（NY時間10:28）（日本時間23:28）
アメリカン・パブリック・エデュケーション<APEI>　38.21（-0.46　-1.19%）

　軍や公共サービス分野向けに高等教育のアメリカン・パブリック・エデュケーション<APEI>が下落。米政府機関閉鎖の影響で、１０月の売上高が約９６０万ドル減少する見通しであると発表した。同社によると、１０月の正味講座登録数は、前年比で約３５％減少したと推定されるという。

　また、授業料支援を利用する予定だった学生のうち、約１万２７００件の講座登録が、１０月１１日に未払いにより取り消されたことも明らかにした。

　また、７－９月期（第３四半期）の見通しも示し、連結売上高はガイダンスレンジの上限を上回る見通しだとしている。アメリカン・パブリック・ユニバーシティ・システムの正味講座登録数についても、従来のガイダンス上限を上回る見込みだと述べた。

　第４四半期および通期に対する政府閉鎖の影響は、現時点では完全には把握できていないとし、その影響を軽減するための対応策を検討しているとしている。

【企業概要】
　米国で、主に軍人関係や公共サービスコミュニティの成人学習者を対象に、通信・通学による中等後教育サービスを提供する。教育分野は、経営学・健康科学・技術・教育等の伝統的な学問から国家安全保障・軍事研究等の公共サービスに焦点を当てた学問まで多岐にわたる。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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