１８日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比２６０．３２ドル安の４万１５８１．３１ドルと３日ぶりに反落した。米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果を見極めたいとのムードが強まり、持ち高調整目的の売りが優勢となった。緊迫化する中東情勢は投資家のリスク許容度を低下させる要因となった。

　ウォルマート<WMT>やキャタピラー<CAT>、トラベラーズ<TRV>が軟調推移。バックト・ホールディングス<BKKT>が大幅安となった。一方、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>やシェブロン<CVX>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>がしっかり。ピーボディ・エナジー<BTU>が高い。

　ナスダック総合株価指数は３０４．５４７ポイント安の１万７５０４．１１７と３日ぶりに反落した。エヌビディア<NVDA>やメタ・プラットフォームズ<META>、アルファベット<GOOG>が売られマイクロソフト<MSFT>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>が冴えない展開。モービルアイ・グローバル<MBLY>やサレプタ・セラピューティックス<SRPT>が株価水準を切り下げた。半面、ルーシッド・グループ<LCID>やハロー・ヘルス<HROW>が大幅高となった。

出所：MINKABU PRESS