バイデン大統領は、ビッグスリーの自動車メーカーに対するストライキを取り上げ、全米自動車労働組合（ＵＡＷ）への支持を表明した。自動車会社が記録的な利益を上げたのは、労働者たちの並外れた技能と犠牲のおかげだと述べた。

　「これらの記録的な利益が労働者たちに公平に分配されていないと私は考えている」とも大統領は付け加えた。自動車会社の収益は労働者の記録的な契約につながるはずだとも述べた。

　ただ、ＡＦＬ－ＣＩＯや他の大手組合が民主党現職の支持に回ったとしても、ＵＡＷはいまのところバイデン大統領の再選を支持していない。

　来年の米大統領選はバイデン大統領とトランプ前大統領の再戦となる可能性がある。バイデン大統領は歴史的に共和党よりも民主党を支持してきた一部の組合世帯を獲得している。エジソン・リサーチの出口調査によると、バイデン大統領は２０２０年に激戦州であったミシガン州とウィスコンシン州では組合世帯からトランプより多くの支持を得たが、オハイオ州とペンシルベニア州ではトランプ氏がそうした世帯からより多くの支持を得た。

（NY時間13:22）
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出所：MINKABU PRESS