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    2023年5月9日 5時20分

    前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

    ■資生堂 <4911>  6,559円 (-341円、-4.9%)

     東証プライムの下落率3位。資生堂 <4911> [東証P]が大幅続落。化粧品大手のエスティローダー <EL> が米国時間3日に発表した23年1-3月期(第3四半期)の決算は、1株利益が予想を下回った。業績見通しを引き下げたこともあって、同日の米国市場でエスティローダー株は急落。アジアでの旅行者の需要回復が想定よりも鈍いといい、同業の資生堂に対しても業績の先行きを懸念した売りが膨らんだようだ。化粧品関連ではコーセー <4922> [東証P]やポーラ・オルビスホールディングス <4927> [東証P]、ファンケル <4921> [東証P]も下落した。

    ■ジャムコ <7408>  1,384円 (-60円、-4.2%)

     東証プライムの下落率9位。ジャムコ <7408> [東証P]が大幅安で5日ぶりに反落した。前営業日の2日の取引終了後、23年3月期の連結業績に関し、経常損益の黒字額がこれまでの予想の18億6000万円から11億2000万円(前の期は35億1200万円の経常赤字)に下振れて着地したようだと発表し、嫌気されたようだ。売上高は498億円から472億円(前の期比20.8%増)と、計画を下振れて着地したようだという。航空機向けの内装品やシートなどの製造関連事業において、一部プログラムの出荷が顧客の納期変更などにより次期に繰り延べられたことが響く。前期の最終損益は計画(21億6000万円の黒字)とほぼ横ばいの21億7000万円の黒字(前の期は40億8100万円の赤字)で着地した見込み。繰延税金資産の計上も発表している。

    ■イチネンHD <9619>  1,335円 (-30円、-2.2%)

     イチネンホールディングス <9619> [東証P]が続落。前営業日の2日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。最終利益は前期比7.5%減の54億8000万円を計画する。減益見通しを嫌気した売りが出たようだ。今期の売上高は同2.5%増の1310億円を見込む。前期にリース満了車の売却利益が大幅に増加した反動などを業績予想に織り込んだ。

    ■三菱UFJ <8306>  848.3円 (-14.3円、-1.7%)

     三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> [東証P]が続落。メガバンクが総じて軟調となり、第一生命ホールディングス <8750> [東証P]も続落歩調で生保株も冴えない動きとなった。米地銀の相次ぐ破綻を受け金融システム不安がくすぶっている。前週末5日の米国株市場では、それまで下値を模索していたゴールドマン・サックス <GS> やJPモルガン <JPM> など大手金融株のほか、売り込まれていた地銀株も揃って買い戻され、全体相場の戻り足に貢献したが、依然として投資家の不安心理は拭い切れない状況だ。今月2~3日に行われたFOMCでFRBは市場予測通り0.25%の政策金利引き上げを決めたが、6月のFOMCで追加利上げの可能性も意識されており、米景気失速への警戒感が重荷となっている。これは米国事業を展開するメガバンクや大手生保にとっても風向きが悪く、「パッケージ化された海外金融機関のAT1債の影響を警戒する向きも少なくない」(中堅証券ストラテジスト)とする声もある。

    ※8日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

    株探ニュース