2025年10月9日 23時54分
アルベマールが上昇 アナリストが目標株価を引き上げ=米国株個別
(NY時間10:53)(日本時間23:53)
アルベマール<ALB> 98.50(+6.81 +7.43%)
リチウムのアルベマール<ALB>が上昇。アナリストが目標株価を従来の70ドルから85ドルに引き上げた。ただ、現行よりは低い水準。投資判断は「中立」を維持。
長期契約販売量の減少が影響し、第3四半期のEBITDAマージンは前四半期比で低下すると予想。その一方で、炭酸リチウムおよびスポジュメン(リチウム原鉱)の価格上昇が業績を下支えすると見ているという。
また、2025年にはコスト削減効果でフリーキャッシュフロー(FCF)が黒字に転じる見ている。ただし、2026年に向けてはリチウム価格のさらに上昇、または追加のコスト削減が必要になる可能性も指摘している。
米政府がリチウム・アメリカズへの出資を決定したニュースを受けて、アルベマール株が上昇している点にも言及。リチウムが米政府の最優先投資分野とまでは考えていないが、同社は北米で唯一、商業規模でリチウム精製能力を持つ企業であり、戦略的に注目すべき存在だとコメントしている。
【企業概要】
米国内外で、リチウム・臭素化合物等の特殊化学製品の開発・製造・販売を行う。炭酸リチウム・水酸化リチウム・塩化リチウムなど、幅広い基本的なリチウム化合物を開発・製造するほか、反応性リチウム製品の取り扱いや使用などの技術サービス、有機リチウム製品、リチウム金属、リチウム含有副産物のリサイクルも手掛ける。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
アルベマール<ALB> 98.50(+6.81 +7.43%)
リチウムのアルベマール<ALB>が上昇。アナリストが目標株価を従来の70ドルから85ドルに引き上げた。ただ、現行よりは低い水準。投資判断は「中立」を維持。
長期契約販売量の減少が影響し、第3四半期のEBITDAマージンは前四半期比で低下すると予想。その一方で、炭酸リチウムおよびスポジュメン(リチウム原鉱)の価格上昇が業績を下支えすると見ているという。
また、2025年にはコスト削減効果でフリーキャッシュフロー(FCF)が黒字に転じる見ている。ただし、2026年に向けてはリチウム価格のさらに上昇、または追加のコスト削減が必要になる可能性も指摘している。
米政府がリチウム・アメリカズへの出資を決定したニュースを受けて、アルベマール株が上昇している点にも言及。リチウムが米政府の最優先投資分野とまでは考えていないが、同社は北米で唯一、商業規模でリチウム精製能力を持つ企業であり、戦略的に注目すべき存在だとコメントしている。
【企業概要】
米国内外で、リチウム・臭素化合物等の特殊化学製品の開発・製造・販売を行う。炭酸リチウム・水酸化リチウム・塩化リチウムなど、幅広い基本的なリチウム化合物を開発・製造するほか、反応性リチウム製品の取り扱いや使用などの技術サービス、有機リチウム製品、リチウム金属、リチウム含有副産物のリサイクルも手掛ける。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース