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    2025年8月29日 17時41分

    来週の株式相場に向けて=米雇用・物価情勢を注視、AI関連株の個別物色続く

     29日の日経平均株価は前日比110円安の4万2718円と3日ぶりに反落。一時200円を超える下落となり、大引けにかけては値を戻す動きもみせたが、模様眺め姿勢は強かった。来週からは9月相場に突入する。8月は前半の日米決算発表に続き、22日の「ジャクソンホール会議」、27日のエヌビディア<NVDA>の決算発表とビッグイベントが続いた。

     9月は16~17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、18~19日の日銀金融政策決定会合に関心は集中しそうだ。ただ、個別銘柄への焦点は絞りにくく全体相場の方向感に欠ける展開はなお続くことも予想される。

     とはいえ、相場は「米国の金融緩和期待頼み」(市場関係者)の側面は否めないだけに、米経済指標からは目を外すことができない。とりわけ「7月の米雇用統計の悪化は衝撃的だった」(アナリスト)との声は強く、5日の米8月雇用統計をピークに一連の米経済指標が注視されそうだ。まずは、今晩の米個人消費支出(PCE)物価指数の結果が関心を集めているほか、2日の米ISM製造業景況感指数や4日のADP雇用統計など重要指標の発表が相次ぐ。
     
     国内では、2日の自民党「両院議員総会」などが関心を集めている。自民党総裁選の前倒しの是非を巡る動きが注視されており、今後の展開次第で相場に大きな影響が出てくる可能性がある。

     足もとの相場は、半導体などAI関連株大手銀行など内需株を循環物色する動きが続いている。関心を集めたエヌビディア決算に関しては「期待値が高かっただけに物足りなさを指摘する見方もあるが、内容は良好だった」(アナリスト)とみられている。フジクラ<5803>、古河電気工業<5801>といった電線株は上昇基調を続けているほか、三井金属<5706>やJX金属<5016>といった非鉄株に物色の矛先は広がっており、なお関連株物色は続きそうだ。

     上記以外のスケジュールでは、海外では1日は米国がレイバーデー(労働者の日)で休場。3日に米7月JOLTS求人件数、ベージュブック(米地区連銀経済報告)、4日に米8月ISM非製造業景況指数が発表される。3日にセールスフォース・ドット・コム<CRM>、ダラー・ツリー<DLTR>、メーシーズ<M>、4日にブロードコム<AVGO>が決算発表を行う。

     国内では1日に4~6月期法人企業統計、2日に10年国債入札、4日に30年債入札、5日に7月毎月勤労統計調査、7月家計調査が発表される。1日に伊藤園<2593>、2日に内田洋行<8057>、4日に積水ハウス<1928>、5日にクミアイ化学工業<4996>、ロック・フィールド<2910>が決算発表を行う。来週の日経平均株価の予想レンジは4万2000~4万3400円前後。(岡里英幸)

    出所:MINKABU PRESS