（NY時間10:34）
アファーム<AFRM>　26.38（+4.62　+21.23%）

　アファーム<AFRM>が大幅高。同社はデジタル及びモバイルコマース向けに「ｂｕｙ・ｎｏｗ・ｐａｙ・ｌａｔｅｒ（後払い決済）」のシステムなど次世代プラットフォームを手掛ける。前日引け後に７－９月期決算（第１四半期）を発表し、経常収益、総取扱高とも予想を上回った。

　ガイダンスも公表し、通期の総取扱高の見通しを上方修正したほか、第２四半期については予想を上回る経常収益の見通しを示した。

　アナリストからは「総取扱高が通期ガイダンスを押し上げたことに注目している。今回の第１四半期の数字は同社が後払い決済の市場をリードしていることを如実に示しており、株価の上昇が続くと期待している」と述べた。

（７－９月・第１四半期）
・経常収益：4.97億ドル（予想：4.45億ドル）
・総取扱高：56.2億ドル（予想：54.3億ドル）

（１０－１２月・第２四半期見通し）
・経常収益：4.95～5.20億ドル（予想：5.06億ドル）
・総取扱高：67～69億ドル（予想：68億ドル）

（通期見通し）
・総取扱高：242.5億ドル超（従来：240億ドル超）（予想：251億ドル）

【企業概要】
　デジタル及びモバイルコマース向け次世代プラットフォームを構築する。消費者には、繰延金利・隠れ手数料・違約金なしで商品を購入できるPOS決済ソリューションを、加盟店には、需要創出と顧客獲得を強化する効果的なコマースソリューションを提供する。消費者向けエンドツーエンドのアプリも提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美