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    2025年4月1日 7時53分

    リバランスを狙ったスキャルピング中心のトレード

    大阪6月限ナイトセッション
    日経225先物 36020 +300 (+0.83%)
    TOPIX先物 2683.5 +22.5 (+0.84%)
    シカゴ日経平均先物 36045 +325
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     3月31日の米国市場はNYダウ S&P500が上昇した一方で、ナスダックは下落。トランプ米大統領が4月2日に相互関税の詳細を発表するほか、3日にはすべての輸入車に25%の関税を課す。トランプ政権の関税政策に伴う景況感の悪化に加えて、米物価上昇につながるとの懸念が高まり、売りが先行。NYダウの下落幅は一時400ドルを超えた。売り一巡後は月末・四半期末で機関投資家による資産配分を調整するための買いが観測されるなかで切り返し、ディフェンシブ株を中心に買われれる形で、NYダウの上げ幅は500ドルを超える場面もあった。

     NYダウ構成銘柄では、ウォルマート<WMT>、シャーウィン・ウィリアムズ<SHW>、ホーム・デポ<HD>、ビザ<V>、アップル<AAPL>、IBM<IBM>が堅調。半面、ボーイング<BA>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、エヌビディア<NVDA>、マイクロソフト<MSFT>、セールスフォース<CRM>が売られた。

     シカゴ日経平均先物(6月限)清算値は、大阪比325円高の3万6045円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは、日中比50円高の3万5770円で始まった。3万5560円~3万5760円辺りでの推移を続け、米国市場の取引開始後には3万5480円まで売られた。売り一巡後はショートカバーとみられる動きが優勢となりプラス圏を回復。終盤にかけて上げ幅を広げ3万6140円まで買われる場面もみられ、3万6020円でナイトセッションの取引を終えた。

     月末・四半期末の調整買いによりNYダウは4日ぶりに反発したが、トランプ政権の関税発動を控え、荒い値動きだった。日経225先物は、直近の急落に対する持ち高調整に伴うリバランスから自律反発が意識されるだろうが、重要イベントを前にポジションを傾けてくる動きは乏しそうだ。リバランスを狙った動きに対して、スキャルピング中心のトレードになろう。

     日経225先物はナイトセッションで一時3万5480円まで売られ、3月11日につけた3万5730円とのダブルボトム形成は期待しづらくなった。ただ、ボリンジャーバンドの-3σ(3万5360円)に接近した後に切り返しており、終値では-2σ(3万5960円)を上回って終えている。-2σ水準で底堅さがみられてくるようだと、前日の大幅な下げに対するリバランスが強まる可能性はあり、-1σ(3万6550円)が意識されてきそうだ。

     そのため、3万6000円を挟んだ攻防のなか、-3σと-1σにより、オプション権利行使価格の3万5500円から3万6500円と広めのレンジを想定する。-2σ水準での底固めとなれば、3万6000円~3万6500円での推移になりそうである。

     31日の米VIX指数は22.28(28日は21.65)に上昇し、一時24.80まで切り上がる場面もあった。28日の急伸で一気に突破した25日移動平均線(21.51)が支持線として機能する形状をみせており、一段の上昇が警戒されやすいだろう。トランプ関税発動後の動向に注目しておきたい。

     昨日のNT倍率は先物中心限月で13.42倍に低下した。指数インパクトの大きいファーストリテイリング<9983>[東証P] や東京エレクトロン<8035>[東証P]、アドバンテスト<6857>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]の4社で日経平均株価を500円超押し下げており、一時13.36倍まで下げる場面もあった。ただし、東証プライムの値下がり数が9割超となる全面安商状のなか、NTショートを巻き戻す動きも意識されたようだ。リバランスが入る可能性はあるものの、トランプ関税への警戒からNTショートに振れやすい需給状況だろう。

    株探ニュース