（NY時間10:37）（日本時間23:37）
ウォルマート<WMT>　97.08（-0.39　-0.40%）

　アナリストがウォルマート<WMT>をトップピックに推進している。ＥＣ事業の拡大を理由に挙げており、ＥＣ分野での成長が同社の同社株の重要なカタリストとなる可能性があるという。目標株価も従来の１０５ドルから１１５ドルに引き上げた。

　多年に渡る再構築が、技術主導型の企業への転換として進展しており、配送速度の向上とさらなる販売量増加が期待されると指摘。同社の米国での年間のＥＣ売上高が１０００億ドルを超えており、国内オンライン販売の約１０％に迫るペースで推移している。アマゾン<AMZN>に次ぐ第２位の地位を確立していると付け加えた。

　この点を踏まえ、同アナリストは同社を新たな視点で評価し、現在の競争の激しい市場において、最も支配的なデジタル企業の１つとして位置付けている。広告、マーケットプレイス、会員サービスの成長が高く、利益貢献度も高い補完的な事業として、４ドルを超える１株利益の創出の可能性を見込んでいる。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース