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    2025年6月12日 5時20分

    前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

    ■モンラボ <5255>  110円 (+30円、+37.5%) ストップ高

     モンスターラボ <5255> [東証G]がストップ高。11日午前11時ごろ、同社の米国・ニューヨーク拠点がインターネット向け決済インフラを提供する米ストライプのパートナーエコシステムにおいて「Payments Specialized Partner」認定資格を取得したと発表した。これにより、グローバルマーケットに向けたストライププラットフォームの開発支援とインテグレーションサービスの強化を実現するという。

    ■エイシアンS <8946>  120円 (+30円、+33.3%) ストップ高

     ASIAN STAR <8946> [東証S]がストップ高。10日の取引終了後、25年12月期連結業績予想について、売上高を39億4100万円から50億円(前期比49.2%増)へ、営業利益を1億200万円から1億2000万円(同2.4倍)へ、純利益を6100万円から7000万円(同3.9倍)へ上方修正したことを好感した買いが流入した。既存ビジネスによる安定収益と不動産販売・仲介・管理戸数の積み上げ、更にAUM(預り資産残高)の増強による売り上げ拡大を見込むことが要因としている。また、既存事業の再構築による効率化が進んでいることも寄与する。同時に、27年12月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。売上高100億円、営業利益4億円を目指すとしたことで、意欲的な中計と評価されたようだ。

    ■クリングル <4884>  1,008円 (+150円、+17.5%) ストップ高

     クリングルファーマ <4884> [東証G]がストップ高。同社は11日、脊髄損傷急性期の患者に向けて開発中の組み換えヒトHGFタンパク質「KP-100IT」に関し、米食品医薬品局(FDA)から希少疾病用医薬品指定を取得したと発表した。同社の発表に先立ち、FDAが指定の公表を行っていた。新薬の実用化に向けた動きが加速するとの期待から、買いが集まったようだ。今回の指定を受け、新薬の承認後には米国内で7年間の市場独占権が与えられるほか、開発企業は臨床試験費用の税額控除や迅速審査などの優遇措置が受けられるようになるという。指定は米国時間10日付。日本国内では2019年9月に希少疾病用医薬品指定を受けており、現在、医薬品製造販売承認の申請に向けて準備を進めている。

    ■ダイナマップ <336A>  1,325円 (+177円、+15.4%)

     ダイナミックマッププラットフォーム <336A> [東証G]が急反騰。同社は11日、テレビ東京の「Newsモーニングサテライト」で自社が取り上げられたと発表。投資家の関心が向かう要因となったようだ。特集「IPO、次の一歩」のコーナーで、同社社長のインタビューを交えながら事業や今後の展望について紹介されたという。

    ■トライト <9164>  754円 (+100円、+15.3%) ストップ高

     トライト <9164> [東証G]がストップ高。10日の取引終了後、米投資ファンドのカーライル・グループ傘下のTCG2505が、同社の完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表しており、TOB価格880円にサヤ寄せする格好となった。カーライルが経営資源を投入し、他社との提携やM&Aも視野に入れて支援することで企業価値の向上を目指す。買付予定数は4000万株(下限666万6700株・上限設定なし)で、買付期間は6月11日から7月23日まで。TOB成立後、トライトは所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は6月10日付で同社株式を監理銘柄(確認中)に指定した。なお、トライトはTOBに対して賛同の意見を表明している。

    ■ポート <7047>  1,823円 (+184円、+11.2%)

     ポート <7047> [東証G]が3日続急騰。10日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を20万株(自己株式を除く発行済み株数の1.50%)、または3億円としており、取得期間は6月11日から7月17日まで。今後のM&Aなどの積極的なコーポレートアクションに備えることが目的としている。

    ■SUMCO <3436>  1,094円 (+104円、+10.5%)

     東証プライムの上昇率トップ。SUMCO <3436> [東証P]が4日続急騰。5月13日ザラ場につけた戻り高値1059円をブレークした。半導体シリコンウエハーでは世界シェア2位につけており、300ミリウエハーなど大口径ウエハーを得意としている。10日の米国株市場ではインテル <INTC> が7.8%高に買われるなど人気化し、半導体セクター全般の株価牽引役となった。現在進行中の米中貿易協議では、米国の対中半導体輸出規制の緩和に向けた期待があり、 半導体関連株は総じて強さを発揮していたが、オールドカンパニーの範疇にあるインテルの大幅高は投資家のセンチメント改善に寄与した。東京市場でもこの流れを引き継ぎ、SUMCOやイビデン <4062> [東証P]などインテルと収益連動性の高い半導体関連銘柄の株価を刺激していた。

    ■山岡家 <3399>  5,990円 (+560円、+10.3%)

     丸千代山岡家 <3399> [東証S]が6日続急騰。10日の取引終了後に発表した5月度の売上高速報で、既存店売上高が前年同月比29.6%増と38ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。来店客数が同24.2%増と引き続き順調に推移していることが要因としている。また、客単価も同4.3%増と上昇した。

    ■ファブリカ <4193>  2,128円 (+174円、+8.9%)

     ファブリカホールディングス <4193> [東証S]が3日続急伸。同社は10日、子会社のメディア4uが手掛ける法人向けSMSサービス「メディアSMS」で、金融機関の導入社数が累計120社を突破したと発表。直近では不正ログイン被害の深刻化を背景に、特に証券業界からの多要素認証ニーズが急増しているという。メディア4uでは25年度末までに200の金融機関への導入を目指すとしており、これが材料視されたようだ。

    ■サイオス <3744>  418円 (+34円、+8.9%) 一時ストップ高

     サイオス <3744> [東証S]が続急伸、一時ストップ高となった。同社は11日、米Jフロッグ <FROG> の日本法人と業務提携すると発表しており、これが材料視されたようだ。これにより、同社はDevSecOps(開発:Development、セキュリティー:Security、運用:Operationsの略)プラットフォーム「JFrog Platform」を日本国内の販売代理店として販売、加えて開発支援や運用のコンサルティングサービスを提供するとしている。

    ■オルトP <3672>  76円 (+6円、+8.6%)

     オルトプラス <3672> [東証S]が急反発。11日正午ごろ、新作ゲーム「忘却前夜」のクローズドβテストの参加者募集を開始したと発表しており、好材料視された。「忘却前夜」は、中国アリババグループ傘下のLingXiGamesが手掛け、アジアで大人気配信中のカードRPGスマートフォン向けタイトル「Morimens」の日本ローカライズ版。オルトPは、「忘却前夜」の独占配信権を獲得しており、今年夏ごろの正式リリースを予定している。

    ■グリッド <5582>  3,005円 (+225円、+8.1%)

     グリッド <5582> [東証G]が急反発。電力の需給計画や海運の配船などAIを活用して最適なプランを提供する計画最適化事業を展開しており、業績も好調を極め、24年6月期の76%営業増益に続き、25年6月期も10%増益と成長路線をまい進する。また、同社は量子コンピューター分野に早くから取り組んでいることが改めて注目されている。既に2017年にIBM <IBM> の実機を使った研究開発をスタートさせ、21年には量子アルゴリズムに関する特許申請も行っている。アルゴリズムはハードがなくても、開発を進捗させることが可能。ハードが出来てから開発するのではなく、ハードの完成とともに使えるソフトウェアを準備しておくことが重要との考え方を会社側では示しており、同社の量子分野への取り組みにそれが反映されている。

    ■物語コーポ <3097>  3,905円 (+235円、+6.4%)

     東証プライムの上昇率10位。物語コーポレーション <3097> [東証P]が4日続急伸。10日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高(速報値)で、既存店売上高が前年同月比11.7%増となり、12ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。主力の焼肉部門が同11.5%増と2ヵ月ぶりにプラスに転じたことに加えて、ラーメン部門が同12.1%増となったことが牽引役となった。なお、全店舗売上高は同21.1%増だった。

    ■大真空 <6962>  564円 (+34円、+6.4%)

     東証プライムの上昇率9位。大真空 <6962> [東証P]が3日続急伸。水晶デバイス専業大手で水晶振動子の商品シェアは世界首位級。売り上げの9割近くを海外で占めており、時価総額200億円未満の小型株ながら、グローバルニッチトップの一角として存在感を示している。スマートフォン向け水晶発振器では、人工知能(AI)をクラウド利用ではなく内蔵させるエッジAIが普及していく方向にあるなか、ノイズ耐性に優れる同社の差動出力発振器へのニーズが高まっており、今後収益環境に追い風が吹きそうだ。26年3月期は営業利益が前期比2.2倍の20億円を見込む一方、PBRが0.5倍に満たず会社解散価値の半値水準に株価が放置されており、5%前後の高配当利回りも注目されたようだ。

    ※11日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

    株探ニュース