（NY時間11:22）（日本時間00:22）
デュポン<DD>　84.64（+4.23　+5.26%）

　化学大手のデュポン<DD>が上昇。取引開始前に４－６月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の１株利益および売上高の見通しを上方修正している。

　アナリストは「決算のビート＆レイズの後、株価はアウトパフォームすると予想。エレクトロニクス部門の継続的な回復と、ウォーター・プロテクション部門の連続的改善による広範なビートは、投資家に今年と来年の利益の道筋について安心感を与えるだろう」と述べた。ビート＆レイズは予想を上回る決算とガイダンスの上方修正。

（４－６月・第２四半期）
・１株利益（調整後）：0.97ドル（予想：0.85ドル）
・売上高：31.7億ドル（予想：30.5億ドル）
　　エレクトロニクス・産業：15.1億ドル（予想：14.1億ドル）
　　ウォーター・プロテクション：13.9億ドル（予想：13.8億ドル）
　　法人・その他：2.72億ドル（予想：2.78億ドル）
・営業利益：7.98億ドル（予想：7.17億ドル）

（７－９月・第３四半期見通し）
・１株利益（調整後）：1.03ドル（予想：1.02ドル）
・売上高：約32億ドル（予想：32億ドル）
・EBITDA：約8.15億ドル（予想：8.05億ドル）

（通期見通し）
・１株利益（調整後）：3.70～3.80ドル（従来：3.45～3.75ドル）（予想：3.63ドル）
・売上高：124～125億ドル（従来：121～124億ドル）（予想：123億ドル）
・EBITDA：30.6～31.1億ドル（従来：29.0～30.5億ドル）（予想：29.9億ドル）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース