2024年5月31日 23時36分
ノードストロムが決算受け上昇 ラックブランドの進展を評価=米国株個別
百貨店のノードストロム<JWN>が上昇。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想以上に膨らんだほか、EBITDAも予想を下回った。ただ、売上高は予想を上回っている。ガイダンスも公表し、通期の見通しを維持した。
予想を上回る赤字を計上したが、アナリストは同社のラックブランドの進展を評価しているようだ。「ラックブランドは2四半期連続で1桁台後半の売上高の伸びを記録し、フルプライスでの改善は心強い」と述べている。
半面、事業の一貫性のなさと視界の狭さも強調。同社の輸送網の予期せぬ縮小と原価計算の変更に伴う計画ミスが粗利益率を悪化させ、1株損益の未達を招いたとも指摘した。
(2-4月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.24ドル(予想:-0.07ドル)
・売上高:33.4億ドル 4.8%増(予想:32.0億ドル)
ノードストローム:20.4億ドル(予想:19.9億ドル)
ラックブランド:11.8億ドル(予想:11.1億ドル)
・粗利益率:31.6%(予想:33.2%)
・EBITDA(調整後):1.17億ドル 34%減(予想:1.50億ドル)
・期末店舗数:365(予想:363)
・デジタル売上比率:34%
(25年度通期見通し)
・既存店売上高:-1~+2%を維持
・1株利益:1.65~2.05ドルを維持
・売上高:-2~+1%を維持
・EBITマージン:3.5~4.0%を維持
【企業概要】
小売店、割引店、ブティック、カタログ、インターネットを通じて男性、女性、子供用の衣料品、靴、アクセサリーなどを販売するファッション小売会社。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
予想を上回る赤字を計上したが、アナリストは同社のラックブランドの進展を評価しているようだ。「ラックブランドは2四半期連続で1桁台後半の売上高の伸びを記録し、フルプライスでの改善は心強い」と述べている。
半面、事業の一貫性のなさと視界の狭さも強調。同社の輸送網の予期せぬ縮小と原価計算の変更に伴う計画ミスが粗利益率を悪化させ、1株損益の未達を招いたとも指摘した。
(2-4月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.24ドル(予想:-0.07ドル)
・売上高:33.4億ドル 4.8%増(予想:32.0億ドル)
ノードストローム:20.4億ドル(予想:19.9億ドル)
ラックブランド:11.8億ドル(予想:11.1億ドル)
・粗利益率:31.6%(予想:33.2%)
・EBITDA(調整後):1.17億ドル 34%減(予想:1.50億ドル)
・期末店舗数:365(予想:363)
・デジタル売上比率:34%
(25年度通期見通し)
・既存店売上高:-1~+2%を維持
・1株利益:1.65~2.05ドルを維持
・売上高:-2~+1%を維持
・EBITマージン:3.5~4.0%を維持
【企業概要】
小売店、割引店、ブティック、カタログ、インターネットを通じて男性、女性、子供用の衣料品、靴、アクセサリーなどを販売するファッション小売会社。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース