（NY時間09:48）（日本時間22:48）
キューリグ<KDP>　28.48（+1.32　+4.86%）

　清涼飲料のキューリグ・ドクターペッパー<KDP>が上昇。取引開始前に７－９月期決算（第３四半期）を発表し、１株利益は予想範囲内だったものの、売上高は予想を上回った。また、通期の売上高見通しを１桁台後半に上方修正している。１株利益については１桁台後半の伸びを維持。

　同社は声明で「強力な製品革新と市場での実行力が、主要カテゴリーでのシェア拡大を後押しした。販売の勢いに加え、インフレ圧力に対処するための規律ある対応が、堅調な利益とフリーキャッシュフロー（ＦＣＦ）の成長に寄与した」と述べている。
　
（７－９月・第３四半期）
・１株利益（調整後）：0.54ドル（予想：0.54ドル）
・売上高：43.1億ドル（予想：41.5億ドル）
　　米国清涼飲料：27.4億ドル
　　米国コーヒー：9.91億ドル
　　海外：5.80億ドル
・販売数量／製品構成（為替一定ベース）：6.4％増（予想：0.6％増）
　　米国清涼飲料：11.2％増
　　米国コーヒー：4％減
　　海外：4％増
・価格改定効果（為替一定ベース）：4.2％増
　　米国清涼飲料：3.2％増
　　海外：6.1％増
・営業利益（調整後）：10.9億ドル

（通期見通し）
・１株利益：１桁後半の伸び
・売上高：１桁後半の伸び

【企業概要】
　米国・カナダ・メキシコ・カリブ海地域で、ノンアルコール飲料のブランド製品を製造・販売する。フレーバー飲料・水・お茶・コーヒー・ジュース等の幅広いホット・コールド飲料を提供する。シングルサーブ用ブリューイング製品も提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース