NYダウ (4日10:25)
41,952.58
-99.61
-0.24%
S&P500 (4日10:25)
5,740.56
+11.76
0.20%
18,248.37
+8.46
0.04%
探検
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  グースヘッド・インシュアランス【GSHD】
  •  >  ニュース
  •  >  株価指数先物 【週間展望】 ―4万円大台を意識したロング優勢の展開か
  • グースヘッド・インシュアランス【GSHD】最新ニュース

    NASDAQ
    株価 15分ディレイ
    GSHD
    グースヘッド・インシュアランス
    $107.20
    前日比
    -0.48 (-0.44%)
    NY時間
    04日 10:17
    日本時間
    05日 00:17
     
    PER
    PSR
    利回り
    %
    比較される銘柄
    ACNB AMP KB HBAN CINF
    時価総額 26億1,504万ドル
    PER・PSRについて

    株探プレミアムに登録すると...

    初回30日間無料!

    日本語に翻訳された適時開情報をご覧いただけます。(翻訳対象は拡大予定です)

    銘柄ニュース
    戻る
    2024年2月25日 17時00分

    株価指数先物 【週間展望】 ―4万円大台を意識したロング優勢の展開か

     今週の日経225先物は、23日の米国市場でNYダウS&P500が最高値を更新したことを受けて、4万円の大台を意識したロング優勢の展開が見込まれる。22日のナイトセッションで日経225先物は日中大阪比10円高の3万9130円で始まった後は強いトレンドを継続し、3万9520円まで買われた。さらに祝日取引では高値圏で推移し、一時3万9610円まで買われる場面があった。

     ボリンジャーバンドは、上向きで推移する+1σ(3万8220円)を支持線に+2σ(3万9370円)に沿ったトレンドを形成しており、祝日取引で+2σを上回ってきた。過熱感が警戒されやすい水準だが、バンドに沿ったトレンド形成が意識されやすく、+3σ(4万0520円)とのレンジへの移行が期待されよう。

     先週の日経平均株価は、決算が好感された米半導体大手エヌビディア<NVDA>の時間外取引での急伸が支援材料となり、約34年2カ月ぶりに史上最高値を更新した。

     買い遅れていた投資家の資金流入が強まり、押し目待ち狙いの買い意欲の強さがみられるなかでは、ショートは避けたいところだろう。23日の米国市場ではエヌビディアが最高値更新後に利食いにより上げ幅を縮める動きをみせており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株ではリバランスの動きもありそうだ。また、3月相場を睨んで配当志向の物色に向かいやすく、ややTOPIX型へのシフトも予想される。高値更新によっていったん利食いが入りやすい一方で、先高期待は強く良好な需給状況のなかでは、相対的に出遅れているバリュー株を見直す動きの強まりが想定され、全体としては上昇基調を継続するだろう。

     また、著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイ<BRK.B>の現金保有高が、昨年10-12月に過去最高に膨らんだようである。昨年に持ち高比率を高めた大手総合商社の昨年末の投資リターンは61%だったと伝えられており、今後、利益確定に伴う持ち高圧縮も意識されやすく、目先的な達成感からのショートと先高期待によるロングが交錯する場面がありそうだ。

     ただし、高値を更新する過程で積極的にポジションをロングに傾けている動きは限定的とみられ、大きく調整する局面では押し目待ち狙いのロングで対応したい。+2σに沿ったトレンドを形成するなか、過度な過熱感は高まりづらく、まずは+2σが位置するオプション権利行使価格の3万9375円を中心とした、権利行使価格3万9125円から3万9625円処でのレンジを想定。レンジ上限での推移が継続するようだと、3万9625円と4万円のレンジが意識されよう。また、目先達成感からショートが積み上がりやすくなる半面、ショートカバーに伴うリバウンド直面では値幅が出やすいとみておきたい。なお、週足の+2σは4万0330円まで上昇しているが、1月第2週以降、+2σに沿った強いトレンドを形成している。

     今週の米国では、27日に米国2月コンファレンスボード消費者信頼感指数や29日には米連邦準備理事会(FRB)が重視する米国1月個人消費支出(PCE)の発表が予定されている。先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、米当局者の多くが利下げに慎重だったことが明らかとなり、早期利下げ観測が後退した。今週もPCEの結果を受けた利下げ期待の後退がセンチメントを冷ます可能性はあるが、節目の3万9000円辺りまで調整する場面があれば、押し目狙いの好機になりそうだ。

     週末のVIX指数は13.75(前日は14.54)に低下した。先週はエヌビディアの決算が警戒されて週前半には200日移動平均線を突破し、21日には一時16.12まで切り上げる場面が見られた。ただし、エヌビディアの決算が好感されるなか、同線を割り込み、週末には25日線を下回り、13.99辺りで推移する75日線に迫った。ボトム圏での推移ではあるが、エヌビディア決算後も下へのバイアスが極端に強まる展開にはならなかった。3月のFOMCは利下げ見送りがコンセンサスではあるものの、FOMCに向けて神経質な展開に向かわせる可能性がある。

     なお、22日のNT倍率は先物中心限月で14.70倍に上昇した。+1σまでの調整を経て、22日にはNTロングの動きが強まり、+2σ(14.71倍)捉えてきた。方向性としては16日に付けた14.79倍が意識されるが、3月を睨んで配当志向の物色が意識されやすく、まずは+2σを明確に上放れてくるかを見極めたいところだろう。

     2月第2週(2月13日-16日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週連続の買い越しであり、買い越し額は1135億円(2月第1週は8121億円の買い越し)だった。なお、現物は3013億円の買い越し(同3663億円の買い越し)と7週連続の買い越しであり、先物は1878億円の売り越し(同4457億円の買い越し)と2週ぶりに売り越している。個人は現物と先物の合算で1497億円の売り越しで、4週ぶりの売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で1741億円の売り越しとなり、6週連続の売り越しだった。

     経済スケジュールでは、26日に米国1月新築住宅販売件数、27日に1月全国消費者物価指数、米国12月S&Pケースシラー住宅価格、米国2月コンファレンスボード消費者信頼感指数、米国2月リッチモンド連銀製造業指数、28日に12月景気動向指数確報値、米国10-12月期GDP確報値、G20財務相・中央銀行総裁会議(~29日)、29日に1月鉱工業生産、1月住宅着工件数、米国1月個人所得、米国1月個人消費支出(PCE)、米国2月シカゴ購買部協会景気指数、3月1日に1月完全失業率、中国2月製造業PMI、中国2月非製造業PMI、米国2月ISM製造業景気指数などが予定されている。


    ――プレイバック・マーケット――

    ●SQ値
    02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19
    03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32
    04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76
    05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33
    06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13
    07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68
    08月限 日経225 32013.86  TOPIX  2278.68
    09月限 日経225 32921.39  TOPIX  2370.93
    10月限 日経225 32360.91  TOPIX  2326.75
    11月限 日経225 32454.88  TOPIX  2318.99
    12月限 日経225 32639.57  TOPIX  2343.77
    01月限 日経225 36025.97  TOPIX  2513.46
    02月限 日経225 37018.07  TOPIX  2563.93

    ◆日経225先物(日足)
             始値   高値   安値   清算値  前日比
    24/03 02月22日  38310  39150  38210  39120  +830
    24/03 02月21日  38470  38550  38080  38290  -220
    24/03 02月20日  38470  38730  38260  38510  -10
    24/03 02月19日  38610  38690  38270  38520  -90

    ◇TOPIX先物(日足)
             始値   高値   安値   清算値  前日比
    24/03 02月22日  2630.5  2664.0  2624.5  2659.5  +30.5
    24/03 02月21日  2639.5  2641.0  2614.0  2629.0  -11.0
    24/03 02月20日  2643.5  2651.5  2624.0  2640.0  -6.5
    24/03 02月19日  2631.0  2646.5  2617.0  2646.5  +15.0

    ●シカゴ日経平均 円建て
              清算値  前日大阪比
    02月23日(03月限) 39470  +350
    02月22日(03月限) 39455  +335
    02月21日(03月限) 38410  +120
    02月20日(03月限) 38295  -215
    ※前日比は大阪取引所終値比

    □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)
            売り   前週末比   買い    前週末比
    02月16日    380億円  -18億円 1兆6210億円  +3722億円
    02月09日    398億円 -1036億円 1兆2488億円  +623億円
    02月02日    1435億円  +441億円 1兆1865億円  +1063億円
    01月26日    994億円  +243億円 1兆0802億円  -3013億円
    01月19日    750億円  +10億円 1兆3815億円  +388億円

    □裁定取引に係る現物ポジション(株数)
            売り      前日比  買い       前日比
    02月20日    1010万株    +8万株  6億8972万株   +6196万株
    02月19日    1002万株    -4万株  6億2776万株   +294万株
    02月16日    1007万株   -6811万株  6億2481万株   -2403万株
    02月15日    7818万株   +6796万株  6億4884万株   +8935万株
    02月14日    1022万株    +15万株  5億5949万株   +1286万株
    02月13日    1006万株    -48万株  5億4662万株   +5641万株
    02月09日    1055万株   -2117万株  4億9020万株   +166万株
    02月08日    3173万株   -919万株  4億8854万株   +2318万株
    02月07日    4092万株   +488万株  4億6535万株   +258万株
    02月06日    3604万株   +443万株  4億6277万株   -2356万株
    02月05日    3160万株   -255万株  4億8633万株   +898万株

    ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分)
    【2022年】
    1月14日  701億円
    1月25日  701億円
    2月14日  701億円
    3月07日  701億円
    4月07日  701億円
    5月19日  701億円
    6月13日  701億円
    6月17日  701億円
    12月2日  701億円
    【2023年】
    3月13日  701億円
    3月14日  701億円
    10月4日  701億円

    株探ニュース