2025年1月22日 7時11分
ユナイテッド航空、決算受け時間外で上昇 プレミアムや海外旅行の強い需要を見込む=米国株個別
(NY時間17:10)(日本時間07:10)時間外
ユナイテッド航空<UAL> 115.39(+4.87 +4.41%)
ユナイテッド航空<UAL>が時間外で上昇。引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。機内販売の増加とベーシックとプレミアム両方のカテゴリーで売上高が伸びた。ガイダンスも公表し、予想を上回る第1四半期の1株利益の見通しを示した。プレミアムシートや海外旅行の強い需要を見込んでいる。
今回の明るい見通しは、12月の休暇明けや学校再開といった、業界が最も弱い時期に過去の水準を大きく上回る需要を見込んでいることを浮き彫りにした。冬季でも米国人が大西洋を横断する旅行を続けていることを示唆しており、その路線は同社の売上の約20%を占める。
米航空大手は国内の格安航空が不採算路線を削減したことで、運賃値上げの恩恵も受けている。ライバルのデルタ航空<DAL>も同様に強気の第1四半期見通しを示し、業界の運航計画と旅行需要のバランスがより堅調で、それは春まで続くはずだと指摘している。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):3.26ドル(予想:3.05ドル)
・売上高:147億ドル 7.8%増(予想:143.5億ドル)
旅客:132億8000万ドル(予想:130億2000万ドル)
貨物:5億2100万ドル(予想:4億3420万ドル)
その他:8億9900万ドル(予想:8億6480万ドル)
・有効座席マイル当たりの旅客収入:16.95セント(0.1695ドル)
・有償旅客マイル当たりの平均収入:20.59セント(0.2059ドル)
・有効座席マイル:783.0億(予想:776.7億)
・有償旅客マイル:644.6億(予想:642.8億)
・ロードファクター:82.3%(予想:82.7%)
・燃料消費量:11.2億ガロン(予想:11.2億ガロン)
・燃料1ガロン当たり平均価格:2.40ドル(予想:2.46ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.75~1.25ドル(予想:0.56ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):11.50~13.50ドル(予想:12.84ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ユナイテッド航空<UAL> 115.39(+4.87 +4.41%)
ユナイテッド航空<UAL>が時間外で上昇。引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。機内販売の増加とベーシックとプレミアム両方のカテゴリーで売上高が伸びた。ガイダンスも公表し、予想を上回る第1四半期の1株利益の見通しを示した。プレミアムシートや海外旅行の強い需要を見込んでいる。
今回の明るい見通しは、12月の休暇明けや学校再開といった、業界が最も弱い時期に過去の水準を大きく上回る需要を見込んでいることを浮き彫りにした。冬季でも米国人が大西洋を横断する旅行を続けていることを示唆しており、その路線は同社の売上の約20%を占める。
米航空大手は国内の格安航空が不採算路線を削減したことで、運賃値上げの恩恵も受けている。ライバルのデルタ航空<DAL>も同様に強気の第1四半期見通しを示し、業界の運航計画と旅行需要のバランスがより堅調で、それは春まで続くはずだと指摘している。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):3.26ドル(予想:3.05ドル)
・売上高:147億ドル 7.8%増(予想:143.5億ドル)
旅客:132億8000万ドル(予想:130億2000万ドル)
貨物:5億2100万ドル(予想:4億3420万ドル)
その他:8億9900万ドル(予想:8億6480万ドル)
・有効座席マイル当たりの旅客収入:16.95セント(0.1695ドル)
・有償旅客マイル当たりの平均収入:20.59セント(0.2059ドル)
・有効座席マイル:783.0億(予想:776.7億)
・有償旅客マイル:644.6億(予想:642.8億)
・ロードファクター:82.3%(予想:82.7%)
・燃料消費量:11.2億ガロン(予想:11.2億ガロン)
・燃料1ガロン当たり平均価格:2.40ドル(予想:2.46ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.75~1.25ドル(予想:0.56ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):11.50~13.50ドル(予想:12.84ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース