（NY時間15:24）（日本時間05:24）
ガネット<GCI>　2.18（+0.29　+15.34%）

　地方紙のガネット<GCI>が大幅高。アナリストが投資判断を「買い」、目標株価を５ドルでカバレッジを開始した。同社のフリーキャッシュフロー（ＦＣＦ）の可能性は過小評価されており、レバレッジ解消が大きな価値創造をもたらすはずだという。同社は最近４件のパートナーシップを追加し、さらにコンテンツ・クリエイターとの提携も計画している。

　デジタル事業の売上高に占める割合は７－９月期（第３四半期）に約４０％、２４年度には約５０％への上昇が見込まれ、第４四半期には売上高の伸びが持続的に変化すると見ていると指摘。

　同社株は、直近１２カ月間の実績を用いたＬＴＭ・ＥＢＩＴＤＡの僅か４．６７倍で取引されており、同社がレバレッジ削減のマイルストーンを達成するにつれて、株価は下振れリスクよりも上振れリスクの方がかなり大くなると考えられるという。

【企業概要】
　米国内の地域に特化した日刊新聞・週刊新聞・宣伝用チラシなどの印刷物を出版する。地域に焦点を当てた、インターネットおよびモバイル向けのWebサイト・デジタル出版物・イエローページ等も提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美