2025年3月10日 21時35分
ダウ先物は463ドル安 投資家の先行き懸念は根強い模様=米国株
米株価指数先物(3月限)(NY時間08:22)(日本時間21:22)
ダウ先物 42375(-463.00 -1.08%)
S&P500 5701.50(-74.50 -1.29%)
ナスダック100先物 19923.00(-306.75 -1.52%)
きょうの米株価指数先物市場でダウ先物は大幅安となっているほか、S&P500、ナスダック100も大幅安となっており、本日は下落して始まりそうな気配となっている。
先週末の米株式市場は、パウエルFRB議長が関税による値上げは一時的なものになる可能性を示唆したことで、買い戻しが入っていたものの、投資家の先行き懸念は根強いようだ。先週のS&P500は昨年9月以来の最悪の週となったが、週明けもその流れが続いている。
米国、メキシコ、カナダ間の関税交渉をめぐるワシントンの動向に市場は振り回されている。トランプ大統領はFOXニュースのインタビューで景気後退の可能性について聞かれ、経済は過渡期にあると述べていた。また、政府の大幅な人員削減策の潜在的影響も不安に拍車をかけている模様。
ウクライナ情勢も含めて、政治的混乱は今週も続く可能性があるほか、今週も市場を動かしそうな経済指標もそれに加わる。水曜日に米消費者物価指数(CPI)、木曜日に生産者物価指数(PPI)の発表が予定されている。エコノミストは「今週のイベントはインフレ指標が中心。CPIは前月の急上昇から、上昇は緩やかになるだろう」と述べた。関税とその脅威によって押し上げられたPPIは、恐らく2カ月連続で前年比でCPIを上回るだろうと見ているようだ。
本日は主な経済指標の発表はないが、NY連銀が2月の米消費者調査を発表し、消費者のインフレ期待が報告される予定。
医療機器のデクスコム<DXCM>が下落。FDAが、同社のカリフォルニア州サンディエゴとアリゾナ州メサの工場に対する査察後、警告書を発行した。同社が明らかにした。同社は、製造能力や25年度のガイダンスに重大な影響はないとしている。
フード・デリバリーサービスのドアダッシュ<DASH>が時間外で上昇。先週末引け後にS&Pダウ・ジョーンズが四半期の定期ウェート変更に伴う銘柄入れ替えを公表し、S&P500の算出銘柄に同社が採用された。3月24日(月)の取引開始前に反映。そのほか、ウィリアムズ・ソノマ<WSM>、TKO<TKO>、エクスパンド・エナジー<EXE>も採用される。
ITサービスのコグニザント・テクノロジー<CTSH>が時間外で上昇。アクティビスト(物言う株主)のリッジ氏が同社株を10億ドル以上を保有したと伝わった。
バイオ医薬品のミネラリス<MLYS>が時間外で急伸。同社の実験的高血圧治療薬「ロルンドロスタット」の2つの臨床試験が主要目標を達成したと発表した。
(NY時間08:32)(日本時間21:32)時間外
デクスコム<DXCM> 75.47(-2.37 -3.04%)
ドアダッシュ<DASH> 184.00(+5.92 +3.32%)
コグニザント・テクノロジー<CTSH> 86.55(+3.32 +3.99%)
ミネラリス<MLYS> 15.15(+4.63 +44.01%)
アップル<AAPL> 235.68(-3.39 -1.42%)
マイクロソフト<MSFT> 386.70(-6.61 -1.68%)
アマゾン<AMZN> 194.35(-4.90 -2.46%)
アルファベット<GOOG> 170.99(-4.76 -2.71%)
テスラ<TSLA> 252.88(-9.79 -3.73%)
メタ<META> 606.81(-18.85 -3.01%)
エヌビディア<NVDA> 109.64(-3.05 -2.71%)
AMD<AMD> 98.32(-1.99 -1.98%)
イーライリリー<LLY> 858.76(-10.82 -1.24%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 42375(-463.00 -1.08%)
S&P500 5701.50(-74.50 -1.29%)
ナスダック100先物 19923.00(-306.75 -1.52%)
きょうの米株価指数先物市場でダウ先物は大幅安となっているほか、S&P500、ナスダック100も大幅安となっており、本日は下落して始まりそうな気配となっている。
先週末の米株式市場は、パウエルFRB議長が関税による値上げは一時的なものになる可能性を示唆したことで、買い戻しが入っていたものの、投資家の先行き懸念は根強いようだ。先週のS&P500は昨年9月以来の最悪の週となったが、週明けもその流れが続いている。
米国、メキシコ、カナダ間の関税交渉をめぐるワシントンの動向に市場は振り回されている。トランプ大統領はFOXニュースのインタビューで景気後退の可能性について聞かれ、経済は過渡期にあると述べていた。また、政府の大幅な人員削減策の潜在的影響も不安に拍車をかけている模様。
ウクライナ情勢も含めて、政治的混乱は今週も続く可能性があるほか、今週も市場を動かしそうな経済指標もそれに加わる。水曜日に米消費者物価指数(CPI)、木曜日に生産者物価指数(PPI)の発表が予定されている。エコノミストは「今週のイベントはインフレ指標が中心。CPIは前月の急上昇から、上昇は緩やかになるだろう」と述べた。関税とその脅威によって押し上げられたPPIは、恐らく2カ月連続で前年比でCPIを上回るだろうと見ているようだ。
本日は主な経済指標の発表はないが、NY連銀が2月の米消費者調査を発表し、消費者のインフレ期待が報告される予定。
医療機器のデクスコム<DXCM>が下落。FDAが、同社のカリフォルニア州サンディエゴとアリゾナ州メサの工場に対する査察後、警告書を発行した。同社が明らかにした。同社は、製造能力や25年度のガイダンスに重大な影響はないとしている。
フード・デリバリーサービスのドアダッシュ<DASH>が時間外で上昇。先週末引け後にS&Pダウ・ジョーンズが四半期の定期ウェート変更に伴う銘柄入れ替えを公表し、S&P500の算出銘柄に同社が採用された。3月24日(月)の取引開始前に反映。そのほか、ウィリアムズ・ソノマ<WSM>、TKO<TKO>、エクスパンド・エナジー<EXE>も採用される。
ITサービスのコグニザント・テクノロジー<CTSH>が時間外で上昇。アクティビスト(物言う株主)のリッジ氏が同社株を10億ドル以上を保有したと伝わった。
バイオ医薬品のミネラリス<MLYS>が時間外で急伸。同社の実験的高血圧治療薬「ロルンドロスタット」の2つの臨床試験が主要目標を達成したと発表した。
(NY時間08:32)(日本時間21:32)時間外
デクスコム<DXCM> 75.47(-2.37 -3.04%)
ドアダッシュ<DASH> 184.00(+5.92 +3.32%)
コグニザント・テクノロジー<CTSH> 86.55(+3.32 +3.99%)
ミネラリス<MLYS> 15.15(+4.63 +44.01%)
アップル<AAPL> 235.68(-3.39 -1.42%)
マイクロソフト<MSFT> 386.70(-6.61 -1.68%)
アマゾン<AMZN> 194.35(-4.90 -2.46%)
アルファベット<GOOG> 170.99(-4.76 -2.71%)
テスラ<TSLA> 252.88(-9.79 -3.73%)
メタ<META> 606.81(-18.85 -3.01%)
エヌビディア<NVDA> 109.64(-3.05 -2.71%)
AMD<AMD> 98.32(-1.99 -1.98%)
イーライリリー<LLY> 858.76(-10.82 -1.24%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース