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    2025年11月20日 8時08分

    株価指数先物【寄り前】 エヌビディア決算のインパクトを見極め

    大阪12月限ナイトセッション
    日経225先物 49310 +670 (+1.37%)
    TOPIX先物 3288.5 +39.5 (+1.21%)
    シカゴ日経平均先物 49280 +640
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     19日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。足もとの下落に対する自律反発狙いの買いが先行して始まった。その後は12月の米利下げ期待が後退するなかで下落に転じる場面もみられたが、終盤にかけて足もとで売られていた主力株を中心に買い戻しが入り、プラス圏を回復している。ただし、取引終了後にエヌビディア<NVDA>の決算を控えていることから、持ち高を大きく傾ける動きは限られた。フィラデルフィア半導体(SOX)指数は1.8%高と、5営業日ぶりに反発した。

     NYダウ構成銘柄ではエヌビディアのほか、シャーウィン・ウィリアムズ<SHW>、シスコシステムズ<CSCO>、JPモルガン・チェース<JPM>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>が買われた。半面、セールスフォース<CRM>、ボーイング<BA>、ウォルト・ディズニー<DIS>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が軟調。

     注目を集めたエヌビディアの2025年8~10月期決算は、売上高と純利益ともに四半期として過去最高を記録し、市場の予想を上回った。25年11月~26年1月期の予想もコンセンサスを上回ったとして、時間外取引で4%ほど上昇する場面もみられている。

     シカゴ日経平均先物(12月限)の清算値は、大阪比640円高の4万9280円だった。日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比110円高の4万8750円で始まった。開始直後につけた4万8670円を安値にロング優勢の流れが続き、4万8970円~4万9140円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後に上へのバイアスが強まり、一気に4万9520円まで買われる場面もみられた。買い一巡後に4万8950円まで上げ幅を縮めたものの、終盤にかけて切り返す動きとなり、4万9310円でナイトセッションの取引を終えた。

     日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まりそうだ。エヌビディアの決算が予想を上回ったことは安心感につながる。ただ、エヌビディアは11月に入り15%あまり調整していたこともあり、決算後のリバウンドが限定的なものとなればソフトバンクグループ<9984>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、アドバンテスト<6857>[東証P]など指数寄与度の大きい値がさハイテク株へのインパクトも限られるため、ロング優勢で始まった後は、次第に戻り待ち狙いのショートが入りやすくなる可能性がある。

     日経225先物はボリンジャーバンドの-1σ(4万8910円)が支持線として上昇する形となったことで、25日移動平均線(5万0110円)とのレンジ内での動きになりそうだが、4万9500円辺りでは強弱感が対立することになろう。そのため、4万9000円~4万9500円辺りのレンジでは押し目狙いのロング対応としつつ、4万9500円~5万円のレンジでは戻り待ち狙いのショートスタンスに向かわせそうだ。指数インパクトの大きい値がさハイテク株にらみのなかで、スキャルピング中心の商いとなるだろう。

     19日の米VIX指数は23.66(18日は24.69)に低下した。一時21.93まで下げる場面もみられたが、その後は下げ幅を縮めて終えた。前日の25.84までの上昇で+3σ(25.97)に迫ってきたことで、反動安の範囲とみられる。10月17日につけた高値28.99を射程に入れたトレンドは継続している状況であり、エヌビディアの決算を受けた20日の米国市場の動向が注目される。

     昨日のNT倍率は先物中心限月で14.97倍と横ばいだった。一時15.00倍をつける場面もみられたが、-1σ(14.99倍)が抵抗線として意識され、その後は14.92倍まで下げる動きもあった。エヌビディアの決算を好感する形からNTロングに振れそうだが、-1σ水準を明確に上抜けないと次第にNTロングを巻き戻す流れに向かわせそうだ。

    株探ニュース