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    2024年1月18日 11時00分

    新NISA成長枠、三菱UFJとJTが残念組のトップ、では強い勝ち組は

    24年の日本株戦略はこれだ(データ分析編~その6)

    真弓重孝、高山英聖(株探編集部)

    ■回答データの分析シリーズ ~ 第1弾
    その1-「23年に含み損が最大の銘柄のトップは『ニ』で始まる、では含み益は?」を読む
    その2-「上級者・億り人が今年に期待する銘柄のトップはアレと、アレのアレ!?」を読む
    その3-「新NISAの成長枠、上級者と億り人の約80%が利用、では運用銘柄はなに」を読む

    ■回答データの分析シリーズ ~ 第2弾
    その4-「指数に勝った「強い勝ち組」、その人たちが儲けた銘柄&損した銘柄はなに?」を読む
    その5-「レーザーテク、JT、イオン、米アームが残念組の期待1位、では強い勝ち組は」を読む

    昨年(2023)年に日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)を上回るリターンを上げた強い勝ち組さんと、マイナスに沈んだ残念組さんを比較するシリーズの最終回は、今年から開始した新NISA(少額投資非課税制度)の利用目的について取り上げる。

    ■従来のNISAと新NISAの違い
    成長投資枠つみたて投資枠種類一般NISAつみたてNISA
    無期限非課税保有期間最大5年最大20年
    240万円120万円年間投資枠120万円40万円
    1800万円*非課税保有総額最大600万円最大800万円
    恒久化新規買い付け期間2023年末まで **
    「成長枠」と「つみたて枠」の併用可併用「一般」と「つみたて」の併用不可

    *新NISAの非課税保有総額1800万円のうち、成長投資枠は1200万円まで
    **現行NISAでの2023年末までの購入分は、一般NISAは5年間の非課税期間満了後はロールオーバー不可。
    つみたてNISAは、最長で42年末に非課税運用期間が終了


    まず、上の表に示したように、年間の投資枠が240万円、非課税保有枠が1200万円までの成長投資枠(以下、成長枠)の利用意向について聞いた。

    強い勝ち組さんは80%近くが「利用する」とし、「利用しない」は4.6%にとどまった。一方、残念組さんの場合、「利用する」とした人は60%に届かない状況で、「利用しない」は10%を超えた(下の表)。

    ■新NISAの「成長枠」の利用意向
    順位強い勝ち組割合残念組割合全体割合
    1位する78.2%する57.0%する68.8%
    2位検討中14.2%検討中26.8%検討中20.9%
    3位しない4.6%しない10.6%しない6.4%
    4位不明3.0%不明5.7%不明3.8%
    注:回答は左から順に395、964、3273

    利用しない理由で最も多いのは、両者とも「年間投資枠が小さい」ことで一致したが、2番目に多かった項目が違った(下の表)。

    強い勝ち組さんは、「損益通算をできない」ことだったが、残念組さんは「信用取引が対象外」であることを挙げた。

    ■「成長枠」を利用しない理由
    順位強い勝ち組割合残念組割合全体割合
    1位年間投資枠38.9%年間投資枠26.2%その他33.6%
    2位損益通算33.3%信用取引25.4%損益通算29.4%
    3位その他27.8%損益通算23.8%年間投資枠26.5%
    4位信用取引22.2%その他19.8%信用取引22.3%
    5位非課税保有限度額0.0%非課税保有限度額4.8%非課税保有限度額6.2%
    注:回答は左から順に22、126、249

    残念組さんの場合、信用取引ができないことの割合が高いのは、その投資スタイルに関係していると見られる。

    本シリーズの初回の記事で紹介したように、残念組さんは「グロース」派や「テクニカル・需給」派の割合が、強い勝ち組さんより高い。

    また、投資対象にするサイズは、時価総額が「300億円~1000億円未満」の中型が1位、「100億円~300億円未満」の小型が2位となっている。

    そして投資期間では、1位は中長期(3カ月以上~1年未満)で、2位が中短期(1週間以上~1カ月未満)という状況。

    つまり、残念組さんには中小型株を比較的短い期間で取引する手法を取る人が多く、従前の制度より使い勝手が増した成長枠でも、食指が動きにくいのかもしれない。

    成長枠の日本株狙い、勝ち組は売買益と配当がほぼ半々、残念組は売買益

    成長枠の投資対象については、両者ともトップ3は「日本株」「投資信託」「アメ株(米国株)」の順だった(下の表)。

    ■「成長枠」での主な投資対象
    順位強い勝ち組割合残念組割合全体割合
    1位日本株73.5%日本株66.1%日本株70.8%
    2位投資信託14.9%投資信託19.7%投資信託16.2%
    3位アメ株9.4%アメ株9.5%アメ株9.1%
    4位J-REIT1.0%国内ETF・ETN2.7%国内ETF・ETN2.3%
    5位国内ETF・ETN0.6%その他1.3%その他0.8%
    6位その他0.6%J-REIT0.7%J-REIT0.8%
    注:回答は左から順に309、549、2252

    日本株の運用目的は、両者とも「売買益」「配当」「株主優待」の順で一致したが、売買益と配当の割合が違った。

    強い勝ち組さんは売買益が50%、配当が46%とほぼ同じ水準なのに対して残念組さんは売買益と配当が7対2.5と売買益狙いが主流となった。

    ■「成長枠」で日本株(個別)を保有する主な目的
    順位強い勝ち組割合残念組割合全体割合
    1位売買益50.2%売買益73.0%売買益57.6%
    2位配当46.3%配当24.0%配当38.4%
    3位株主優待3.5%株主優待3.0%株主優待3.6%
    4位その他――その他――その他0.4%
    注:回答は左から順に227、363、1595

    以下は、

    ・アメ株の投資目的
    ・つみたて投資枠(つみたて枠)の利用意向
    ・つみたて枠の運用対象
    ・つみたて枠を利用しない理由

    ――の4つを比較したもの。いずれも両者の間で、顕著な違いはほぼ見られない。

    4つの表の後に「成長枠」での日本株・個別株の運用目的別の期待銘柄、および日本株・個別株以外の資産での期待銘柄のランキングを掲載している。

    ■「成長枠」でアメ株を保有する主な目的
    順位強い勝ち組割合残念組割合全体割合
    1位売買益69.0%売買益59.6%売買益61.0%
    2位配当・分配金27.6%配当・分配金34.6%配当・分配金35.1%
    3位その他3.4%その他5.8%その他3.9%
    注:回答は左から順に29、52、205

    ■新NISAの「つみたて投資枠」の利用意向
    順位強い勝ち組割合残念組割合全体割合
    1位する43.0%する39.0%する45.2%
    2位しない29.9%検討中29.4%検討中25.5%
    3位検討中23.0%しない25.1%しない23.3%
    4位不明4.1%不明6.5%不明6.0%
    注:回答は左から順に395、964、3273

    ■「つみたて枠」での投資対象
    順位強い勝ち組割合残念組割合全体割合
    1位米国株イン61.8%米国株イン52.7%米国株イン59.2%
    2位全世界株イン54.7%全世界株イン52.1%全世界株イン56.9%
    3位国内株イン25.3%国内株イン30.6%国内株イン26.1%
    4位新興国株イン12.9%新興国株イン10.1%新興国株イン12.0%
    5位先進国株イン9.4%先進国株イン9.8%先進国株イン10.3%
    6位アクティブ型5.9%バランス型8.5%ETF7.4%
    7位バランス型4.1%アクティブ型7.7%バランス型7.0%
    8位ETF4.1%ETF7.7%アクティブ型5.9%
    9位その他0.6%その他1.9%その他1.9%
    注:回答は左から順に304、681、2764。回答はいくつでも。割合は回答人数ベース。「イン」は「インデックス」の略

    ■「つみたて枠」を利用しない理由
    順位強い勝ち組割合残念組割合全体割合
    1位個別株注力76.3%個別株注力80.2%個別株注力79.0%
    2位年間投資枠15.3%その他14.9%その他16.0%
    3位その他15.3%年間投資枠9.9%年間投資枠9.8%
    4位非課税保有限度額4.2%非課税保有限度額1.7%非課税保有限度額2.4%
    注:回答は左から順に131、258、817。割合は回答人数ベース。

    残念組の日本株・個別株の期待銘柄のトップには三菱UFJとJTがトップ

    まず残念組さんが挙げた「売買益」期待の銘柄を見ていくと、このグループの投資スタイルの特徴が顕著となった格好だ。

    6位以降にバイオ創薬のジーエヌアイ<2160>、VTuber向けサービスを展開するカバー<5253>、データセンターのさくらネット<3778>、マイクロ波を応用した生産技術の開発などを手掛けるマイクロ波化学<9227>、再生可能エネルギー関連のリニューアブル・ジャパン<9522>といった時価総額が1000億円台ないし500億円以下のグロース株が登場している。

    また「配当」期待では日本たばこ産業<2914>やNTT<9432>、三菱UFJ<8306>といった時価総額が1兆円を超える超大型株がほとんどを占める。

    その中で、時価総額が1500億円ほどの自動車部品メーカー、三ツ星ベルト<5192>が入っている点が、先に見たように中小型株狙いが多いまず残念組さんの特徴が見られる。

    ■残念組が成長枠で期待する銘柄~売買益と配当
    売買益配当
    順位銘柄名<コード>順位銘柄名<コード>
    1位三菱UFJ<8306>1位JT<2914>
    1位NTT<9432>2位NTT<9432>
    3位レーザーテク<6920>3位三菱UFJ<8306>
    3位トヨタ<7203>4位INPEX<1605>
    5位三菱商<8058>4位三菱HCキャ<8593>
    6位ジーエヌアイ<2160>4位SB<9434>
    7位カバー<5253>7位武田<4502>
    7位ソシオネクス<6526>7位三菱商<8058>
    9位JT<2914>9位三井住友FG<8316>
    9位さくらネット<3778>9位SBI<8473>
    9位ENEOS<5020>9位オリックス<8591>
    9位ルネサス<6723>9位KDDI<9433>
    9位マイクロ波<9227>13位三星ベ<5192>
    14位双日<2768>13位特殊陶<5334>
    14位野村マイクロ<6254>13位日本製鉄<5401>
    14位オリックス<8591>13位郵船<9101>
    14位三菱HCキャ<8593>17位世紀東急<1898>
    14位RJ<9522>17位住友林<1911>
    14位SBG<9984>17位マクニカHD<3132>
    17位アステラス<4503>
    17位神戸鋼<5406>
    17位JFE<5411>
    17位いすゞ<7202>
    17位トヨタ<7203>
    17位三井住友トラ<8309>
    17位みずほFG<8411>
    17位商船三井<9104>
    17位川崎汽<9107>
    注:回答は左から517、181。原則20位以内

    そのほかに、「株主優待」「ETF(上場投資信託)」「J-REIT」や「アメ株」の期待銘柄の人気トップを、以下に並べている。サンプル数が限定されていることもあり、参考として挙げていることを留意してほしい。

    ■残念組が挙げた「株主優待」「REIT」「ETF」の1位銘柄
    株主優待J-REITETF
    すかいらーく<3197>GLP<3281>NF高配50<1489>
    JAL<9201>積水ハウスR<3309>NF日経レハ<1570>
    ANAHD<9202>アドバンス物<3493>MXS米株<2558>
    JAL<9201>GXNDXカハ゛<2865>
    注:回答は左から32、3、23

    ■残念組がアメ株で挙げた「売買益」「配当」期待の1位銘柄
    売買益配当
    アーム・ホールディングスADR<ARM>コテラエナジー<CTRA>
    コカコーラ<KO>
    マイクロソフト<MSFT>
    エヌビディア<NVDA>
    注:回答は左から49、17

    なお、強い勝ち組さんの銘柄ランキングについては、次ページの株探プレミアム会員専用ページで閲覧可能となっている。閲覧の際には、サンプル数を確認のうえ、閲覧してほしい。

    本シリーズは、これで最終回となる。

    ※当該情報は、一般情報の提供を目的としたものであり、有価証券その他の金融商品に関する助言または推奨を行うものではありません。



     

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