2024年1月22日 18時16分
株価指数先物【引け後】 上向きで推移する+2σに沿ったトレンドを継続
大阪3月限
日経225先物 36610 +610 (+1.69%)
TOPIX先物 2548.5 +38.5 (+1.53%)
日経225先物(3月限)は前日比610円高の3万6610円で取引を終了。寄り付きは3万6340円とシカゴ日経平均先物清算値(3万6300円)にサヤ寄せする形で買い優勢で始まった。前週末の米国市場で半導体株が買われた流れを追い風に、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが牽引するなか、日経平均株価はバブル後の戻り高値を更新して始まった。先物市場ではショートカバーを誘う流れとなり、日経225先物は前場中盤にかけて一時3万6530円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は利食い優勢となるなか、前場終盤にかけて3万6280円まで上げ幅を縮め、後場は3万6280円~3万6430円辺りで保ち合いを継続。ただし、終盤にかけてインデックス買いが入り、3万6610円と本日の高値で取引を終えた。
日経225先物は前場中盤にかけての上昇によりボリンジャーバンドの+2σを上回る場面も見られ、買い一巡後は利食いも入りやすいところであった。明日の日銀金融政策決定会合の結果待ちとなるなか、+2σ突破からの一段高は慎重にさせた面もあったと考えられる。ただし、オプション権利行使価格の3万6375円処での底堅さが意識されて、本日も終盤にかけてインデックス買いが入り、これがショートカバーを交えての上昇につながったようだ。
これにより日経225先物は上向きで推移するボリンジャーバンドの+2σ(3万6560円)を上回ったが、ナイトセッションでは+2σが3万6840円辺りまで切り上がっており、過熱感は警戒されるものの、バンドに沿った上昇が意識されやすいだろう。また、中国景気の先行き不透明感から上海総合、香港ハンセン指数の調整が続いており、本日は両指数ともに2%を超える下落となっている。高パフォーマンスを続ける日本株への関心が一段と高まるなか、中国マネーの流入観測が引き続き相場を支えよう。
グローベックスのNYダウ、S&P500、ナスダック100先物は小幅ながらプラス圏で推移しており、相対的にナスダック100の強さが目立っている。前週末の流れを引き継ぐ形でハイテク株の強い基調が継続するようだと、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が相場を牽引する格好となり、日経平均型優位の展開が見込まれる。また、22日の米国ではマイクロソフト<MSFT>の決算が予定されており、手掛かり材料になりそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.36倍に上昇した。一時、昨年7月下旬以来の14.40倍まで上げている。いったんはNTロングの巻き戻しもありそうだが、昨年12月20日に付けた高値14.34倍を上回って推移するようだと、テクニカル的には昨年6月16日に付けた14.69倍を意識したトレンド形成となろう。
手口面(立会内)では、ABNクリアリン証券が2万9435枚、ソシエテジェネラル証券が1万2677枚、サスケハナ・ホンコンが4645枚、JPモルガン証券が4480枚、野村証券が2400枚、ゴールドマン証券が1800枚、SBI証券が1675枚、バークレイズ証券が1579枚、松井証券が1368枚、楽天証券が1332枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が2万9864枚、ソシエテジェネラル証券が1万5042枚、ゴールドマン証券が4819枚、バークレイズ証券が4007枚、JPモルガン証券が3873枚、サスケハナ・ホンコンが3293枚、モルガンMUFG証券が1966枚、ビーオブエー証券が1552枚、野村証券が947枚、シティグループ証券が875枚、UBS証券が856枚だった。
株探ニュース
日経225先物 36610 +610 (+1.69%)
TOPIX先物 2548.5 +38.5 (+1.53%)
日経225先物(3月限)は前日比610円高の3万6610円で取引を終了。寄り付きは3万6340円とシカゴ日経平均先物清算値(3万6300円)にサヤ寄せする形で買い優勢で始まった。前週末の米国市場で半導体株が買われた流れを追い風に、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが牽引するなか、日経平均株価はバブル後の戻り高値を更新して始まった。先物市場ではショートカバーを誘う流れとなり、日経225先物は前場中盤にかけて一時3万6530円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は利食い優勢となるなか、前場終盤にかけて3万6280円まで上げ幅を縮め、後場は3万6280円~3万6430円辺りで保ち合いを継続。ただし、終盤にかけてインデックス買いが入り、3万6610円と本日の高値で取引を終えた。
日経225先物は前場中盤にかけての上昇によりボリンジャーバンドの+2σを上回る場面も見られ、買い一巡後は利食いも入りやすいところであった。明日の日銀金融政策決定会合の結果待ちとなるなか、+2σ突破からの一段高は慎重にさせた面もあったと考えられる。ただし、オプション権利行使価格の3万6375円処での底堅さが意識されて、本日も終盤にかけてインデックス買いが入り、これがショートカバーを交えての上昇につながったようだ。
これにより日経225先物は上向きで推移するボリンジャーバンドの+2σ(3万6560円)を上回ったが、ナイトセッションでは+2σが3万6840円辺りまで切り上がっており、過熱感は警戒されるものの、バンドに沿った上昇が意識されやすいだろう。また、中国景気の先行き不透明感から上海総合、香港ハンセン指数の調整が続いており、本日は両指数ともに2%を超える下落となっている。高パフォーマンスを続ける日本株への関心が一段と高まるなか、中国マネーの流入観測が引き続き相場を支えよう。
グローベックスのNYダウ、S&P500、ナスダック100先物は小幅ながらプラス圏で推移しており、相対的にナスダック100の強さが目立っている。前週末の流れを引き継ぐ形でハイテク株の強い基調が継続するようだと、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が相場を牽引する格好となり、日経平均型優位の展開が見込まれる。また、22日の米国ではマイクロソフト<MSFT>の決算が予定されており、手掛かり材料になりそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.36倍に上昇した。一時、昨年7月下旬以来の14.40倍まで上げている。いったんはNTロングの巻き戻しもありそうだが、昨年12月20日に付けた高値14.34倍を上回って推移するようだと、テクニカル的には昨年6月16日に付けた14.69倍を意識したトレンド形成となろう。
手口面(立会内)では、ABNクリアリン証券が2万9435枚、ソシエテジェネラル証券が1万2677枚、サスケハナ・ホンコンが4645枚、JPモルガン証券が4480枚、野村証券が2400枚、ゴールドマン証券が1800枚、SBI証券が1675枚、バークレイズ証券が1579枚、松井証券が1368枚、楽天証券が1332枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が2万9864枚、ソシエテジェネラル証券が1万5042枚、ゴールドマン証券が4819枚、バークレイズ証券が4007枚、JPモルガン証券が3873枚、サスケハナ・ホンコンが3293枚、モルガンMUFG証券が1966枚、ビーオブエー証券が1552枚、野村証券が947枚、シティグループ証券が875枚、UBS証券が856枚だった。
株探ニュース