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    2026年9月24日 11時38分

    話題株ピックアップ【昼刊】:データセク、ソシオネクス、住友電

    ■データセクション <3905>  1,777円  +235 円 (+15.2%)  11:30現在
     データセクション<3905>が急騰。同社は前週末18日の取引終了後、大口受注予定の発表を行っており、これに反応した買いが入っている。エンタープライズ顧客向けにサービスを提供する米国拠点のAIインフラ企業から、エヌビディア<NVDA>製GPU搭載サーバーの利用枠の提供に関する受注を獲得した。受注金額は年間1億7520万ドルで、契約期間は3年間。先方の意思により最大2年間の延長が可能という。25日までにデポジットとして初回入金が行われる予定で、初回入金をもって受注が有効になるとしている。なお、未取得のGPUサーバーに関する取得資金の未払い分2億5540万ドルについては、今回の受注によるデポジット1億3140万ドルと、借入金1億2400万ドルを充当する予定。借り入れ実行のためレンダー投資家との契約締結に向けて協議を進めているという。

    ■ソシオネクスト <6526>  2,264.5円  +264.5 円 (+13.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
     ソシオネクスト<6526>が13%高と急騰。マドを開けての大陽線を示現し底値圏離脱を鮮明としており、半導体株高のなかでもひと際目立つ存在となっている。大型連休期間中に米国では半導体セクターへの買いが集中、前日こそ利益確定の動きが出たが、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は今月中旬を境に急速な戻り足に転じている。東京市場も米株市場に追随して半導体関連の主力銘柄にショートカバーが観測されるが、とりわけソシオネクスに関しては「複数の外資系証券手口で貸株市場を通じた空売りが高水準に積み上がっており、くしくも9月中間期末を目前に買い戻しに拍車がかかった」(中堅証券ストラテジスト)と指摘されている。

    ■住友電気工業 <5802>  2,232円  +151.5 円 (+7.3%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
     住友電気工業<5802>は大幅に4日続伸している。22日、メタ・プラットフォームズ<META>及びNEC<6701>と世界初の商用ペタビット級光海底ケーブルシステム「Petal」(ペタル)の構築に向けて協業を始めると発表しており、株価の刺激材料となっているようだ。ペタルは米国とフランスを結ぶ総延長約7000キロメートルに上る大西洋横断の光海底ケーブルシステムであり、2029年から運用を始める。

    ■第一工業製薬 <4461>  13,980円  +890 円 (+6.8%)  11:30現在
     第一工業製薬<4461>は大幅高で5連騰。前営業日18日の取引終了後、レンゴー<3941>と共同で、セロファン製造工程で発生するセルロース由来端材を、高機能な多糖類エステルに転換する方法を開発したと発表しており、株価の支援材料となっているようだ。一工薬は多糖類のエステル化に適した新規反応溶媒を開発。今回発表した技術により、従来の製造プロセスと比べ二酸化炭素(CO2)排出量を68%削減できるという。

    ■荏原 <6361>  4,577円  +254 円 (+5.9%)  11:30現在
     荏原<6361>が大幅続伸となっている。同社は18日、チェコのエネルギー関連機器大手であるチャート・フェロックスから空港インフラ向け液化水素ポンプを受注したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。これは、航空機大手のエアバスが主導する欧州15機関のコンソーシアム「GOLIAT(Ground Operations of Liquid hydrogen Aircraft)プロジェクト」のパートナーであるチャート・フェロックスの取り組みをサポートするもの。受注したポンプはチャート・フェロックスが開発する水素燃料補給トレーラーに組み込まれ、今後、英ブリストルで実証試験が行われる予定だという。

    ■ソリトンシステムズ <3040>  2,645円  +146 円 (+5.8%)  11:30現在
     ソリトンシステムズ<3040>が上げ足加速。大陽線を形成し一時2651円まで駆け上がり8月14日の上場来高値2593円を払拭、青空圏に突入した。サイバー攻撃対応のセキュリティー対策ソフトや認証システム開発などのシステム構築を展開するが、独自技術を駆使した開発製品を主軸とし、高い技術力に定評がある。利益率向上も自社製品やサービスの好調が反映されている。自治体強靱化とGIGAスクール構想第2期の進捗を背景としたネットワーク強化やクラウドセキュリティー対策需要が高水準で、足もとの業績も飛躍期に入っている。26年12月期の業績については期初予想を大幅に増額し、営業利益は前期比37%増の39億円と連続ピーク利益更新を見込む。米国ではアンソロピックの上場が11月にずれ込む公算が大きくなっているが、「ソフトウェア関連株への投資需要が減退している印象はなく、むしろセキュリティーニーズの高まりが関連株を刺激しやすい」(ネット証券マーケットアナリスト)という見方が示されており、同社株にとっても風向きは順風といえる。

    ■山一電機 <6941>  8,460円  +440 円 (+5.5%)  11:30現在
     山一電機<6941>は続伸している。前営業日18日の取引終了後、フィリピン子会社で新たに第4工場を建設すると発表しており、材料視した買いが集まっている。同工場では半導体テストソケットやコネクターなどの製品の組み立てを行う。投資総額は約65億円で、2028年度下期から稼働する予定。半導体市場やAIサーバー、産業機器市場などの中長期的な需要拡大を見据え、生産能力の増強と安定供給体制の強化を進めている。同時に子会社の光伸光学工業株式の一部をヴイ・エス・テクノロジー(東京都港区)に譲渡すると開示。なお、株式譲渡後も山一電機は光伸光学工業株式の85%を保有し、経営への関与を継続する。ヴイ・エス・テクノロジーが製造するマシンビジョン向け光学レンズ用フィルターに光伸光学工業の製品が採用されるなど、両社は取引関係がある。資本関係を含む協業関係を構築することにより、安定的な供給関係の強化や既存製品の販売拡大などに取り組む。

    ■タイミー <215A>  1,393円  +71 円 (+5.4%)  11:30現在
     タイミー<215A>が3日続伸している。同社株について、ノルウェー銀行が5.04%保有していることが18日の取引終了後に明らかになり、材料視されたようだ。同日に提出された大量報告書によると、保有目的は純投資。報告義務発生日は15日となっている。

    ■いちごオフィ <8975>  97,400円  +4,700 円 (+5.1%)  11:30現在
     18日に業績修正を発表。「今期経常を27%上方修正・最高益予想を上乗せ、分配金も1610円増額」が好感された。
     いちごオフィスリート投資法人 <8975> [東証R] が9月18日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。26年10月期の経常利益を従来予想の86.7億円→110億円(前期は36.2億円)に27.0%上方修正し、増益率が2.4倍→3.0倍に拡大し、従来の7期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
      ⇒⇒いちごオフィの詳しい業績推移表を見る

    ■アクセルHD <402A>  557円  +22 円 (+4.1%)  11:30現在
     アクセルスペースホールディングス<402A>は大幅反発している。前営業日18日の取引終了後、建設コンサルタント事業のパシフィックコンサルタンツ(東京都千代田区)と業務提携に関する覚書(MOU)を締結したと発表しており、材料視した買いが集まっている。衛星データの利活用を通じ社会インフラ分野の課題解決を目指す。パシフィックコンサルタンツは1951年の創立以来、道路・河川・港湾・都市計画などの社会インフラ整備に深く関わり、防災・インフラマネジメントにおける高度な専門知識と豊富な実績を蓄積してきた。両社は今回の提携を通じ、防災分野における被災状況の早期把握・広域モニタリング、社会インフラの劣化・変状の継続的な観測・管理など、衛星データを実際の課題解決につなげるソリューションの開発・社会実装を加速させる。

    ■ハーモニック <6324>  6,360円  +160 円 (+2.6%)  11:30現在
     ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は堅調。前営業日18日の取引終了後、リケンNPR<6209>と「樹脂製波動歯車装置」を共同開発することで合意したと発表した。これまで金属製が主流だった波動歯車装置において、ハーモニックの同装置製品技術に、リケンNPRが培ってきた耐熱性・耐久性に優れた「スーパーエンジニアリングプラスチック」の製造技術を融合。更なる軽量化・静音化が求められる用途をターゲットとした新製品の投入を目指すとしており、材料視した買いが入っている。

    ■DMG森精機 <6141>  2,883円  +63.5 円 (+2.3%)  11:30現在
     DMG森精機<6141>が反発、5日移動平均線を足場に底入れ反転の動きをみせている。大型連休中に、政府とDMG森精機、コマツ<6301>など機械大手が連携し、ロボティクス分野におけるフィジカルAI実装に向けた学習データを収集すると伝わり、これを材料視する買いを誘導している。政府は2040年までに国内のAIロボット産業を世界シェア3割超、20兆円規模に育てる方針を掲げており、その成長シナリオ達成に向け官民を挙げて動き出す。工場内の機械に「マイナンバー」のような共通IDを割り当て、メーカーの垣根を越えて製造データを吸い上げる計画で、製造データは匿名化したうえでデータセットを構築。国外への技術流出に配慮し、経済産業省ではデータセットを当面、国産AIの開発だけに活用する方針が報じられている。

    ■住友化学 <4005>  591.8円  +11.6 円 (+2.0%)  11:30現在
     住友化学<4005>は反発している。19日、インド企業で同国初となる半導体前工程工場の建設を進めているタタ・エレクトロニクスと、インドにおける半導体サプライチェーン構築に向けた協業の可能性を検討するための覚書を締結したと発表しており、好感した買いが入っている。住友化は同国内での半導体用ケミカル拠点の設置を含め、半導体材料の安定供給体制の構築に向けた具体的な検討を行う。

    ■三井金属 <5706>  23,205円  +410 円 (+1.8%)  11:30現在
     三井金属<5706>は朝安後切り返し、続伸している。18日、米ファクトリアル・エナジー<FAC>と全固体電池の実用化に向けた共同開発契約を締結したと発表しており、好感した買いが入っている。今回の協業により、三井金属が有する硫化物固体電解質材料「A-SOLiD」を用いた固体電解質材料の高性能化及び電池セルの製造プロセスに関する開発を実施。両社の強みを生かし、全固体電池の実用化に向けた技術課題の解決と量産適用性の検証を進める。

    ■兼松 <8020>  2,339.5円  +21 円 (+0.9%)  11:30現在
     兼松<8020>が反発している。18日の取引終了後に、MBD・CAE(モデルベース開発・シミュレーション解析)に関するプロダクトの販売及び技術サポートを行うIDAJ(横浜市西区)などを傘下に持つBCJ-61(東京都千代田区)の全株式を10月1日付で取得し子会社化すると発表したことが好感されている。今回の買収により、グループとして設計開発の効率化、開発リードタイムの短縮、品質向上及び製造プロセスの最適化に資する「設計開発DX」ソリューションの提供が可能になると判断した。これにより、両社の顧客基盤を活用した相互提案やクロスセルを推進するほか、自動車分野に加えて半導体、防衛、重工業及び電気・電子などの成長領域への展開を加速するとしている。取得価額は504億6000万円。なお、27年3月期業績への影響は軽微としている。

    ■フィーチャ <4052>  1,135円  +150 円 (+15.2%) ストップ高   11:30現在
     フィーチャ<4052>の上値追い鮮烈。前週末の大幅高に続き、きょうはゴールドマンサックス証券経由のショートスクイーズを絡めた物色人気に弾みがつき、ストップ高カイ気配に張り付いている。前週末18日取引終了後に同社が開示した「事業計画及び成長可能性に関する事項」が短期資金の琴線に触れた。同社株に限らず、足もとで自動運転関連株が再人気化している。米国ではテスラ<TSLA>がロボタクシー「サイバーキャブ」の配車サービスを開始したことが伝わり、国内でも自動運転サービスの社会実装に向けたシナリオが意識されたもようだ。もっとも、フィーチャをはじめとする自動運転関連の人気銘柄には需給面での共通項がある。足もとの一斉高は、今月中旬以降の同関連銘柄の急な調整局面において、貸株市場を通じた短期筋の空売りが大幅に増加していたことが背景にある。リスクオン相場の流れに伴い目先買い戻しの動きが誘発された格好だ。

    ●ストップ高銘柄
     akippa <627A>  1,337円  +300 円 (+28.9%) ストップ高   11:30現在
     農中米債7U <538A>  5,433円  +700 円 (+14.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
     ミンカブ <4436>  700円  +100 円 (+16.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
     など、4銘柄

    ●ストップ安銘柄
     メディシノバ・インク <4875>  405円  -80 円 (-16.5%) ストップ安   11:30現在
     以上、1銘柄

    株探ニュース