2025年2月6日 2時55分
FMCが決算受け急落 ガイダンスを嫌気=米国株個別
(NY時間12:54)(日本時間02:54)
FMC<FMC> 35.83(-18.21 -33.70%)
殺虫剤など農業化学のFMC<FMC>が急落。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの売上高は予想を下回った。特に市場はガイダンスを嫌気しているようで、第1四半期と通期は1株利益、売上高とも予想を下回る見通しを示している。
アナリストは、同社の殺虫剤「リナキシピル」の競争激化、為替の逆風、同社全体の戦略に対する懸念を指摘した。「第4四半期は堅調だったが、ガイダンスは冴えない。同社は在庫削減と高成長製品の導入に取り組んでいるが、株価は今後数四半期はレンジ相場となる可能性がある」と述べている。目標株価も従来の78ドルから47ドルに引き下げた。
(10-12月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.79ドル(予想:1.60ドル)
・売上高:12.2億ドル(6.8%増)(予想:13.2億ドル)
・既存事業売上高:12%増(予想:20.2%増)
・FCF(調整後):3.89億ドル
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:7.5~8.0億ドル(予想:9.6億ドル)
・EBITDA(調整後):1.05~1.25億ドル(予想:2.21億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.26~3.70ドル(予想:4.40ドル)
・売上高:41.5~43.5億ドル(予想:43.9億ドル)
・EBITDA(調整後):8.7~9.5億ドル(予想:10.4億ドル)
・FCF:2.0~4.0億ドル
【企業概要】
食糧・飼料・繊維・燃料の生産者を支援する農業化学ソリューションを開発する。米国・欧州・アジア等で、生物学的製剤、作物栄養学、デジタル、精密農業を含む作物保護ソリューションにより、環境の変化に適応した除草剤・殺虫剤・殺菌剤等の製造・販売、有効成分・製品処方・先駆的技術の発見に取り組む。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
FMC<FMC> 35.83(-18.21 -33.70%)
殺虫剤など農業化学のFMC<FMC>が急落。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの売上高は予想を下回った。特に市場はガイダンスを嫌気しているようで、第1四半期と通期は1株利益、売上高とも予想を下回る見通しを示している。
アナリストは、同社の殺虫剤「リナキシピル」の競争激化、為替の逆風、同社全体の戦略に対する懸念を指摘した。「第4四半期は堅調だったが、ガイダンスは冴えない。同社は在庫削減と高成長製品の導入に取り組んでいるが、株価は今後数四半期はレンジ相場となる可能性がある」と述べている。目標株価も従来の78ドルから47ドルに引き下げた。
(10-12月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.79ドル(予想:1.60ドル)
・売上高:12.2億ドル(6.8%増)(予想:13.2億ドル)
・既存事業売上高:12%増(予想:20.2%増)
・FCF(調整後):3.89億ドル
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:7.5~8.0億ドル(予想:9.6億ドル)
・EBITDA(調整後):1.05~1.25億ドル(予想:2.21億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.26~3.70ドル(予想:4.40ドル)
・売上高:41.5~43.5億ドル(予想:43.9億ドル)
・EBITDA(調整後):8.7~9.5億ドル(予想:10.4億ドル)
・FCF:2.0~4.0億ドル
【企業概要】
食糧・飼料・繊維・燃料の生産者を支援する農業化学ソリューションを開発する。米国・欧州・アジア等で、生物学的製剤、作物栄養学、デジタル、精密農業を含む作物保護ソリューションにより、環境の変化に適応した除草剤・殺虫剤・殺菌剤等の製造・販売、有効成分・製品処方・先駆的技術の発見に取り組む。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース