（NY時間13:38）（日本時間03:38）
インテル<INTC>　21.23（+1.46　+7.36%）
グローバル・ファウンドリーズ<GFS>　39.90（+2.16　+5.72%）

　インテル<INTC>が上昇。バンス副大統領の発言に反応している模様で、「トランプ政権は最も高度なＡＩハードウェアが米国で製造されるよう確実にする」と発言した。ＩＣのファウンドリーを手掛けるグローバル・ファウンドリーズ<GFS>も上昇。

　副大統領は、米国の優位性を守るため、トランプ政権は最も強力なＡＩシステムが「米国で米国が設計・製造したチップを用いて構築されるよう確実にする」とマクロン仏大統領主催のＡＩサミットで述べた。

　この２社は米最大の半導体ファウンドリー運営企業で、国内のチップ生産を活性化させることを目的とした米政府からの数十億ドルの助成金の受給者でもある。

　現在、両社ともＡＩシステムを学習するデータセンターで使用される最先端のコンポーネントを製造しているわけではない。台湾のＴＳＭＣが、主に台湾の工場でその作業を行っている。

【企業概要】
＊グローバルファウンドリーズ
　様々な業界の電子機器で使用される複雑で不可欠なICを製造する。RF SOIソリューション、高性能フィン電界効果トランジスタ(FinFET)、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)、独自のFDXTM、高性能シリコンゲルマニウム(SiGe)、窒化ガリウム(GaN)製品、SiPhなど、差別化された様々な技術プラットフォームが含まれる。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース