2023年6月21日 11時41分
話題株ピックアップ【昼刊】:フロンテオ、資生堂、JAL
■FRONTEO <2158> 842円 +108 円 (+14.7%) 11:30現在
FRONTEO<2158>が反発。20日の取引終了後、自社開発AI(人工知能)ソリューション「KIBIT Knowledge Probe(キビットナレッジプローブ)」を活用した日本郵政<6178>との取り組みを発表。これを手掛かりに買われている。キビットナレッジプローブはAIを用いてテキストデータを解析し、課題・目的に応じたリスクやチャンスにつながる情報を抽出するデータ解析支援システム。日本郵政グループに寄せられた膨大な顧客の声を同システムで解析し、潜在リスクやミスコンダクト事象の早期発見、迅速な顧客フォローアップや再発防止策の検討を促すなど、ガバナンス態勢の強化に貢献しているという。
■コニシ <4956> 2,391円 +213 円 (+9.8%) 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ
コニシ<4956>が急反騰し、実質上場来高値を更新している。20日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を300万株(発行済み株数の8.47%)または50億円としており、取得期間は23年6月21日から24年3月29日まで。株主への利益還元と資本効率の向上を図ることが目的という。そのうち上限を170万株とする自社株については6月21日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買い付ける。取得価額の総額は最大37億260万円になるとしている。
■雪国まいたけ <1375> 1,031円 +91 円 (+9.7%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
雪国まいたけ<1375>が大幅高。20日の取引終了後、キノコを主原料とした代替肉の開発に成功したと発表しており、これを材料視した買いが集まっている。自然なおいしさを追求しつつ、原料であるキノコの低カロリーや低脂質、食物繊維といった特性を生かしたという。今年度中に最初の製品を発売することを目標に準備を進めており、来年度以降は更に製品バリエーションを広げて事業を展開する予定としている。
■レノバ <9519> 1,636円 +92 円 (+6.0%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位
レノバ<9519>が反発。米資産運用会社大手ブラックロック<BLK>日本法人のブラックロック・ジャパンが20日付で財務省に提出した大量保有報告書で、レノバ株の保有割合が5.11%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入っている。保有目的は純投資。報告義務発生日は6月15日。
■タムロン <7740> 4,000円 +180 円 (+4.7%) 11:30現在
タムロン<7740>が大幅反発し、07年10月以来約15年8カ月ぶりの高値となっている。20日の取引終了後、23年12月期の配当予想について、中間30円・期末90円の年120円から中間35円・期末90円の年125円に引き上げると発表したことが好感されている。前期実績に対しては5円の増配になる予定だ。同時に、6月30日付で160万株(発行済み株数の6.40%)の自社株を消却すると発表しており、これも好材料視されている。なお、消却後の発行済み株数は2340万株となる予定だ。
■アニコムHD <8715> 626円 +27 円 (+4.5%) 11:30現在
アニコム ホールディングス<8715>が急反発した。20日の取引終了後、子会社のアニコム損害保険がペット保険「どうぶつ健保ふぁみりぃ ワイドタイプ(限度日数なし)」の基本料金を値上げすると発表し、手掛かり視されたようだ。対象保険商品については、平均で7.8%の値上げとなる。補償内容などの改定はない。新料金は11月以降の契約分から適用する。
■資生堂 <4911> 7,146円 +242 円 (+3.5%) 11:30現在
資生堂<4911>が3日ぶりに反発。2021年11月以来、およそ1年7カ月ぶりの高値圏で推移している。SMBC日興証券が20日、同社株の投資評価を「2」から「1」に引き上げた。目標株価も7100円から9000円に増額修正している。コロナ禍でポートフォリオ改革を進め、強みを持つスキンケアに注力したことで、グローバルメジャーに匹敵する10%台後半のマージンの実現が射程圏内となったと指摘。同証券は資生堂の24年12月期営業利益の予想を991億円から1010億円に見直している。
■日本航空 <9201> 3,057円 +93.5 円 (+3.2%) 11:30現在
日本航空<9201>が続伸し、3000円台に乗せた。ANAホールディングス<9202>も堅調。ともに2020年2月以来の高値圏で推移し、東証の業種別指数で空運業は上昇率でトップとなっている。21日の取引終了後に日本政府観光局が5月の訪日外客統計を公表する。海外からの観光客を中心とした訪日外客数の増加が期待されるなか、空運株に対しては先回り買いが入ったようだ。米国では早いところでは5月中に卒業式を行う学校もあるが、夏の旅行シーズンに入った同国では、奴隷解放記念日の連休初日となった6月16日の航空旅客数が1日としては過去4番目の高水準となったとも伝わっている。米国における旺盛な旅行需要への思惑も、国際線を運航するJALとANAHDの株価を押し上げる要因となったとみられている。
■ソシオネクスト <6526> 27,580円 +750 円 (+2.8%) 11:30現在
ソシオネクスト<6526>の上げ足が止まらない。連日の上場来高値更新できょうは一時1500円高の2万8330円まで駆け上がる場面があった。このほかやや上値が重くなっているもののアドバンテスト<6857>が続伸、ディスコ<6146>は最高値を更新するなど、GPU向けで需要獲得が見込まれる大手半導体製造装置メーカーへの買いが継続している。米国では生成AI市場の拡大で恩恵を受けるエヌビディア<NVDA>の株価上昇が際立っているが、市場関係者によると「東京市場でもAI用半導体特需が見込まれる銘柄に海外投資家とみられる大口の資金流入が継続している」(ネット証券アナリスト)という。一方、岸田政権も国産半導体の育成に本腰を入れている。今週18日には、西村経済産業相が日の丸半導体新会社ラピダスへの追加支援を検討することを表明、TSMC熊本工場に匹敵する補助金の支援規模となるなか、最先端半導体の量産で商機が高まる銘柄群に熱い視線が注がれている。
■ソフトバンクグループ <9984> 6,867円 +176 円 (+2.6%) 11:30現在
ソフトバンクグループ<9984>は強さを発揮している。ここ急勾配の5日移動平均線をサポートラインに上値指向を強め、指数寄与度の高い銘柄として日経平均株価の上昇に貢献してきたが、きょうはその5日線を巡る攻防となっている。3連休明けの米国株市場は主要株価3指数がいずれも続落、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が続落したのは5月下旬以来約1カ月ぶり。米ハイテク株に積極投資する同社株はナスダック指数との連動性が高く、足もと利食い売りを誘発しやすいところ。ただ、きょうは同社の株主総会が予定されており、この内容にマーケットの関心が高まっている。
■三栄建築設計 <3228> 1,429円 -113 円 (-7.3%) 11:30現在 東証プライム 下落率トップ
三栄建築設計<3228>が急落し、年初来安値を更新した。20日の取引終了後、元社長の小池信三氏が指定暴力団の組員に対し額面約189万円の小切手を交付し、利益を供与したとして、東京都公安委員会から暴力団排除条例第27条の規定による勧告を受けたと発表した。今後の事業への悪影響を懸念した売りが膨らんだようだ。同社は小池信三氏に対し、保有株式の処分などを求めていくという。あわせて社長交代についても発表した。前社長の小池学氏が辞任し、常務の千葉理恵氏が20日付で代表取締役社長に就任した。小池学氏は勧告の理由となった事実への関与は認められていないとするものの、小池信三氏との従来からの関係などを考慮し、辞任の申し出を受理したという。
■アララ <4015> 534円 +80 円 (+17.6%) ストップ高買い気配 11:30現在
アララ<4015>は寄り付き大量の買い注文が流入、商いが成立せずに気配値のまま水準を切り上げる展開となっている。地方のスーパーなどをはじめ小売店向け電子マネーの導入支援ビジネスを展開している。また、メール配信サービス(メッセージングサービス)も手掛ける。業績は22年8月期に大幅減収となり営業赤字に転落したが、今期は回復色が鮮明だ。23年8月期は買収効果に伴うトップラインの急拡大を背景に、損益も会社側の従来予想を上回って推移しており、営業損益段階で従来見通しの1億円の赤字から一転して1億2000万円の黒字に上方修正、これを材料視する買いが集中した。
■フーバーブレイン <3927> 955円 +123 円 (+14.8%) 11:30現在
フーバーブレイン<3927>が急騰、一気に900円台を回復。今月13日につけた年初来高値918円奪回を視界に捉えている。生成AIの活用なども加わり企業のデジタルシフト推進が加速しているが、一方でサイバーセキュリティーの充実は民間だけでなく政府も含めた国家的課題となっている。同社はセキュリティーソフトの開発・販売を手掛けており、国内随一の実力を誇るマルウェア対策エンジンで商機を捉えている。24年3月期は営業利益が前期比3.4~5.1倍となる2~3億円を見込むなど成長力が開花する見通し。
■ランドビジネス <8944> 268円 +24 円 (+9.8%) 11:30現在
ランドビジネス<8944>が急反発し年初来高値を一気に更新している。20日の取引終了後、東京都港区と中央区に保有する固定資産(賃貸用不動産)を売却するのに伴い、24年9月期に固定資産売却益29億2400万円を特別利益として計上すると発表したことが好感されている。
■SDSホールディングス <1711> 318円 +28 円 (+9.7%) 11:30現在
SDSホールディングス<1711>が急伸。20日の取引終了後、英国の第三者認証機関の日本法人であるBMトラダ・ジャパン(大阪市住之江区)と業務提携契約を締結することを決めたと発表した。太陽光発電設備の評価及びデューデリジェンスのシステム確立と事業化を目指す。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。固定価格買い取り制度(FIT)による買い取り期間の終了などを背景とした太陽光パネルの大量廃棄が社会問題となるなか、グローバルな第三者認証機関であるBMトラダの知見を生かす。リサイクル・リユースパネルの活用推進に向け、耐久性や機能・安全性・法的要求事項について評価システムを構築。再生可能エネルギーシステムの流通市場の健全な成長につなげる。
●ストップ高銘柄
アララ <4015> 534円 +80 円 (+17.6%) ストップ高買い気配 11:30現在
以上、1銘柄
●ストップ安銘柄
プログリット <9560> 6,000円 -1,500 円 (-20.0%) ストップ安売り気配 11:30現在
以上、1銘柄
株探ニュース
FRONTEO<2158>が反発。20日の取引終了後、自社開発AI(人工知能)ソリューション「KIBIT Knowledge Probe(キビットナレッジプローブ)」を活用した日本郵政<6178>との取り組みを発表。これを手掛かりに買われている。キビットナレッジプローブはAIを用いてテキストデータを解析し、課題・目的に応じたリスクやチャンスにつながる情報を抽出するデータ解析支援システム。日本郵政グループに寄せられた膨大な顧客の声を同システムで解析し、潜在リスクやミスコンダクト事象の早期発見、迅速な顧客フォローアップや再発防止策の検討を促すなど、ガバナンス態勢の強化に貢献しているという。
■コニシ <4956> 2,391円 +213 円 (+9.8%) 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ
コニシ<4956>が急反騰し、実質上場来高値を更新している。20日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を300万株(発行済み株数の8.47%)または50億円としており、取得期間は23年6月21日から24年3月29日まで。株主への利益還元と資本効率の向上を図ることが目的という。そのうち上限を170万株とする自社株については6月21日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買い付ける。取得価額の総額は最大37億260万円になるとしている。
■雪国まいたけ <1375> 1,031円 +91 円 (+9.7%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
雪国まいたけ<1375>が大幅高。20日の取引終了後、キノコを主原料とした代替肉の開発に成功したと発表しており、これを材料視した買いが集まっている。自然なおいしさを追求しつつ、原料であるキノコの低カロリーや低脂質、食物繊維といった特性を生かしたという。今年度中に最初の製品を発売することを目標に準備を進めており、来年度以降は更に製品バリエーションを広げて事業を展開する予定としている。
■レノバ <9519> 1,636円 +92 円 (+6.0%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位
レノバ<9519>が反発。米資産運用会社大手ブラックロック<BLK>日本法人のブラックロック・ジャパンが20日付で財務省に提出した大量保有報告書で、レノバ株の保有割合が5.11%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入っている。保有目的は純投資。報告義務発生日は6月15日。
■タムロン <7740> 4,000円 +180 円 (+4.7%) 11:30現在
タムロン<7740>が大幅反発し、07年10月以来約15年8カ月ぶりの高値となっている。20日の取引終了後、23年12月期の配当予想について、中間30円・期末90円の年120円から中間35円・期末90円の年125円に引き上げると発表したことが好感されている。前期実績に対しては5円の増配になる予定だ。同時に、6月30日付で160万株(発行済み株数の6.40%)の自社株を消却すると発表しており、これも好材料視されている。なお、消却後の発行済み株数は2340万株となる予定だ。
■アニコムHD <8715> 626円 +27 円 (+4.5%) 11:30現在
アニコム ホールディングス<8715>が急反発した。20日の取引終了後、子会社のアニコム損害保険がペット保険「どうぶつ健保ふぁみりぃ ワイドタイプ(限度日数なし)」の基本料金を値上げすると発表し、手掛かり視されたようだ。対象保険商品については、平均で7.8%の値上げとなる。補償内容などの改定はない。新料金は11月以降の契約分から適用する。
■資生堂 <4911> 7,146円 +242 円 (+3.5%) 11:30現在
資生堂<4911>が3日ぶりに反発。2021年11月以来、およそ1年7カ月ぶりの高値圏で推移している。SMBC日興証券が20日、同社株の投資評価を「2」から「1」に引き上げた。目標株価も7100円から9000円に増額修正している。コロナ禍でポートフォリオ改革を進め、強みを持つスキンケアに注力したことで、グローバルメジャーに匹敵する10%台後半のマージンの実現が射程圏内となったと指摘。同証券は資生堂の24年12月期営業利益の予想を991億円から1010億円に見直している。
■日本航空 <9201> 3,057円 +93.5 円 (+3.2%) 11:30現在
日本航空<9201>が続伸し、3000円台に乗せた。ANAホールディングス<9202>も堅調。ともに2020年2月以来の高値圏で推移し、東証の業種別指数で空運業は上昇率でトップとなっている。21日の取引終了後に日本政府観光局が5月の訪日外客統計を公表する。海外からの観光客を中心とした訪日外客数の増加が期待されるなか、空運株に対しては先回り買いが入ったようだ。米国では早いところでは5月中に卒業式を行う学校もあるが、夏の旅行シーズンに入った同国では、奴隷解放記念日の連休初日となった6月16日の航空旅客数が1日としては過去4番目の高水準となったとも伝わっている。米国における旺盛な旅行需要への思惑も、国際線を運航するJALとANAHDの株価を押し上げる要因となったとみられている。
■ソシオネクスト <6526> 27,580円 +750 円 (+2.8%) 11:30現在
ソシオネクスト<6526>の上げ足が止まらない。連日の上場来高値更新できょうは一時1500円高の2万8330円まで駆け上がる場面があった。このほかやや上値が重くなっているもののアドバンテスト<6857>が続伸、ディスコ<6146>は最高値を更新するなど、GPU向けで需要獲得が見込まれる大手半導体製造装置メーカーへの買いが継続している。米国では生成AI市場の拡大で恩恵を受けるエヌビディア<NVDA>の株価上昇が際立っているが、市場関係者によると「東京市場でもAI用半導体特需が見込まれる銘柄に海外投資家とみられる大口の資金流入が継続している」(ネット証券アナリスト)という。一方、岸田政権も国産半導体の育成に本腰を入れている。今週18日には、西村経済産業相が日の丸半導体新会社ラピダスへの追加支援を検討することを表明、TSMC熊本工場に匹敵する補助金の支援規模となるなか、最先端半導体の量産で商機が高まる銘柄群に熱い視線が注がれている。
■ソフトバンクグループ <9984> 6,867円 +176 円 (+2.6%) 11:30現在
ソフトバンクグループ<9984>は強さを発揮している。ここ急勾配の5日移動平均線をサポートラインに上値指向を強め、指数寄与度の高い銘柄として日経平均株価の上昇に貢献してきたが、きょうはその5日線を巡る攻防となっている。3連休明けの米国株市場は主要株価3指数がいずれも続落、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が続落したのは5月下旬以来約1カ月ぶり。米ハイテク株に積極投資する同社株はナスダック指数との連動性が高く、足もと利食い売りを誘発しやすいところ。ただ、きょうは同社の株主総会が予定されており、この内容にマーケットの関心が高まっている。
■三栄建築設計 <3228> 1,429円 -113 円 (-7.3%) 11:30現在 東証プライム 下落率トップ
三栄建築設計<3228>が急落し、年初来安値を更新した。20日の取引終了後、元社長の小池信三氏が指定暴力団の組員に対し額面約189万円の小切手を交付し、利益を供与したとして、東京都公安委員会から暴力団排除条例第27条の規定による勧告を受けたと発表した。今後の事業への悪影響を懸念した売りが膨らんだようだ。同社は小池信三氏に対し、保有株式の処分などを求めていくという。あわせて社長交代についても発表した。前社長の小池学氏が辞任し、常務の千葉理恵氏が20日付で代表取締役社長に就任した。小池学氏は勧告の理由となった事実への関与は認められていないとするものの、小池信三氏との従来からの関係などを考慮し、辞任の申し出を受理したという。
■アララ <4015> 534円 +80 円 (+17.6%) ストップ高買い気配 11:30現在
アララ<4015>は寄り付き大量の買い注文が流入、商いが成立せずに気配値のまま水準を切り上げる展開となっている。地方のスーパーなどをはじめ小売店向け電子マネーの導入支援ビジネスを展開している。また、メール配信サービス(メッセージングサービス)も手掛ける。業績は22年8月期に大幅減収となり営業赤字に転落したが、今期は回復色が鮮明だ。23年8月期は買収効果に伴うトップラインの急拡大を背景に、損益も会社側の従来予想を上回って推移しており、営業損益段階で従来見通しの1億円の赤字から一転して1億2000万円の黒字に上方修正、これを材料視する買いが集中した。
■フーバーブレイン <3927> 955円 +123 円 (+14.8%) 11:30現在
フーバーブレイン<3927>が急騰、一気に900円台を回復。今月13日につけた年初来高値918円奪回を視界に捉えている。生成AIの活用なども加わり企業のデジタルシフト推進が加速しているが、一方でサイバーセキュリティーの充実は民間だけでなく政府も含めた国家的課題となっている。同社はセキュリティーソフトの開発・販売を手掛けており、国内随一の実力を誇るマルウェア対策エンジンで商機を捉えている。24年3月期は営業利益が前期比3.4~5.1倍となる2~3億円を見込むなど成長力が開花する見通し。
■ランドビジネス <8944> 268円 +24 円 (+9.8%) 11:30現在
ランドビジネス<8944>が急反発し年初来高値を一気に更新している。20日の取引終了後、東京都港区と中央区に保有する固定資産(賃貸用不動産)を売却するのに伴い、24年9月期に固定資産売却益29億2400万円を特別利益として計上すると発表したことが好感されている。
■SDSホールディングス <1711> 318円 +28 円 (+9.7%) 11:30現在
SDSホールディングス<1711>が急伸。20日の取引終了後、英国の第三者認証機関の日本法人であるBMトラダ・ジャパン(大阪市住之江区)と業務提携契約を締結することを決めたと発表した。太陽光発電設備の評価及びデューデリジェンスのシステム確立と事業化を目指す。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。固定価格買い取り制度(FIT)による買い取り期間の終了などを背景とした太陽光パネルの大量廃棄が社会問題となるなか、グローバルな第三者認証機関であるBMトラダの知見を生かす。リサイクル・リユースパネルの活用推進に向け、耐久性や機能・安全性・法的要求事項について評価システムを構築。再生可能エネルギーシステムの流通市場の健全な成長につなげる。
●ストップ高銘柄
アララ <4015> 534円 +80 円 (+17.6%) ストップ高買い気配 11:30現在
以上、1銘柄
●ストップ安銘柄
プログリット <9560> 6,000円 -1,500 円 (-20.0%) ストップ安売り気配 11:30現在
以上、1銘柄
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