2025年10月2日 23時49分
アップル、ビジョンProの刷新見送り メタに対抗でスマートグラス優先 株価は小幅高=米国株個別
(NY時間10:49)(日本時間23:49)
アップル<AAPL> 256.36(+0.91 +0.36%)
アップル<AAPL>は、複合現実(MR)ヘッドセット「ビジョンPro」の刷新に向けた計画を一時停止する。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。緊急性が高いスマートグラスの開発にリソースを振り向け、メタ<META>の製品に対抗する方針。
同社は価格を抑え軽量化したヘッドセットを2027年に投入する計画を進めてきた。ただ、関係者によると、同社は先週、このプロジェクトから人員を移し、スマートグラスの開発を加速する方針を社内で示したという。
スマートグラスは、AI関連のデバイス開発を競うハイテク企業にとって重要分野となっている。将来的には必須のテクノロジーとしてスマートフォンに対抗する製品となる可能性もあり、同社はそうした状況に備えたい考えだ。
同社は少なくとも2種類のスマートグラスを開発。1つ目はアイフォーンと連携するが、独自のディスプレーを備えないタイプで、早ければ来年に発表し、27年に発売する計画。
これに加えてディスプレー搭載モデルも開発中で、最近メタが発売した「メタ・レイバン・ディスプレイ」に対抗する製品となる可能性もある。当初は28年に投入予定だったが、開発を早める方向で検討しているという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
アップル<AAPL> 256.36(+0.91 +0.36%)
アップル<AAPL>は、複合現実(MR)ヘッドセット「ビジョンPro」の刷新に向けた計画を一時停止する。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。緊急性が高いスマートグラスの開発にリソースを振り向け、メタ<META>の製品に対抗する方針。
同社は価格を抑え軽量化したヘッドセットを2027年に投入する計画を進めてきた。ただ、関係者によると、同社は先週、このプロジェクトから人員を移し、スマートグラスの開発を加速する方針を社内で示したという。
スマートグラスは、AI関連のデバイス開発を競うハイテク企業にとって重要分野となっている。将来的には必須のテクノロジーとしてスマートフォンに対抗する製品となる可能性もあり、同社はそうした状況に備えたい考えだ。
同社は少なくとも2種類のスマートグラスを開発。1つ目はアイフォーンと連携するが、独自のディスプレーを備えないタイプで、早ければ来年に発表し、27年に発売する計画。
これに加えてディスプレー搭載モデルも開発中で、最近メタが発売した「メタ・レイバン・ディスプレイ」に対抗する製品となる可能性もある。当初は28年に投入予定だったが、開発を早める方向で検討しているという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース