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    2025年7月23日 22時58分

    AT&Tが決算 通期1株利益の見通しが予想下回る=米国株個別

    (NY時間09:58)(日本時間22:58)
    AT&T<T> 27.24(-0.19 -0.67%)

     AT&T<T>が軟調。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ポストペイド携帯純増数も予想を上回る伸びを見せ、ライバルから顧客を獲得するための特典やインセンティブを提供し、成果を上げた。

     ただ、株価は冴えない反応。通期の1株利益の見通しが予想を下回ったことが嫌気されている模様。この見通しは携帯純増数に影を落としている。

     同社は今年1月に導入した新たな顧客保証によって追い上げを見せている。これは、ネットワークの信頼性や顧客サービスの向上、スマートフォンの最良の購入条件提供を確約するもので、インフレに敏感な消費者の関心を引いている。

     また、家庭向けインターネットサービスの強化にも取り組んでおり、5Gモバイルネットワークを利用して家庭にインターネットを提供する固定無線サービス「インターネット・エア」は、新たに20万3000人の契約者を獲得し、予想も上回った。さらに、光ファイバーサービスでは24万3000人の新規契約を獲得した。

     同社は減税・歳出法に基づく税制措置により、2025年から2027年にかけて65-80億ドルの節税を見込んでいる。このうち、2025年は15-20億ドル、2026年および2027年はともに25-30億ドルの節税効果を見込んでいるようだ。

     これらの節税額のうち35億ドルをネットワーク投資に充当し、光ファイバーの提供エリアを年間400万件のペースで拡大。2026年末までにこのランレートに達する計画。

     また、2024年の説明会で掲げた戦略の達成に向けて事業を継続し、中長期見通しを再表明。2026-2027年にかけて、連結サービスの売上高は年率で1桁台前半の成長、EBITDAは年率3%超の成長、1株利益は2027年に2桁台の成長に加速することを目指している。

     一方、節税効果を踏まえた2026-2027年の新たなフリーキャッシュフロー(FCF)の見通しは、2026年が180億ドル以上、2027年は190億ドル以上とした。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):0.54ドル(予想:0.52ドル)
    ・売上高:308.0億ドル(予想:304.3億ドル)
    ・EBITDA(調整後):117.0億ドル(予想:116.0億ドル)
    ・ポストペイド携帯純増数:40.1万件(予想:30.1万件)
    ・ポストペイド全体純増数:47.9万件(予想:43.8万件)
    ・AT&Tファイバー純増数:24.3万件(予想:25.2万件)

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):1.97~2.07ドルを維持(予想:2.09ドル)
    ・EBITDA(調整後):3%以上増を維持

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース