月間の競争参加資格停止処分を受けたと発表しており、嫌気した売りが出ている。業績に与える影響は現在精査中。JAXAとの機材装置の保全業務に関する契約などにおいて、業務の一部で作業未了のものを完了したと事実と異なる報告を行い、費用を請求していたことが判明した。今回の件はIHIエアロスペースがJAXAと機材装置の保全業務に関する調整をするなかで明らかとなり、昨年12月に事実関係をJAXAへ伝えた。以降、段階的に調査進捗に関して報告。物品の引き渡しを伴わず報告書の提出のみで費用を請求した2016年度以降の契約438件のうち、14件で同様の問題があったと判明した。
■さいか屋 <8254> 290円 +80 円 (+38.1%) ストップ高 11:30現在
さいか屋<8254>がマドを開けて急伸した。同社は2日の取引終了後、保有不動産の潜在価値と中長期的な企業価値向上策に関する発表を行った。外部専門機関の評価などを踏まえた結果、2025年8月末時点において、横須賀中央駅周辺の土地・建物を合わせた鑑定総額は約25億円規模。藤沢駅前に関しては、土地・建物を合わせて約55億円規模となり、総額80億円規模による優良な不動産資産を保有していると言及している。そのうえで、取得当時の帳簿価格から価値は大幅に上昇しているとし、貸借対照表の純資産額約12億円に、不動産含み益約14億円を加え、発行済み株式総数をもとに算出した1株実質純資産を求めると約415円になり、6月1日終値210円を大きく上回っているとの認識を示している。同社はラウンドワンといった体験型施設の誘致・導入による手元資金の最大化に加え、「横須賀市大滝町1丁目地区再開発事業」への参画を通じた中長期的な含み益の更なる拡大を図るほか、総額80億円規模の保有資産に対して最適な資産運用を実行し、創出した原資を成長投資とともに株主還元の充実を含め資本効率向上策を幅広く検討する方針。開示内容を受け、株主還元強化への思惑が広がり、買いを集める形となったようだ。
●ストップ高銘柄
ラサ工業 <4022> 2,653円 +500 円 (+23.2%) ストップ高 11:30現在
モイ <5031> 547円 +80 円 (+17.1%) ストップ高 11:30現在
Ridge-i <5572> 3,455円 +504 円 (+17.1%) ストップ高買い気配 11:30現在
ジェイ・イー・ティ <6228> 738円 +100 円 (+15.7%) ストップ高 11:30現在
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
テラスカイ<3915>が前場終盤に上げ幅を急拡大している。同社は3日午前11時過ぎ、グループ会社のQuemixがホンダ<7267>の研究開発部門である本田技術研究所との共同研究開発の成果として、マテリアルDXのコア技術である「密度汎関数理論(DFT)」の計算速度を指数関数倍に向上させる量子アルゴリズムの開発に成功したと発表。これを材料視した買いが入った。アルゴリズムを応用することで、本田技術研究所が注力する新素材の開発スピードの加速が期待されるとしている。
■データセクション <3905> 5,060円 +700 円 (+16.1%) ストップ高 11:30現在
データセクション<3905>がカイ気配スタートで3日ぶりに切り返し急となっている。ここ東証グロース市場の低迷が目立っており、同社株も前日は全般リスクオフの地合いに引きずられ一時ストップ安に売られたが、きょうはリバウンド狙いの買いを呼び込んでいる。アクティビストとして名を馳せる香港投資ファンドのオアシス・マネジメントが2日付で提出した大量保有報告書によると、オアシスの同社株式保有比率が9.76%と、新たに5%を大幅に超過したことが分かった。保有目的は「純投資」としているが、中期的な同社株の企業価値向上に向けた思惑を背景に株価に浮揚力が加わっている。
■パナHD <6752> 3,896円 +301 円 (+8.4%) 11:30現在
パナソニック ホールディングス<6752>は大幅高。上場来高値圏を舞う展開が続いている。SMBC日興証券が2日付で投資評価を最上位の「1(アウトパフォーム)」に据え置いた上で目標株価を3000円から5000円へ大幅に引き上げており、これが買い材料視されているようだ。証券会社によると、「エナジー×インダストリー」によるデバイス領域が牽引し、従来の期待を大きく超えるペースで成長局面に突入すると予測。足もとの事業環境や新たなグループ成長戦略の方向性変化を反映して業績予想を修正し、目標株価を引き上げたという。
■アンドエスティHD <2685> 3,410円 +180 円 (+5.6%) 11:30現在
アンドエスティHD<2685>が大幅高で年初来高値を更新している。2日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比6.1%増と5カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年に比べて休日が2日多かったことが3.3ポイントのプラスに働いたと試算されることに加えて、好天が続き気温も高く推移したことで、夏物商品の販売が好調だった。また、5月13~21日に実施した会員向け20%ポイント還元キャンペーンや、あわせて放映したテレビCMも売り上げの伸長に寄与した。なお、全店売上高は同8.2%増だった。
■ニトリホールディングス <9843> 2,697.5円 +110 円 (+4.3%) 11:30現在
ニトリホールディングス<9843>が大幅続伸している。2日の取引終了後に発表した5月度の月次国内売上高で、既存店売上高が前年同月比7.0%増と9カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。テレビCM効果や「GW模様替え応援キャンペーン」の実施、気温が高く推移したことなどにより、ダイニング家具、シーゾナブル家具、キッチン用品、家電・照明などが好調に推移した。また、前年との曜日影響による押し上げも3.1ポイントほどあった。なお、全店売上高は同10.5%増だった。
■イビデン <4062> 21,995円 +860 円 (+4.1%) 11:30現在
イビデン<4062>が3日ぶりに大きく切り返した。調整を交えつつも5日移動平均線を絡めた急勾配の上昇トレンドを継続中だ。半導体パッケージ基板の世界トップメーカーとしてAIインフラ投資の恩恵を享受している。これまで長年にわたりインテル<INTC>のCPU向けを収益の主柱としていたが、直近ではAIサーバーに搭載されるエヌビディア<NVDA>のGPU向けパッケージ基板などの需要が、パソコンや汎用サーバーのCPU向けを上回る状況にあり、つれて業績も飛躍的な拡大局面に突入した。更にCPUに関しても「最近は生成AIの主戦場が推論領域へと進展したことで、演算処理スピードで圧倒するCPUの復権につながる環境となってきた」(ネット証券アナリスト)と指摘される。いずれにしてもイビデンにとっては、収益機会がかつてなく高まりつつあり、機関投資家の“持たざるリスク”が一段と意識される局面となっている。27年3月期は営業利益段階で前期比45%増の900億円を見込んでいるが、上振れ余地も考慮される状況だ。株式需給面では直近バークレイズ証券の貸株市場を経由した空売りの急増が確認されており、そのショートカバーに伴う株価押し上げ効果も発現している。
■コニカミノルタ <4902> 618.8円 +22 円 (+3.7%) 11:30現在
コニカミノルタ<4902>が3日ぶりに反発した。2日の取引終了後、旧村上ファンド関係者が設立したシンガポール拠点の投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントがコニカミノル株を買い増していたことが明らかとなった。アクティビストとして知られるファンドとあって、思惑視されたようだ。同日に提出された変更報告書によると、保有割合は9.55%から10.60%に上昇した。報告義務発生日は5月26日。保有目的は純投資で、保有株数のほとんどが投資一任契約に基づく顧客資産運用のためのものとなっている。
■川田テクノロジーズ <3443> 1,219円 +43 円 (+3.7%) 11:30現在
川田テクノロジーズ<3443>が大幅続伸している。2日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を150万株(自己株式を除く発行済み株数の2.93%)、または15億円としており、取得期間は6月5日から8月31日まで。資本効率の向上及び機動的かつ柔軟な資本政策の実施のためとしている。
■エービーシー・マート <2670> 2,627円 +86.5 円 (+3.4%) 11:30現在
エービーシー・マート<2670>が3日ぶりに反発している。2日の取引終了後に発表した5月度売上高で、既存店売上が前年同月比8.8%増と5カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年よりも日曜日、祝日が1日ずつ多い曜日並びだったこともプラスに働き、都心部路面店や商業施設を中心に売り上げは好調に推移した。特に、真夏日を記録した地域もあったことから、商品別ではサンダルやTシャツなどの夏物商品が好調だった。なお、全店売上高は同8.8%増だった。
■ユナイテッドアローズ <7606> 2,534円 +74 円 (+3.0%) 11:30現在
ユナイテッドアローズ<7606>が6日ぶりに反発している。2日の取引終了後に発表した5月度の売上概況(速報)で、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比10.8%増と8カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年に比べて休日が2日多かった影響が2.8ポイント程度あったことに加えて、気温の上昇とともに初夏物、盛夏物の動きが活発化し、メンズ、ウィメンズともにシャツ、カット、サンダルなどが好調だった。また、ジャケット、パンツなどのビジカジアイテムの安定需要も売り上げに寄与した。なお、全社売上高は同16.3%増だった。
■キオクシア <285A> 79,750円 +2,210 円 (+2.9%) 11:30現在
キオクシアホールディングス<285A>が5連騰で最高値街道をまい進している。前日は前場に先物主導で軟調な値動きを強いられたものの、後場に入り強烈な実需買いが流入して大きく切り返し、結局5000円あまりの上昇で高値引けとなった。買い主体は海外投資家とみられるが、売買代金は実に1銘柄で3兆2000億円台をこなし歴代最高を記録するなど驚異的な物色人気に沸いており、きょうもその流れが続いている。前日の米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5.9%高と急騰し最高値を大幅更新、メモリー関連ではサンディスク<SNDK>が6日ぶりに反落したもののマイクロン・テクノロジー<MU>が3連騰で連日最高値を更新しており、東京市場でも同業態のキオクシアに追い風となっている。キオクシアは前日に、配当金を減らさずに維持するか増やす累進配当を導入する方針を明らかにし、27年3月期下期にも初配当を行うことが伝わっており、買い攻勢を助長している。大口の個人投資家も参戦しているもようで、足もとで信用買い残の増勢が続いているとはいえ、日々の売買代金を考慮すれば上値を重くする要因とはなりえない状況だ。
■東電HD <9501> 573.7円 +13.7 円 (+2.5%) 11:30現在
東京電力ホールディングス<9501>は続伸している。同社の次期会長に内定している産業革新投資機構(JIC)の横尾敬介社長が2日に記者会見を行い、その内容が伝わっている。国内メディアによると、事業の構造改革が課題だとの認識を示したほか、外部企業の提携などの検討も進める構えを示したという。株式市場では企業価値向上への期待感が広がり、買いを誘う格好となったようだ。
■丸文 <7537> 1,767円 +39 円 (+2.3%) 11:30現在
丸文<7537>が反発している。この日、RoboPath(東京都港区)と販売代理店契約を締結し、RoboPathの主力製品である多機能サービスロボット「RPX(コアロボット:RPX-100)」の取り扱いを開始したと発表しており、好材料視されている。RPX-100は、医療・産業の過酷な現場にも適応する高度な自律走行技術と、独自のモジュールとクラウド連携技術によるエレベーターとの連携、更に優れた柔軟性を兼ねそろえた多機能サービスロボット。今回の契約により、丸文のエレクトロニクス商社としての幅広いネットワークと提案力を生かし、医療・産業現場のスマート化を支援するロボットソリューションを提供するとしている。
■北越コーポレーション <3865> 901円 +8 円 (+0.9%) 11:30現在
北越コーポレーション<3865>が3日ぶりに反発した。同社は2日、印刷・情報用紙の価格改定を発表。収益性の向上を期待した買いが入ったようだ。値上げ幅は現行価格に対して15%以上で、7月21日出荷分より値上げを実施する。原燃料価格の高騰や人件費の上昇などが業績を圧迫する要因となるなか、企業の自助努力だけではコストアップを吸収できるだけの収益を確保することが困難と判断した。
■IHI <7013> 2,468円 -120.5 円 (-4.7%) 11:30現在
IHI<7013>は大幅に3日続落している。2日の取引終了後、子会社のIHIエアロスペースが同日付で宇宙航空研究開発機構(JAXA)から5カ月間の競争参加資格停止処分を受けたと発表しており、嫌気した売りが出ている。業績に与える影響は現在精査中。JAXAとの機材装置の保全業務に関する契約などにおいて、業務の一部で作業未了のものを完了したと事実と異なる報告を行い、費用を請求していたことが判明した。今回の件はIHIエアロスペースがJAXAと機材装置の保全業務に関する調整をするなかで明らかとなり、昨年12月に事実関係をJAXAへ伝えた。以降、段階的に調査進捗に関して報告。物品の引き渡しを伴わず報告書の提出のみで費用を請求した2016年度以降の契約438件のうち、14件で同様の問題があったと判明した。
■さいか屋 <8254> 290円 +80 円 (+38.1%) ストップ高 11:30現在
さいか屋<8254>がマドを開けて急伸した。同社は2日の取引終了後、保有不動産の潜在価値と中長期的な企業価値向上策に関する発表を行った。外部専門機関の評価などを踏まえた結果、2025年8月末時点において、横須賀中央駅周辺の土地・建物を合わせた鑑定総額は約25億円規模。藤沢駅前に関しては、土地・建物を合わせて約55億円規模となり、総額80億円規模による優良な不動産資産を保有していると言及している。そのうえで、取得当時の帳簿価格から価値は大幅に上昇しているとし、貸借対照表の純資産額約12億円に、不動産含み益約14億円を加え、発行済み株式総数をもとに算出した1株実質純資産を求めると約415円になり、6月1日終値210円を大きく上回っているとの認識を示している。同社はラウンドワンといった体験型施設の誘致・導入による手元資金の最大化に加え、「横須賀市大滝町1丁目地区再開発事業」への参画を通じた中長期的な含み益の更なる拡大を図るほか、総額80億円規模の保有資産に対して最適な資産運用を実行し、創出した原資を成長投資とともに株主還元の充実を含め資本効率向上策を幅広く検討する方針。開示内容を受け、株主還元強化への思惑が広がり、買いを集める形となったようだ。
●ストップ高銘柄
ラサ工業 <4022> 2,653円 +500 円 (+23.2%) ストップ高 11:30現在
モイ <5031> 547円 +80 円 (+17.1%) ストップ高 11:30現在
Ridge-i <5572> 3,455円 +504 円 (+17.1%) ストップ高買い気配 11:30現在
ジェイ・イー・ティ <6228> 738円 +100 円 (+15.7%) ストップ高 11:30現在
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース