2023年6月27日 23時06分
デルタ航空が上昇 好調なガイダンスを公表 夏の記録的な海外旅行と堅調な法人需要=米国株個別
デルタ航空<DAL>が上昇。取引開始前に4-6月期と通期のガイダンスを公表し、第2四半期の1株利益が予想を上回る見通しを示したほか、通期の1株見通しも上方修正した。旺盛な需要とジェット燃料価格の下落が追い風になると想定。同社はまた、2024年の財務目標を再確認し、1株利益が7ドル以上、フリーキャッシュフロー(FCF)は40億ドル以上を見込んでいる。
大半の国でパンデミックの規制が撤廃され、今年の海外旅行は急速に拡大している。一方、米国内需要はインフレと景気の不透明感に直面しながらも好調を維持しているが、その勢いは緩やかになりつつある。しかし、米航空業界は夏の旅行がパンデミック前の2019年の記録的なトラフィック水準を試すと予想しているようだ。同社も海外旅行が記録的な夏になると予測し、特に堅調な法人需要を挙げた。
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):2.25~2.50ドル(予想:2.21ドル)
・売上高:17~18%増
(通期見通し)
・1株利益(調整後):5.00~6.00ドルの上限(従来:5.00~6.00ドル)(予想:5.81ドル)
・売上高:17~20%増
・FCF:30億ドル(従来:20億ドル超)
(NY時間09:56)
デルタ航空<DAL> 43.81(+0.67 +1.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
大半の国でパンデミックの規制が撤廃され、今年の海外旅行は急速に拡大している。一方、米国内需要はインフレと景気の不透明感に直面しながらも好調を維持しているが、その勢いは緩やかになりつつある。しかし、米航空業界は夏の旅行がパンデミック前の2019年の記録的なトラフィック水準を試すと予想しているようだ。同社も海外旅行が記録的な夏になると予測し、特に堅調な法人需要を挙げた。
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):2.25~2.50ドル(予想:2.21ドル)
・売上高:17~18%増
(通期見通し)
・1株利益(調整後):5.00~6.00ドルの上限(従来:5.00~6.00ドル)(予想:5.81ドル)
・売上高:17~20%増
・FCF:30億ドル(従来:20億ドル超)
(NY時間09:56)
デルタ航空<DAL> 43.81(+0.67 +1.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美