2025年6月10日 23時15分
インスメッドが大幅高 臨床試験ですべての評価項目を達成=米国株個別
(NY時間10:12)(日本時間23:12)
インスメッド<INSM> 89.74(+19.06 +26.97%)
バイオ医薬品のインスメッド<INSM>が大幅高。肺の病気の一種に対する吸入粉末治療薬の臨床試験(フェーズ2b)で主要評価項目を含むすべての評価項目を達成したと発表した。
肺動脈性肺高血圧症(PAH)患者を対象とした、吸入用ドライパウダー(TPIP)の1日1回投与による臨床試験(フェーズ2b)において、主要評価項目、および全ての副次的有効性評価項目を達成したとする好調な結果を発表した。主要評価項目では、肺血管抵抗のベースラインからのプラセボ調整済みで、統計的に有意な35%の減少が確認されたという。
同社は、PH-ILD(間質性肺疾患に関連する肺高血圧症)を対象としたフェーズ3の臨床試験の計画について、ただちにFDAとの協議を開始し、2025年末までにPH-ILD、2026年初頭にはPAHを対象とした試験を開始する予定。
【企業概要】
重篤な疾患や希少疾患の治療薬を開発・提供するバイオ医薬品会社。肺の希少疾患である肺非結核性抗酸菌症・非嚢胞性線維症気管支拡張症・非結核性抗酸菌症等の治療に有効な、肺感染症の吸入抗生物質治療薬を商品化したほか、気管支拡張症・慢性鼻副鼻腔炎などの治療薬の開発を進める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
インスメッド<INSM> 89.74(+19.06 +26.97%)
バイオ医薬品のインスメッド<INSM>が大幅高。肺の病気の一種に対する吸入粉末治療薬の臨床試験(フェーズ2b)で主要評価項目を含むすべての評価項目を達成したと発表した。
肺動脈性肺高血圧症(PAH)患者を対象とした、吸入用ドライパウダー(TPIP)の1日1回投与による臨床試験(フェーズ2b)において、主要評価項目、および全ての副次的有効性評価項目を達成したとする好調な結果を発表した。主要評価項目では、肺血管抵抗のベースラインからのプラセボ調整済みで、統計的に有意な35%の減少が確認されたという。
同社は、PH-ILD(間質性肺疾患に関連する肺高血圧症)を対象としたフェーズ3の臨床試験の計画について、ただちにFDAとの協議を開始し、2025年末までにPH-ILD、2026年初頭にはPAHを対象とした試験を開始する予定。
【企業概要】
重篤な疾患や希少疾患の治療薬を開発・提供するバイオ医薬品会社。肺の希少疾患である肺非結核性抗酸菌症・非嚢胞性線維症気管支拡張症・非結核性抗酸菌症等の治療に有効な、肺感染症の吸入抗生物質治療薬を商品化したほか、気管支拡張症・慢性鼻副鼻腔炎などの治療薬の開発を進める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース