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    2025年6月10日 7時53分

    株価指数先物【寄り前】 +2σを意識した押し目狙いのロング対応に

    大阪6月限ナイトセッション
    日経225先物 38240 +130 (+0.34%)
    TOPIX先物 2788.5 +0.5 (+0.01%)
    シカゴ日経平均先物 38225 +115
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     9日の米国市場は、NYダウが小幅に下落した一方で、 S&P500ナスダックは上昇。9日午後に英ロンドンで貿易問題を巡る米中の通商協議が始まった。中国のレアアース規制や米国の半導体製品に対する輸出規制などが議論の対象になったとみられ、協議は10日も継続する。協議進展への期待から買われる場面もあったが、結果を見極めたいとのムードは強く、方向感に欠ける展開だった。

     S&P500業種別指数は、自動車・同部品、半導体・同製造装置、小売が上昇した半面、保険、商業サービス・用品、電気通信サービスの下げが目立った。NYダウ構成銘柄では、ボーイング<BA>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、ウォルトディズニー<DIS>、キャタピラー<CAT>、IBM<IBM>が買われ、トラベラーズ<TRV>、ナイキ<NKE>、アップル<AAPL>、ビザ<V>が下落。

     ナスダック指数は2月20日以来の水準を回復しており、テスラ<TSLA>やアルファベット<GOOG>が上昇。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>など半導体株の一角への買いも目立った。

     シカゴ日経平均先物(清算値)は大阪比115円高の3万8225円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは日中比10円安の3万8100円で始まった。直後につけた3万8080円を安値にロング優勢の動きが強まり、米国市場の取引開始直後には3万8330円まで買われた。買い一巡後は3万8180円まで上げ幅を縮める場面もみられたが、終盤にかけては3万8200円~3万8290円で保ち合い、3万8240円でナイトセッションの取引を終えた。

     日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになろう。ナイトセッションではボリンジャーバンドの+1σ(3万8040円)を上回っての推移となり、+2σ(3万8420円)とのレンジ内での値動きだった。3万8000円固めから+2σに接近する動きをみせており、+1σに接近する局面では押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。

     米中通商協議では中国の交渉団からのコメントはなく、簡単ではないことが窺える。ただし、10日も協議が行われることで、両国が話し合いの席に着いたことは安心感につながろう。協議の内容を見極めたいとの様子見姿勢から積極的な上値追いは期待しづらいものの、押し目狙いのロング対応となりそうだ。

     上向きで推移する25日移動平均線(3万7650円)と200日線(3万7660円)とのカイリが縮小しており、ゴールデンクロス示現が近づいている。週足のボリンジャーバンドでは+1σ(3万8110円)を上回っており、ショートポジションを圧縮する動きに向かわせやすい。

     週末に6月の先物・オプション特別清算指数算出日(メジャーSQ)を控え、限月交代に伴うロールオーバーが中心になるが、ヘッジ対応の動きが活発になることで上へのバイアスが強まる可能性も意識しておきたい。そのため、オプション権利行使価格の3万8000円から3万8500円のレンジを想定するものの、+2σを捉えてくる局面ではヘッジ対応の動きから5月13日の戻り高値(3万8790円)が射程に入ろう。

     9日の米VIX指数は17.16(6日は16.77)に上昇した。6日に5月16日の直近安値(17.15)と3月26日につけた16.97を割り込んできたことで、いったんは反発が意識されやすいところだろう。25日線(19.41)と200日線(19.62)とのデッドクロス示現により、リスク選好に向かわせそうである。

     昨日のNT倍率は先物中心限月で13.66倍に上昇した。一時13.69倍をつけており、抵抗線として意識されていた25日線(13.65倍)、75日線(13.66倍)を突破してきた。両線を明確に上放れてくるようだと、+1σが位置する13.73倍辺りを意識したNTロングに振れやすいとみておきたい。

    株探ニュース