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    2025年5月29日 22時56分

    セールスフォース、好決算も下落 インフォマティカ買収に関するリスクが指摘される=米国株個別

    (NY時間09:55)(日本時間22:55)
    セールスフォース<CRM> 259.65(-16.38 -5.93%)

     セールスフォース<CRM>が下落。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株利益は予想を下回った。重要な指標である進行中の残存履行義務は予想を上回っている。

     ガイダンスも公表し、予想を上回る第2四半期の売上高見通しを示したほか、通期の売上高および1株利益の見通しを上方修正した。なお、インフォマティカ<INFA>買収による26年度の見通しへの影響はないとしている。

     同社は、AIエージェント製品の業績寄与が本格化する兆しが見えて来たとしている。10月には自律型AIアシスタント「エージェントフォース」を投入し、顧客への幅広い導入を目指している。同製品の有料契約が4000件を超えたことを明らかにした。

     ただ、株価は冴えない反応。アナリストからはインフォマティカ買収に関する実行リスクが指摘されている。「同社の過去の多くの買収が統合されていないことから、取引リスクが生じると考えられる」と指摘。さらに、インフォマティカ買収により、同社が中核事業から注意をそらすリスクも無視できないという。今回の買収は、同社が拡大戦略に戻り、有機的なイノベーションではなく、買収に依存する危険性を示唆しているとも述べている。

    (2-4月・第1四半期)
    ・1株利益(調整後):2.58ドル(予想:2.74ドル)
    ・売上高:98.3億ドル 7.6%増(予想:97.5億ドル)
      サブスクリプション&サポート:93.0億ドル(予想:92.2億ドル)
      営業:21.3億ドル(予想:21.6億ドル)
      サービス:23.3億ドル(予想:23.5億ドル)
      プロフェッショナルサービス&その他:5.32億ドル 2.9%減(予想:5.30億ドル)
    ・営業利益:31.7億ドル(予想:31.8億ドル)
    ・営業利益率(調整後):32.3%(予想:32.6%)
    ・前受収益(期末):178.0億ドル(予想:176.5億ドル)
    ・残存履行義務:609億ドル(予想:599.2億ドル)
      進行中の残存履行義務:296億ドル(予想:290.5億ドル)
      非進行中の残存履行義務:313億ドル(予想:308億ドル)
    ・FCF:63.0億ドル(予想:58.9億ドル)

    (5-7月・第2四半期見通し)
    ・売上高:101.1~101.6億ドル(予想:100.2億ドル)
    ・1株利益(調整後):2.76~2.78ドル(予想:2.74ドル)

    (26年度通期見通し)
    ・売上高:410~413億ドル(従来:405~409億ドル)(予想:408.2億ドル)
    ・1株利益(調整後):11.27~11.33ドル(従来:11.09~11.17ドル)(予想:11.16ドル)
    ・営業利益率(調整後):34%を維持

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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