2025年5月7日 23時29分
エレクトロニック・アーツが決算 通期のブッキングの見通しが予想上回る ただ、株価は小幅高=米国株個別
(NY時間10:27)(日本時間23:27)
エレクトロニック・アーツ<EA> 155.04(+0.50 +0.32%)
ゲーム開発のエレクトロニック・アーツ(EA)<EA>が前日引け後に1-3月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、ブッキングとも予想を上回った。ガイダンスも公表し、第1四半期のブッキングの見通しは予想を下回ったものの、26年度通期については予想を上回るブッキングの見通しを示している。営業キャッシュフローは予想を上回る見通しを示した。
ウィルソンCEOは声明で「カレッジ・フットボールの驚異的な成功とFC部門の持続的な強さが、EAスポーツにとってまたしても記録的な年をもたらした」と述べた。一方、「ザ・シムズも歴史的な第4四半期で締めくくった」とも述べた。
「われわれは豊富なパイプラインを実行する能力に自信を持っている。今夏に予定されているバトルフィールドの待望の発表は、次世代のブロックバスター・エンターテインメントを提供するための重要なステップとなる」とも語った。
アナリストは「同社は、FCの健全な回復とスプリット・フィクションの好業績により、コンセンサス予想を大幅に上回るビリングとEBITを発表した。経営陣はバトルフィールドとスカットの発売を含む堅調な26年度のガイダンスを発表。業界では珍しい予想を上回る内容だった」と述べている。
また、「グランド・セフト・オート(GTA)5の発売が27年度に延期されたことで、同社は短期的な投資先として魅力的だ」とも指摘している。
ただ、株価は小幅高に留まっている。
(1-3月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.58ドル(予想:1.07ドル)
・ブッキング:18.0億ドル(予想:15.6億ドル)
・売上高:19.0億ドル(予想:17.5億ドル)
ライブサービス等:14.6億ドル(予想:11.0億ドル)
フルゲーム:4.37億ドル(予想:3.15億ドル)
・営業キャッシュフロー:5.49億ドル(予想:4.83億ドル)
(4-6月・第1四半期見通し)
・ブッキング:11.8~12.8億ドル(予想:13.0億ドル)
・1株利益:約0.49~0.66ドル
(26年度通期見通し)
・ブッキング:76~80億ドル(予想:75.6億ドル)
・1株利益:約3.09~3.79ドル
・営業キャッシュフロー:22~24億ドル(予想:22.2億ドル)
【企業概要】
デジタルインタラクティブエンターテイメントを手掛け、ネットに接続されたコンソール、モバイル機器、PC向けに、ゲーム、コンテンツ、オンラインサービスを開発・提供する。スポーツ・レース・シューティング・アクション・ロールプレイングなど、様々なジャンルのゲームやサービスを開発・公開する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
エレクトロニック・アーツ<EA> 155.04(+0.50 +0.32%)
ゲーム開発のエレクトロニック・アーツ(EA)<EA>が前日引け後に1-3月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、ブッキングとも予想を上回った。ガイダンスも公表し、第1四半期のブッキングの見通しは予想を下回ったものの、26年度通期については予想を上回るブッキングの見通しを示している。営業キャッシュフローは予想を上回る見通しを示した。
ウィルソンCEOは声明で「カレッジ・フットボールの驚異的な成功とFC部門の持続的な強さが、EAスポーツにとってまたしても記録的な年をもたらした」と述べた。一方、「ザ・シムズも歴史的な第4四半期で締めくくった」とも述べた。
「われわれは豊富なパイプラインを実行する能力に自信を持っている。今夏に予定されているバトルフィールドの待望の発表は、次世代のブロックバスター・エンターテインメントを提供するための重要なステップとなる」とも語った。
アナリストは「同社は、FCの健全な回復とスプリット・フィクションの好業績により、コンセンサス予想を大幅に上回るビリングとEBITを発表した。経営陣はバトルフィールドとスカットの発売を含む堅調な26年度のガイダンスを発表。業界では珍しい予想を上回る内容だった」と述べている。
また、「グランド・セフト・オート(GTA)5の発売が27年度に延期されたことで、同社は短期的な投資先として魅力的だ」とも指摘している。
ただ、株価は小幅高に留まっている。
(1-3月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.58ドル(予想:1.07ドル)
・ブッキング:18.0億ドル(予想:15.6億ドル)
・売上高:19.0億ドル(予想:17.5億ドル)
ライブサービス等:14.6億ドル(予想:11.0億ドル)
フルゲーム:4.37億ドル(予想:3.15億ドル)
・営業キャッシュフロー:5.49億ドル(予想:4.83億ドル)
(4-6月・第1四半期見通し)
・ブッキング:11.8~12.8億ドル(予想:13.0億ドル)
・1株利益:約0.49~0.66ドル
(26年度通期見通し)
・ブッキング:76~80億ドル(予想:75.6億ドル)
・1株利益:約3.09~3.79ドル
・営業キャッシュフロー:22~24億ドル(予想:22.2億ドル)
【企業概要】
デジタルインタラクティブエンターテイメントを手掛け、ネットに接続されたコンソール、モバイル機器、PC向けに、ゲーム、コンテンツ、オンラインサービスを開発・提供する。スポーツ・レース・シューティング・アクション・ロールプレイングなど、様々なジャンルのゲームやサービスを開発・公開する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース