（NY時間10:02）（日本時間00:02）
ベスティス<VSTS>　5.33（-1.39　-20.68%）

　制服サービスと職場用品を提供するベスティス<VSTS>が大幅安。前日引け後に８－１０月期決算（第４四半期）を発表し、売上高は予想を上回ったものの、１株利益、ＥＢＩＴＤＡは予想を下回った。

　ただ、株価は冴えない反応。２６年度の通期ガイダンスでは予想を上回るＥＢＩＴＤＡを見込んでいる一方、売上高は２５年度の正常化後、横ばいから２％減になると見込んでいる点が失望的だったようだ。フリーキャッシュフロー（ＦＣＦ）は５０００－６０００万ドルを見込んでいる。

　同社は、計画を２７年末までに概ね完了すると予想しており、計画遂行に伴うコストは約２５００－３０００万ドルを見積もった。

（８－１０月・第４四半期）
・１株利益（調整後）：0.03ドル（予想：0.06ドル）
・売上高：7.12億ドル（予想：6.84億ドル）
・EBITDA（調整後）：6470万ドル（予想：6680万ドル）

（２６年通期見通し）
・EBITDA（調整後）：2.85～3.15億ドル（予想：2.72億ドル）

【企業概要】
　北米の企業向けに、清潔で安全な制服サービスと職場用品を提供する。フルサービスのユニフォームレンタルプログラム、クリーンルームやその他の特殊衣類加工、フロアマット・タオル・リネンなどの補助製品、管理されたトイレサービス、応急処置用品などの包括的なサービスを手掛ける。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース