2025年8月18日 23時30分
コアウィーブ、IPOロックアップ終了 利益確定売りの見方も 株価は小幅高=米国株個別
(NY時間10:29)(日本時間23:29)
コアウィーブ<CRWV> 100.84(+0.87 +0.87%)
AI向けクラウドサービスを手掛けるコアウィーブ<CRWV>はIPOに絡むロックアップ期間が終了し、初期投資家の多くに現金化の機会が訪れている。株価はIPO価格の2.5倍を付けており、アナリストからは大規模な利益確定売りを警戒する声も出ている。
コアウィーブのクラスA株を80%超相当保有する投資家らは先週の15日から売却できるようになった。12日発表された4-6月期(第2四半期)決算後の2日間で同社株は33%下落。アナリストからはロックアップ後の大量売却を見越した動きが一因との指摘も出ている。
一部の株主からは「大規模な売りが出る可能性があると予想するのは合理的で、すでに株価は圧迫されている。ただ、長期的には流動性が高まることに繋がる」と語る。
ブルームバーグによると、市場で取引可能な同社株は発行済み株式の15%未満に留まり、S&P500企業の平均約95%と比べても著しく低い水準となっているという。
同社はマイクロソフト<MSFT>が最大顧客だが、赤字経営や全額株式交換による暗号資産マイニング大手のコア・サイエンティフィック社の買収合意への懸念などから株価は下落基調にある。
本日の株価は小幅高での推移。
【企業概要】
独自のソフトウェアとクラウドサービスで構成されるプラットフォームで、最先端のインフラストラクチャを大規模に設計・構築・運用・監視する複雑さを管理して、AIワークロードに高いパフォーマンスと効率を提供する。統合型クラウドサービスは、最先端のコンピュート、ネットワーキング、ストレージを提供。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
コアウィーブ<CRWV> 100.84(+0.87 +0.87%)
AI向けクラウドサービスを手掛けるコアウィーブ<CRWV>はIPOに絡むロックアップ期間が終了し、初期投資家の多くに現金化の機会が訪れている。株価はIPO価格の2.5倍を付けており、アナリストからは大規模な利益確定売りを警戒する声も出ている。
コアウィーブのクラスA株を80%超相当保有する投資家らは先週の15日から売却できるようになった。12日発表された4-6月期(第2四半期)決算後の2日間で同社株は33%下落。アナリストからはロックアップ後の大量売却を見越した動きが一因との指摘も出ている。
一部の株主からは「大規模な売りが出る可能性があると予想するのは合理的で、すでに株価は圧迫されている。ただ、長期的には流動性が高まることに繋がる」と語る。
ブルームバーグによると、市場で取引可能な同社株は発行済み株式の15%未満に留まり、S&P500企業の平均約95%と比べても著しく低い水準となっているという。
同社はマイクロソフト<MSFT>が最大顧客だが、赤字経営や全額株式交換による暗号資産マイニング大手のコア・サイエンティフィック社の買収合意への懸念などから株価は下落基調にある。
本日の株価は小幅高での推移。
【企業概要】
独自のソフトウェアとクラウドサービスで構成されるプラットフォームで、最先端のインフラストラクチャを大規模に設計・構築・運用・監視する複雑さを管理して、AIワークロードに高いパフォーマンスと効率を提供する。統合型クラウドサービスは、最先端のコンピュート、ネットワーキング、ストレージを提供。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース