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    2023年5月8日 11時40分

    話題株ピックアップ【昼刊】:JVCケンウ、インフロニア、JT

    ■JVCケンウッド <6632>  521円  +56 円 (+12.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
     JVCケンウッド<6632>がマド開け急騰でプライム市場の値上がり率トップ。大型連休前の4月27日に23年3月期決算と併せ、高水準の自社株買いを発表したことがマーケットで注目を集めた。発行済み株式数の7.32%にあたる1200万株を上限に、きょうから9月29日までの期間で自社株を取得するが、市場関係者によると「同社株はPBR1倍を下回っており、東証の低PBR改善要請に呼応する形で積極的な株主還元策を打ち出していることが好感される。新中期経営計画に対する評価も高い」(中堅証券ストラテジスト)という。そうしたなか、今月2日には野村証券が同社の決算発表及び新中期経営計画を踏まえ、「PBR1倍に向け株価アップサイドが大きい」として、レーティングを「Buy」に変更、目標株価を700円に設定したことも買い人気に拍車をかけている。

    ■インフロニア <5076>  1,123円  +39 円 (+3.6%)  11:30現在
     インフロニア・ホールディングス<5076>が高値を更新した。この日、23年3月期の連結業績に関し、最終利益がこれまでの見通しの315億円から358億円(前の期比34.1%増)に上振れて着地した見込みだと発表。更に、前期の期末一括配当予想を計画の40円から55円(前の期末比15円増配)に増額して決定したこともあって、これら好感した買いが集まったようだ。売上高は計画の7050億円を上回る7096億円(同3.9%増)となったようだ。土木事業において完成工事の設計変更獲得により工事利益が改善した。舗装事業で原材料価格高騰分の価格転嫁が進んだことなども奏功したという。

    ■JT <2914>  2,994.5円  +60.5 円 (+2.1%)  11:30現在
     JT<2914>が全般軟調相場に逆行して上値指向を強め、3000円大台に乗せるとともに年初来高値を更新した。同社株の3000円台復帰は2018年10月以来約4年半ぶりとなる。前営業日の2日取引終了後に発表した23年1~3月期決算は、最終利益が前年同期比17%増の1446億8400万円と2ケタ伸長を達成した。同社は海外売上高比率が7割超と高いが、外国為替市場での円安が追い風となったほか、ロシアや英国などでのタバコの製品価格引き上げによる効果が収益押し上げ要因として発現した。

    ■エービーシー・マート <2670>  7,840円  +150 円 (+2.0%)  11:30現在
     エービーシー・マート<2670>が高い。前営業日の2日取引終了後に4月度概況を発表し、既存店売上高は前年同月比22.8%増と14カ月連続で前年実績を上回った。好調な月次が評価され、買い優勢の展開となっている。気温が高い日が続いたことで、季節商品の販売が順調だった。月前半は学需、後半は行楽需要のため集客が多くなり、商品別では人気アーティストを起用した新作スニーカーや、サンダルや夏物のTシャツが好調だった。全店売上高は同23.7%増だった。

    ■加藤産業 <9869>  3,730円  +70 円 (+1.9%)  11:30現在
     加藤産業<9869>が反発し、年初来高値を更新した。前営業日の2日の取引終了後、23年9月期の連結業績予想の上方修正を発表。営業収益の見通しは1兆670億円から1兆800億円(前期比4.3%増)、最終利益は99億円から前期比微増の113億円に見通しを引き上げた。最終利益は減益予想から一転して増益の計画となったほか、年間配当予想も増額しており、好感されたようだ。売上単価が上昇し、酒類流通事業での外食需要が回復するなか、コストコントロールが想定以上に寄与する。投資有価証券売却益の計上も利益を押し上げる要因となるという。年間配当予想はこれまで特別配当3円を含めて89円としていたが、今回これを97円に増額した。前期の年間配当は特別配当3円と記念配当4円を含めて83円だった。

    ■ジョイフル本田 <3191>  1,808円  +27 円 (+1.5%)  11:30現在
     ジョイフル本田<3191>が反発した。前営業日の2日の取引終了後、自己株式の消却を発表。これを材料視した買いが入ったようだ。同社は消却前の発行済み株式総数の2.04%に相当する142万6200株を5月19日に消却する予定。あわせて発表した23年6月期第3四半期累計(22年6月21日~23年3月20日)の決算は、売上高が前年同期比微減の910億8200万円、最終利益が同1.2%減の64億8200万円だった。

    ■マクドナルド <2702>  5,810円  +80 円 (+1.4%)  11:30現在
     日本マクドナルドホールディングス<2702>が5日続伸し、新値追いとなっている。同社は前営業日の2日取引終了後、4月度の月次動向を公表。既存店売上高は前年同月比9.1%増となり、3月度の伸び率(6.4%増)から拡大していることが好感されているようだ。既存店の客数は同0.8%減にとどまったが、客単価が同10.0%増となったことが寄与した。なお、全店ベースの売上高は同10.4%増だった。

    ■日本航空 <9201>  2,684円  +37 円 (+1.4%)  11:30現在
     日本航空<9201>が底堅い。前営業日の2日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。売上収益は前期比20.5%増の1兆6580億円、最終利益は同59.8%増の550億円を計画しており、株価の支援材料となったようだ。国内線、国際線ともに旅客収入の更なる回復を見込むという。23年3月期の連結決算は、売上収益が前の期比2.0倍の1兆3755億8900万円、最終損益が344億2300万円の黒字(前の期は1775億5100万円の赤字)だった。これまで20円の見込みとしていた前期の年間配当は25円(前の期は無配)で決定。今期の年間配当予想は前期比15円増配の40円とした。

    ■アダストリア <2685>  2,546円  +31 円 (+1.2%)  11:30現在
     アパレル大手のアダストリア<2685>、ユナイテッドアローズ<7606>がそろって上昇している。前営業日の2日取引終了後に両社がそれぞれ発表した月次売上高が好調だったことから、これを手掛かりに買われている。アダストリアが発表した4月度の月次売上高は、既存店売上高が前年同月比14.8%増と14カ月連続で前年実績を上回った。気温の上昇により春夏商品の販売が順調に推移したほか、ゴールデンウィークに向けた外出需要の増加が寄与。全店売上高は同17.1%増だった。Uアローズの4月度売上概況(速報)は、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比10.9%増と5カ月連続で前年実績を上回った。気温上昇とともに春物と初夏物の動きが目立っているという。全社売上高は同12.8%増だった。

    ■三谷セキサン <5273>  5,000円  +25 円 (+0.5%)  11:30現在
     三谷セキサン<5273>は4日続伸。前営業日の2日の取引終了後、23年3月期の連結業績に関し、最終利益がこれまでの予想の60億5000万円から79億円(前の期比48.4%増)に上振れて着地したようだと発表した。加えて、22円50銭としていた前期の期末配当予想を23円増額し、45円50銭(前の期末比23円増配)に見直した。これらを好感した買いが集まったようだ。前期の売上高は840億円から860億円(前の期比11.2%増)に上振れて着地した見込み。半導体工場などの大型物件の特需により主力のパイル部門で販売量が増加した。ホテル事業における稼働率・客単価の改善や、IT関連事業での収益性の高いソフト関連の売り上げの増加も寄与する。前期の年間配当予想は前の期比28円増配の72円となる。

    ■資生堂 <4911>  6,548円  -352 円 (-5.1%)  11:30現在  東証プライム 下落率4位
     資生堂<4911>が軟調。化粧品大手のエスティローダー<EL>が米国時間3日に発表した23年1~3月期(第3四半期)の決算は、1株利益が予想を下回った。業績見通しを引き下げたこともあって、同日の米国市場でエスティローダー株は急落。アジアでの旅行者の需要回復が想定よりも鈍いといい、同業の資生堂に対しても業績の先行きを懸念した売りが膨らんだようだ。化粧品関連ではコーセー<4922>やポーラ・オルビスホールディングス<4927>、ファンケル<4921>も下落している。

    ■ジャムコ <7408>  1,372円  -72 円 (-5.0%)  11:30現在  東証プライム 下落率5位
     ジャムコ<7408>が5日ぶりに反落した。前営業日の2日の取引終了後、23年3月期の連結業績に関し、経常損益の黒字額がこれまでの予想の18億6000万円から11億2000万円(前の期は35億1200万円の経常赤字)に下振れて着地したようだと発表し、嫌気されたようだ。売上高は498億円から472億円(前の期比20.8%増)と、計画を下振れて着地したようだという。航空機向けの内装品やシートなどの製造関連事業において、一部プログラムの出荷が顧客の納期変更などにより次期に繰り延べられたことが響く。前期の最終損益は計画(21億6000万円の黒字)とほぼ横ばいの21億7000万円の黒字(前の期は40億8100万円の赤字)で着地した見込み。繰延税金資産の計上も発表している。

    ■レーザーテック <6920>  17,970円  -300 円 (-1.6%)  11:30現在
     レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連は強弱観対立のなかもやや買い優勢となっている。半導体セクターの株価動向にマーケットの注目が集まるなか、前週末の米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.2%高に買われ、4日ぶりに反発した。東京市場では大型連休狭間の2日にレーザーテクが久々に高く引けるなど、目先流れの変化も観測される状況にある。依然として上値の重さは拭えないものの、足もと外国為替市場で対ドル、対ユーロともに円安に振れていることも追い風となり、押し目狙いの買いに厚みが加わっている。

    ■三菱UFJ <8306>  849.3円  -13.3 円 (-1.5%)  11:30現在
     三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが総じて軟調、第一生命ホールディングス<8750>も続落歩調で生保株も冴えない動き。米地銀の相次ぐ破綻を受け金融システム不安がくすぶっている。前週末5日の米国株市場では、それまで下値を模索していたゴールドマン・サックス<GS>やJPモルガン<JPM>など大手金融株のほか、売り込まれていた地銀株も揃って買い戻され、全体相場の戻り足に貢献したが、依然として投資家の不安心理は拭い切れない状況だ。今月2~3日に行われたFOMCでFRBは市場予測通り0.25%の政策金利引き上げを決めたが、6月のFOMCで追加利上げの可能性も意識されており、米景気失速への警戒感が重荷となっている。これは米国事業を展開するメガバンクや大手生保にとっても風向きが悪く、「パッケージ化された海外金融機関のAT1債の影響を警戒する向きも少なくない」(中堅証券ストラテジスト)とする声もある。

    ■赤阪鐵工所 <6022>  2,520円  +500 円 (+24.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
     赤阪鐵工所<6022>がストップ高の水準となる2520円でカイ気配となっている。前営業日の2日の取引終了後、23年3月期の単体業績に関し、最終利益がこれまでの予想の8000万円から2億5000万円(前の期比50.6%増)に上振れて着地したようだと発表。減益予想から一転して最終増益の見込みとなり、買いを誘う要因となったようだ。収益性の高い部品や修理工事の売り上げの増加が寄与する。補助金収入等の営業外収益も計画を大幅に上回った。

    ■クリエイト <3024>  889円  +150 円 (+20.3%) ストップ高   11:30現在
     クリエイト<3024>が急伸。150円高はストップ高となる889円をつけた。前営業日の2日取引終了後、23年3月期業績予想の上方修正を発表。同時に従来18円としていた期末配当予想を20円に増額すると発表しており、これらを好感した買いが入っている。23年3月期通期業績について売上高を342億円から348億8100万円(前の期比10.6%増)へ、営業利益を5億円から6億7900万円(同2.5倍)へ引き上げた。戦略的な仮需対応や販売先への価格転嫁が進んだことなどが寄与。配当予想は期末増配により年24円(前の期12円)となる見込み。あわせて、昨年末に子会社化した企業の土地時価評価の算定を巡り、第3四半期決算短信を一部訂正することを明らかにした。

    ■リリカラ <9827>  564円  +80 円 (+16.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
     リリカラ<9827>は大量の買い注文に値がつかず、気配値のまま水準を切り上げる展開。前営業日比80円高はストップ高となる564円カイ気配で張り付いている。インテリアの卸売りを主力に手掛けるが、インテリア事業の利益率改善に加え、コロナ禍からの脱却を背景としたオフィスの改装需要(スペースソリューション事業)が好調で収益を押し上げている。前営業日の2日取引終了後に発表した23年12月期第1四半期(1~3月)決算は営業利益が前年同期比67%増の7億1300万円と急拡大、今上期計画の4億8000万円を大幅に超過した。これを材料視する買いを呼び込んでいる。

    ●ストップ高銘柄
     エーインシュ <5836>  1,370円  +300 円 (+28.0%) ストップ高   11:30現在
     Welby <4438>  670円  +100 円 (+17.5%) ストップ高   11:30現在
     など、5銘柄

    ●ストップ安銘柄
     なし

    株探ニュース