（NY時間10:09）（日本時間00:09）
コンデュエント<CNDT>　4.48（+0.06　+1.24%）

　経営管理のアウトソーシングを手掛けるコンデュエント<CNDT>が上昇。先週末引け後に買収の関心を受けて、身売りを検討していると伝わった。ロイター通信が関係者の話として伝えた。同社は複写機大手のゼロックスから２０１６年に分社化した企業。同社は、潜在的な買収者との交渉について、財務アドバイザーと協力しているという。交渉が成功すれば、数週間のうちに契約が締結される可能性もあると伝えている。

　２０１６年の分社化当時、同社に投資したアクティビスト（物言う株主）のアイカーン氏は、同社の取締役３席を獲得した。昨年、同社はアイカーン氏から同社株を買い戻した。今週１２日に第４四半期の決算を発表する予定。

【企業概要】
　米国内外の企業・政府向けに、デジタルビジネスソリューションとサービスを提供する。コンタクトセンターやカスタマーコミュニケーション等の顧客対応業務のほか、文書データ管理・経理・給与支払い、およびその他の事務処理・人事業務等を行う。また、米政府機関向けに、公的給付の管理も行う。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース