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    2025年6月6日 8時03分

    株価指数先物【寄り前】 米中首脳会談が行われ押し目狙いのロング対応

    大阪6月限ナイトセッション
    日経225先物 37440 -80 (-0.21%)
    TOPIX先物 2757.0 +3.5 (+0.12%) 
    シカゴ日経平均先物 37485 -35
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     5日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が下落。トランプ米大統領は5日、中国の習近平国家主席と電話で協議した。貿易交渉の安定化を目指して近く閣僚級協議を開くことで合意したことで、米中貿易交渉の進展期待から買いが入る場面もみられた。ただし、週間の新規失業保険申請件数が予想を上回り、前日のADP雇用統計に続いて労働市場の軟化を示す内容だったと受け止められ、米景気の先行き不安が強まった。トランプ大統領とテスラ<TSLA>のイーロン・マスクCEOの関係悪化が表面化し、これを受けてテスラ株が急落したこともセンチメントを冷ます形になった。

     S&P500業種別指数は、電気通信サービス、ソフトウエア・サービス、小売が上昇した。一方で、自動車・同部品、食品・生活必需品小売、家庭用品・パーソナル用品の下げが目立った。NYダウ構成銘柄では、セールスフォース<CRM>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>、マイクロソフト<MSFT>、IBM<IBM>、シスコシステムズ<CSCO>が買われた。半面、プロクター・アンド・ギャンブル<PG>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、ウォルマート<WMT>、ボーイング<BA>、エヌビディア<NVDA>が下落。

     シカゴ日経平均先物(清算値)は大阪比35円安の3万7485円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは日中比120円高の3万7640円で始まった。直後につけた3万7650円を高値に軟化し、米国市場の取引開始後に3万7310円まで売られた。売り一巡後は3万7650円とプラス圏を回復する場面もみられたが、終盤にかけて弱含んでおり、3万7440円でナイトセッションの取引を終えた。

     日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになろう。ナイトセッションでは200日移動平均線(3万7620円)を上回って始まったが、中盤にかけて同線を割り込み、支持線として意識されていた25日線(3万7510円)を割り込んで終えた。ただし、概ね両線を挟んでの推移だったこともあり、ショートの動きはそれほど強まらないだろう。

     米国では6日に5月の雇用統計の発表を控え、様子見姿勢は強まりそうだ。積極的なロングの動きも限られるため、25日、200日線水準での攻防が意識されそうである。米国株安は重荷になるだろうが、テスラが14%超の下落となったことが投資家心理に影響を与えたと考えられ、東京市場に与える影響は限られそうである。米国市場への反応は限られていたが、米中首脳による電話会談が行われ、閣僚級協議を開くことで合意したことは安心感につながることで、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

     詳細は不明だが、自動車などの産業に必要不可欠なレアアースの輸出問題を取り上げたようであり、レアアース不足で生産停止の影響が出てきた自動車メーカーへの買い戻しの動きがみられるようだと、センチメント改善に向かわせそうだ。

     日経225先物は25日線水準での攻防から、オプション権利行使価格の3万7250円から3万7750円でのレンジを想定する。このレンジを突破してくるようだと、ボリンジャーバンドの-1σ(3万7080円)と+1σ(3万7950円)での推移になろう。

     5日の米VIX指数は18.48(4日は17.61)に上昇した。ただ、200日線(19.61)や25日線(19.90)を下回っての推移であり、リスク選好に傾きやすい状況は続いている。

     昨日のNT倍率は先物中心限月で13.62倍に上昇した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角が買われた半面、自動車メーカー各社が軟調だったことで、相対的に日経平均型優位になった。上値抵抗線として意識される25日線(13.64倍)、75日線(13.67倍)に接近してきたことで、リバランスの動きが入る可能性はありそうだ。

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