2024年3月12日 22時54分
オラクルが決算受け大幅高 クラウドの売上が好調=米国株個別
(NY時間09:44)(日本時間22:44)
オラクル<ORCL> 127.15(+13.02 +11.41%)
オラクル<ORCL>が大幅高。前日引け後に12-2月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想通りだったものの、1株利益は予想を上回った。特にクラウドの売上高が予想を上回ったことが好感されている模様。クラウド・コンピューティング事業の成長が安定し始めていることを示唆しており、同社は声明で「Gen2・AIインフラに対する需要が供給を大幅に上回っている」と述べていた。
同社は、アマゾン<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>、アルファベット<GOOG>傘下のグーグルに対抗するため、クラウド・インフラ事業の拡大に注力している。第3四半期に安定化の兆しが見え、売上高は前四半期とほぼ同ペースで増加した。
カッツCEOは声明で「大型契約を引き続き受注する見込みだ」と述べたほか、「需要に応えるために、非常に迅速に新クラウド・データセンターを開設している」とも付け加えた。
アナリストからも高評価が聞かれ投資判断の引き上げも伝わった。AIおよび差別化されたクラウド製品が牽引する持続的な成長加速を反映したとしている。「同社のクラウドは需要が供給を遥かに上回り続けており、経営陣は2026年度の売上高650億ドルのガイダンスを自信をもって再表明している」とも述べていた。
(12-2月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.41ドル(予想:1.38ドル)
・売上高:132.8億ドル(予想:132.8億ドル)
クラウドサービス/ライセンス:99.6億ドル(予想:98.5億ドル)
クラウドライセンス&プロミス:12.6億ドル(予想:12.0億ドル)
ハードウエア:7.54億ドル(予想:7.69億ドル)
サービス:13.1億ドル(予想:13.7億ドル)
・営業利益(調整後):57.9億ドル(予想:57.1億ドル)
・営業利益率(調整後):44.0%(予想:42.9%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
オラクル<ORCL> 127.15(+13.02 +11.41%)
オラクル<ORCL>が大幅高。前日引け後に12-2月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想通りだったものの、1株利益は予想を上回った。特にクラウドの売上高が予想を上回ったことが好感されている模様。クラウド・コンピューティング事業の成長が安定し始めていることを示唆しており、同社は声明で「Gen2・AIインフラに対する需要が供給を大幅に上回っている」と述べていた。
同社は、アマゾン<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>、アルファベット<GOOG>傘下のグーグルに対抗するため、クラウド・インフラ事業の拡大に注力している。第3四半期に安定化の兆しが見え、売上高は前四半期とほぼ同ペースで増加した。
カッツCEOは声明で「大型契約を引き続き受注する見込みだ」と述べたほか、「需要に応えるために、非常に迅速に新クラウド・データセンターを開設している」とも付け加えた。
アナリストからも高評価が聞かれ投資判断の引き上げも伝わった。AIおよび差別化されたクラウド製品が牽引する持続的な成長加速を反映したとしている。「同社のクラウドは需要が供給を遥かに上回り続けており、経営陣は2026年度の売上高650億ドルのガイダンスを自信をもって再表明している」とも述べていた。
(12-2月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.41ドル(予想:1.38ドル)
・売上高:132.8億ドル(予想:132.8億ドル)
クラウドサービス/ライセンス:99.6億ドル(予想:98.5億ドル)
クラウドライセンス&プロミス:12.6億ドル(予想:12.0億ドル)
ハードウエア:7.54億ドル(予想:7.69億ドル)
サービス:13.1億ドル(予想:13.7億ドル)
・営業利益(調整後):57.9億ドル(予想:57.1億ドル)
・営業利益率(調整後):44.0%(予想:42.9%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美